Description:
(abstract)ピロリ除菌治療の適応拡大により、胃潰瘍の患者数は、減少傾向にあるが、依然として罹患率が高いことが知られている。一般的な治療としては、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)であるアスピリンが使用されるが、長期にわたる継続的な投与や過剰摂取によって胃潰瘍が生じることも一つの要因である。この論文では、アスピリン誘発性胃潰瘍時に生じる過剰な活性酸素種に着目し、その活性酸素種を効率的に消去するために、抗酸化剤がアミノ結合を介して共有結合したブロック共重合体から成る抗酸化ナノ粒子を開発した。この抗酸化ナノ粒子を経口投与すると、アミノ基のプロトン化により粒子が崩壊し、負電荷を有する胃粘膜層と相互作用することで、胃粘膜層での滞留性が向上する。その効果により、胃潰瘍時に産生する活性酸素種を効率的に消去することができ、胃潰瘍の保護効果を高めることを報告しており、胃潰瘍治療用の経口投与型ナノ治療薬として期待される。
Rights:
Keyword: 抗酸化ナノ粒子
Date published: [2025年]
Publisher: Japan Society of Drug Delivery System
Journal:
Funding:
Manuscript type: Not a journal article
MDR DOI: https://doi.org/10.48505/nims.6471
First published URL: https://plaza.umin.ac.jp/~js-dds/wp-content/uploads/40-2.pdf
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Updated at: 2026-08-24 09:45:55 +0900
Published on MDR: 2026-08-24 12:27:05 +0900
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