Journal article 磁性流体の物理と化学
間宮 広明 (author) (Search by this author)
ORCID https://orcid.org/0000-0002-7840-3008
磁性・スピントロニクス材料研究センター/グリーン磁性材料グループ, 物質・材料研究機構
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Citation
間宮 広明. 磁性流体の物理と化学. フルードパワーシステム. , 56 (3), 93-95. https://doi.org/10.14888/jjfpss.56.3_93

Alternative title: Physics and Chemistry of Magnetic Fluids

Description:

(abstract)

磁性流体は,文字通り磁石に吸い寄せられる液体である.無重力での燃料輸送のために1960年代にNASAのPapellらがバルクの強磁性酸化鉄を粉砕して作製した磁性懸濁液に始まり,同時期に東北大学の下飯坂が化学的に合成した微小な強磁性酸化鉄ナノ粒子をコロイド溶液として安定に分散させたことで,実用材料として広く認知されるようになった[2].磁石に引き寄せられる液体という意味では,現在までに,ナノ粒子を含まない均一な組成の磁性イオン液体なども発見されているが,磁場応答性の大きさなどの点から実際に使われてきたのはナノ粒子と適切な溶媒の複合材料であるコロイド溶液である.その用途は,本特集号で様々な専門家が寄稿しているように多岐にわたっているが,特筆すべき点として液体磁石という他にはない性質から,流体を使う機器を新たに設計する際にはその利用が一度は検討されることにある.言い換えれば,特異性ゆえに非専門家の目にとまる材料ということである.そこで本稿では,そうした際の理解の一助となることを願い,磁性流体の基礎となる物理と化学について簡単に概説する.

Rights:

Keyword: 磁性流体, 磁性微粒子, サイズ効果

Date published:

Publisher: 一般社団法人 日本フルードパワーシステム学会

Journal:

  • フルードパワーシステム (ISSN: 27588084) vol. 56 issue. 3 p. 93-95

Funding:

Manuscript type: Author's version (Submitted manuscript)

MDR DOI: https://doi.org/10.48505/nims.6371

First published URL: https://doi.org/10.14888/jjfpss.56.3_93

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Updated at: 2026-06-26 14:14:24 +0900

Published on MDR: 2026-06-26 16:28:56 +0900

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