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電子分光法における表面定量分析の標準化の歩み
MDR Open Deposited
AESやXPSに代表される表面電子分光法における定量化は, 1982年のVAMAS プロジェクト TWA-2 SCAの設立と1991年のISO TC201SCAの設立が2つの大きな転換点といえる。前者では,個々人の定量研究から国際共同研究を通して,定量の信頼性や正確性・遡及性が議論された。その発展として,ISOを通しての「定量化の標準化」がなされてきた。この定量化と標準化(の一断面)を, XPSとAESにおける「感度係数法」の進展を通して考えてみたい。この2つのプロジェクトがなければ「表面定量」はあっても「表面定量の標準化」は無かったであろう。
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表面定量分析における標準化の歩み_v3.pdf | 18.7 MB | MDR Open |
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