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物質・材料研究データの探しやすさ

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材料研究は物理学・化学・工学に基づいた応用寄りの学問であり、研究者のディスカバリーサービスに対する期待もその特徴を反映する。材料データは産業的応用との兼ね合いや知的財産的な事情により制限公開・制限共有であることが多く、データの即時入手ができなくてもその存在は発見でき次のステップに進めるようなワンストップのサービスが理想像である。また最近はデータ駆動型のアプローチが広まっており、このとき材料学特有のメタデータの取り扱いが課題になる。NIMSが材料データプラットフォームDICEを構築する際に共通メタデータをデザインしたが、研究者の興味対象になるメタデータほど標準化・共通化が難しいことがわかった。共通スキーマに含めきれないメタデータを収める方策は、Schema.orgを拡張したフォーマットによるファイル管理を含め検討が続いており、学際的なつながりを志向する機関・サービスと各専門家・専門機関との連携が重要になる。

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First published at
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Date published
  • 06/11/2020
Rights statement
Licensed Date
  • 06/11/2020
Manuscript type
  • Version of record (Published version)
Event
  • Title
    図書館総合展NIIフォーラム「CiNii, 研究データに出会う。」
    Location
    Online
    Start date
    06/11/2020
    End date
    06/11/2020
Language
Last modified
  • 01/07/2021
Other Date
  • Date
    06/11/2020

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