Masao Morishita
説明:
(abstract)18世紀ワットの蒸気機関の発明によって産業革命が起こり,最大のエネルギー効率はいくらか,熱の科学が始まった.19世紀,カルノーは,エネルギー源として投入した熱を全て気体の体積仕事に変換する,すなわち,エネルギー効率を最大にするための機関を提案した.クラウジウスは,カルノーの機関に基づき,永久機関はないこと,絶対零度には到達できないことを証明した.20世紀,現実世界における不可逆過程の熱力学の基礎理論が構築された.21世紀,地球温暖化対策に迫られ,エネルギー効率の理想像が追求されている.GXを達成するためには,個々の機構の熱と仕事との関係を定量化する必要がある.物質の形態変化や反応に伴う熱を測定するための最も基本的な実験が熱分析である.本稿では,研究室のありあわせの器材で熱分析装置を自作する方法)に始まり,エントロピーなどの熱力学諸量を精密決定する方法に至るまで簡潔に紹介した.
権利情報:
© 2025 公益社団法人 日本金属学会
キーワード: differential thermal analysis, differential thermal calorimetry, relaxation calorimetry, Endo and exothermic reactions, heat capacity, entropy, enthalpy
刊行年月日: 2025-04-01
出版者: Japan Institute of Metals
掲載誌:
研究助成金:
原稿種別: 出版者版 (Version of record)
MDR DOI:
公開URL: https://doi.org/10.2320/materia.64.250
関連資料:
その他の識別子:
連絡先:
更新時刻: 2025-04-02 14:23:14 +0900
MDRでの公開時刻: 2026-04-01 08:23:52 +0900
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250401 まてりあ 熱分析.pdf
(サムネイル)
application/pdf |
サイズ | 9.68MB | 詳細 |