近藤 創介
(東北大学金属材料研究所)
;
且井 宏和
(産業技術総合研究所)
;
下田 一哉
(構造材料研究センター/材料創製分野/セラミックス基複合材料グループ, 物質・材料研究機構
)
Alternative title: Development of Corrosion-Resistant Coating Technology for Ceramic-Based Nuclear Reactors
Description:
(abstract)2011 年の福島第一原子力発電所事故では,全交流電源喪失および最終ヒートシンクの喪失が致命的となり,ジルコニウム合金製被覆管と水との酸化発熱反応が,さらなる燃料温度の急上昇を誘引し,炉心損傷を引き起こしたと考えられている。廃炉作業は現在も続いており,それらがうまく進んだとしても広範囲に拡散した放射性物質が社会に与えた影響の深刻さは言うまでもない。このことから,事故時にも炉心溶融を免れるような耐熱セラミックス材料で軽水炉の炉心構造体を構成することや,より抜本的に安全対策がなされた先進原子炉に適用可能なセラミックス材料の開発が待たれる。近年,炭化ケイ素(SiC)複合材(SiC/SiC)は,高温で強度が低下しないことや水蒸気と反応しにくいこと等から事故耐性燃料構造体をはじめとした炉心周りの構造材料として注目され,長期的に照射による材料特性変化が調査されている。その中で防食技術は必須と考えられており,本稿では材料がおかれる環境についてはじめに概説し,始まったばかりではあるが現在我々が取り組んでいる被覆技術の開発状況について紹介させていただこうと思う。
Rights:
Keyword: SiC/SiC, CVD, NUclear Materials, Ceramics, Corrosion
Date published: 2023-12-01
Publisher: 表面技術協会
Journal:
Funding:
Manuscript type: Publisher's version (Version of record)
MDR DOI:
First published URL: https://doi.org/10.4139/sfj.74.666
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Updated at: 2024-12-01 16:30:23 +0900
Published on MDR: 2024-12-01 16:30:24 +0900
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74_666.pdf
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