論文 焼成(脱脂・焼結)

大熊 学 SAMURAI ORCID (構造材料研究センター/材料創製分野/セラミックス基複合材料グループ, 物質・材料研究機構)

コレクション

引用
大熊 学. 焼成(脱脂・焼結). 粉体技術. , 17 (5), .

説明:

(abstract)

セラミックスは、陶器やレンガ、さらには電子部品など、私たちの身の回りにある材料です。これらは、鉱物を粉にして高温で固めたものです。たとえば、陶器を作るための粘土もセラミックスの一種です。セラミックスの作り方は、まず原料となる鉱物や化学的に作られた粉末を細かく砕き、水や添加剤と混ぜて形を整えます。成形されたものは「成形体」と呼ばれ、これを非常に高い温度(通常1000℃以上)で焼き固めます。この高温での焼く工程を「焼成」といいます。焼成はセラミックスに限らず、金属材料にも用いられる技術です。特に、複雑な形状や特定の物性を必要とする部品の製造においては、欠かせないプロセスです。
本稿では、セラミックスや金属部材の製造における根幹的な工程である焼成プロセス、特に「脱脂」と「焼結」について、詳しく説明する。

権利情報:

キーワード: 焼成

刊行年月日: [2025年5月]

出版者: 一般社団法人 日本粉体工業技術協会

掲載誌:

  • 粉体技術 (ISSN: 18833292) vol. 17 issue. 5

研究助成金:

原稿種別: 出版者版 (Version of record)

MDR DOI:

公開URL: https://appie.or.jp/wp-content/uploads/2025/04/2025_05mokuji.pdf

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連絡先:

更新時刻: 2025-05-15 14:20:14 +0900

MDRでの公開時刻: 2025-05-15 16:23:12 +0900

ファイル名 サイズ
ファイル名 「粉体技術」現場で使える粉体入門講座_焼成脱脂.pdf (サムネイル)
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サイズ 1.75MB 詳細