大西 剛
(National Institute for Materials Science)
説明:
(abstract)電解液をセラミックの固体電解質に置き換えた全固体電池は、現在広く使われているリチウムイオン電池と比べ高い信頼性が期待されている。硫化物系の固体電解質を用いた全固体電池は、現行のリチウムイオン電池と同等、もしくはそれ以上のエネルギー密度、出力密度が見通せる程に研究開発が進んでいる。そこで、取扱が容易でより安全な酸化物固体電解質からなる全固体電池に期待が高まっているが、現時点では一部の薄膜型電池を除いて実用的な電池性能にはほど遠い状況にある。本稿では、酸化物型全固体電池で特に重要となる“界面”をキーワードに、薄膜電池の作製においても重要な薄膜技術を駆使した問題解決の取り組みを、現場の研究者の目線で紹介する。
権利情報:
キーワード: Battery
刊行年月日: 2019-06-01
出版者: The Japan Institute of Metals and Materials
掲載誌:
研究助成金:
原稿種別: 出版者版 (Version of record)
MDR DOI:
公開URL: https://doi.org/10.2320/materia.58.311
関連資料:
その他の識別子:
連絡先:
更新時刻: 2024-12-27 16:30:39 +0900
MDRでの公開時刻: 2024-12-27 16:30:39 +0900
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ファイル名 |
58_311.pdf
(サムネイル)
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サイズ | 3.63MB | 詳細 |