報告書 たった数個の有機分子が情報を記憶・計算して血糖値変化を高精度予測

土屋 敬志 SAMURAI ORCID (ナノアーキテクトニクス材料研究センター/量子材料分野/ニューロモルフィックデバイスグループ, 物質・材料研究機構) ; 西岡 大貴 SAMURAI ORCID (若手国際研究センター, 物質・材料研究機構) ; 新ヶ谷 義隆 SAMURAI ORCID (ナノアーキテクトニクス材料研究センター/量子材料分野/ニューロモルフィックデバイスグループ, 物質・材料研究機構) ; 寺部 一弥 SAMURAI ORCID (ナノアーキテクトニクス材料研究センター/量子材料分野/イオニクスデバイスグループ, 物質・材料研究機構)

コレクション

引用
土屋 敬志, 西岡 大貴, 新ヶ谷 義隆, 寺部 一弥. たった数個の有機分子が情報を記憶・計算して血糖値変化を高精度予測. https://doi.org/10.48505/nims.5242

説明:

(abstract)

深層学習や生成A I(人工知能)といった先端的な機械学習が私たちの生活を大きく変容させている.その一方で,機械学習によって消費される電力やクラウドとの通信量は指数関数的に増加しており,深刻な社会問題となっている.従来型コンピュータを基盤とするシステムでは解決が困難であり,全く異なる方式に基づく低消費電力で高精度な計算が可能,かつ小型で集積性に優れたA Iデバイスの開発が必要である.これらを背景として,最近「物理リザバー」と呼ばれる材料・デバイスが入力に対して示す物理現象(非線形応答)を計算資源として利用する高効率な脳型情報処理、物理リザバーコンピューティング(PRC)が注目されている.このPRCの実現のため,アナログ回路,光学素子,ナノワイヤネットワークなど多種多様な材料・デバイスの研究開発が進んでいるものの,所望の性質を示す物理リザバーのサイズが大きいことが問題であり,集積性に優れる小型AIデバイスの実現に向けて、微小な物理リザバーの開発が期待されていた.最近われわれは,たった数個の有機分子の分子振動を利用するPRCを世界に先駆けて実証した.本稿ではこの仕組み,およびいくつかのベンチマーク試験の結果について概説する.

権利情報:

キーワード: physical reservoir computing, neuromorphic computing, surface enhanced Raman scattering

刊行年月日: [2024年12月]

出版者: 公益社団法人 自動車技術会

掲載誌:

  • 自動車技術 (ISSN: 03857298) vol. 78 issue. 12 p. 118-120

研究助成金:

原稿種別: 著者最終稿 (Accepted manuscript)

MDR DOI: https://doi.org/10.48505/nims.5242

公開URL: https://tech.jsae.or.jp/paperinfo/ja/content/jk202412.20/

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連絡先:

更新時刻: 2025-01-07 16:30:36 +0900

MDRでの公開時刻: 2025-01-07 16:30:36 +0900

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ファイル名 自動車技術会誌_単分子リザバー_土屋敬志.docx (サムネイル)
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