Shuntaro Uenuma
;
Di Liu
;
Cong Liu
;
Shota Ando
;
Hideaki Yokoyama
;
Kohzo Ito
説明:
(abstract) ナノシート微粒子のほとんどは無機物から構成されるので環境負荷が大きい。著者らは近年、天然糖であるシクロデキストリンから成るナノシート微粒である擬ポリロタキサンナノシート(PPRNS)の作成を発表した。しかしながらこのナノシート微粒子は超分子集合体であるがゆえに不安定であった。本論文ではPPRNSの安定化を実現し材料応用として使用可能なナノシート微粒子の作成に成功したことを発表する。応用のデモンストレーションとして、ポリマーブラシコーティング応用への可能性を示した。
以下に概要を述べる。PPRNSの末端をキャッピングすると、室温の水に対して完全に安定となる(超分子材料は一般に不安定であるため耐水が難しいとされる)。コーティング層を水に浸すと無限希釈条件に晒されるが、PPRNSは無限希釈されても安定なのでPPRNSコーティング層を維持できる。PPRNSは水中でPEOブラシ層を有するので、防汚性を発現する。三浦海岸沖の微生物抽出海水中での生分解性試験では、PPRNS中のbCyDが生分解し、軸(Pluronic)は生分解しないことが分かった。ポリエーテルは生分解性しにくいが毒性が低いので、PPRNSは従来の無機ナノシート微粒子と比べて低環境負荷なナノシート微粒子である。
権利情報:
キーワード: 超分子, ナノシート, コロイド, コーティング, 生分解
刊行年月日: 2024-12-30
出版者: American Chemical Society (ACS)
掲載誌:
研究助成金:
原稿種別: 出版者版 (Version of record)
MDR DOI:
公開URL: https://doi.org/10.1021/acssuschemeng.4c06972
関連資料:
その他の識別子:
連絡先:
更新時刻: 2026-05-28 15:19:02 +0900
MDRでの公開時刻: 2026-05-28 16:40:47 +0900
| ファイル名 | サイズ | |||
|---|---|---|---|---|
| ファイル名 |
Uenuma et al. - 2024 - Environmentally Friendly Supramolecular Nanosheet Particles for Surface Coating.pdf
(サムネイル)
application/pdf |
サイズ | 5.99MB | 詳細 |
| ファイル名 |
Uenuma et al. - 2024 - SI_Environmentally Friendly Supramolecular Nanosheet Particles for Surface Coating.pdf
application/pdf |
サイズ | 612KB | 詳細 |