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[無機材研ニュース第118号](https://mdr.nims.go.jp/datasets/b2d73fa9-3c4e-4ad5-8576-14144b19520d)

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無機材研ニュース第118号七〇一．ゼEoo一一〇E蜆Eo一垣o］1oo－o0＝あ○蜆oo一］o－Eo一垣oO］’oo’0E0工oooωo〇一10－〇一ω○血眈Eo．但≧里三…ω…Z－o○眈］○工←． 、18 平 年1菱面体品窒化ほう素1．序菱面体晶窒化ほう素（γBN）は準安定相で、物質研究の対象にはならなかった。我々は、むBN合成原料として、また層状物質の物性研究上からこの物質に興味を抱き、その合成法の確立と、性質の解明に取組んできた。ここでは、初めて開発した合成法について紹介する。　窒化ほう素（BN）は炭素に良く似た多形をもつ。高圧下で安定なものはダイヤモンドのような四面体結合による化合物で、6BN（立方晶）とωBN（ウルツ鉱型）の二種類が知られている。これに対し常圧型は黒鉛と並んで構造が最も単純な層状物質であり、これにはBN網面の層が二層周期で積み重なったんBN（六方晶）と、ここで取上げる三層周期のγBN（菱面体晶）とが知られている。●：昌　○：N一一単位格子A　　TT1「1i　　illi：！1□！．！i1l∵1ゾ1　　い、1≡lll■llAi11｝11；A　　　　一一、一　　　’11」1hBN　　　｛c63／㎜o〕○く岨岨6⊥（1BN）の合成　第6研究グループ主任研究官　佐藤　忠夫　ところで、常圧型BNは通常乃BNとして得られ、よく知られているのに対し、7BNは初めHξrold（1〕によりゐBNに混在した状態で見出されて以来、菱面体晶黒鉛の場合と同様、純粋なものが得られず、性質に関する報告もない。しかし、結晶構造から推測されるγBNの層面内結合の性質および弱い層問結合力はゐBNと同様であることから、潤滑性があり、透明で絶縁性、耐食性、分解温度、熱伝導度が高いなど、乃BNの素材としての優れた性質はγBNにも共通と考えられる。　他方、積層様式の違いは興味深い。図1のように、畑Nの積層様式は網面を構成する原子と原子、穴と穴が重なる。これに対してγBNでは、黒鉛と同じように、穴の上下に原子が位置する。更に、γBNと1ハ1j：〃i＼川　　111へ＼llμ　、■’il、　〕il㌧○くo61A ¶　　　　一1　■ ！ 1 1 1■ 111 ■ ll ■11：I■ ll 一 II ■ 一 1■ 1■1 一 l　l1≡ 1i；li：■　1■ill■一■ ■一1 ■’’一　一一A○くo，o⊥　　　　rBN　　　｛R3・・〕図1　層状BNおよび黒鉛の結晶構造黒鉛　に・ノ㎜引（！）εBN、棚NとωBNの結晶構造を比較すると、層の積み重なり方が同じである。すなわち、γBNの構造は層闘距離を縮めて上下のBN原子閻に結合を形成することにより6BNに、岡様に棚NはωBNに変換される関係にある。　このためγBNは、まだ得られていないBN層闘化合物の合成や、格子振動、発光など憎間にまたがる性質の多彩間比較による研究への買献が期祷され、また、晶癖、電気物性、粉体プロセスなどにおけるγBN結晶の極性に関わる問題も興味深い。ところで、ダイヤモンドに次いで硬度熱伝導度が高く、鉄に対してはダイヤモンドに優る研磨研削材であり、電子材料としても期待されているoBNは、現在、萬温高圧下で畑Nに触媒を作用させて合成されている。先に我々は、微量ではあるがwhiskerとして、初めて純粋なγBNを得、これを衝撃加圧することにより7BN→6BNの痩接転移を実証した｛州。6BNの新しい合成法としてこれを実用化するためにもγBNの合成法の確立が懸案であった。2．γBN合成の方針　Dani1enko等ω、葛葉等㈹のBNの層闘エネルギーの計算によれば、結合エネルギー約玉．9Kca1／mは劃こファンデルワールスカであり、静竃結合力の寄与分により、棚Nが安定穐、畑Nは準安定稲と考えられる。従って、γBNの生成には、熱力学的安定関係ではなく、生成機構を支配する要因を考えねぱならない。その要因を明らかにし、7BN合成の手掛りを得るために、プBNの生成が報告された二つの系について詳しく調べた。（1）脆rold等ωはほう酸またはほう砂とシアン化カリとの反応生成物の中に免BNと共にγBNを発見した。（2）我々は酸化ほう索の蒸気をシアン化水索で選元してwhiskerを得たω。　（1）B20豊（液相）十2KCN→2BN＋2CO＋K．O　（2）B．O。（気相）十2BCN→2BN＋2CO＋H。　両系には共にCN化含物が還元剤として用いられていることが分る。我々はこれが過剰のときγBNを生成することを見い出した。さらにこの結果に基ずきγBNの生成はCN■、広くは一価の陰イオンの触媒作用（後述）によるものと考え、これを実証した㈹。一方、棚Nの合成は通常ほう素酸化物を有機窒素化合物で還元することで行われるが、800℃以下では非晶質（乱層構造）であり、これを高温にカ邊熱すると畑N化し、酸化物はこれを促進することが知られている。以上のことから、γBN合成の方針を以下のようにたてた。（1）葬酸化物を原料とする（2）原料は一欄の陰イオンを含む（3）反応はなるべく低温で行う。これにより柵Nの生成を避け、反応初期から陰イオンを働かせることができる。3．γBNの合成実駿缶・ηほう水索化ナトリウムNaBH。と塩化アンモニウNH。αの1：！．1（モル）混合物をBN焼緒体のるつぼに入れ窒索気流申で加熱保持し、室温まで放冷した後、水洗して食塩を除去した。この反応は食塩の存在下での脱水索重合反応に帰される。　　　NaBH。十N民α→BN＋NaC1令4H呈　図2に反応温度と生成物との関係をX線回折図で示した。70ぴCで既にゐBN、γBNの生成が見られ、800℃を越えるとγBNの圓折ピークが急に成長するが、更に高温では次第に結晶性が低下し、MCO℃以上では童に非晶質が得られる。より萬温で反応させ緒晶化速度および結晶牲を高めるために、反応途申でシアン化カリを添加し再加熱した。最終的な合成過程を示す。　得られた試料は白色粉末状であり、分析精度内で100％BNであって、図3のX線回折図によれば、γBNを主成分とし鑑かに乃BNを含む。結晶子の大きさはO．5ミクロン程度であり、棚Nが薄板状であるのに対し、厚みを有し反射双晶のような特徴的な晶癬を持つ（図4）。ラマン濁定の結果は、面内振動に帰されるものが免BNと同波数の137C㎝一に、また棚Nでは不活性な面外振動に帰される幅広な線が800cm1lに観測された。4．7BNの生成機構㈹γBNの生成機構に対する我々の説明は以下のようなものである。図1のγBNhB齪　1010r　rrB煎　101］一　　　　　　1500℃　　　　　　1000℃　　　　　　9王O．C　　　　　　810℃　1　　　790℃rBN　OO03，hB醐　OO02　　　　　690oC．r・洲1012　　I　　　　　　　　　　　　　　l　　1　　…　　；　　；　　　　　　　　l　　l　　　　　　　rBN　OO06．　　1　　　　　h］ヨN　OO04　　　30　　　　　40　　　　　　50　　　　　　　　　　　　2θ　（o，　CuKα）図2　NaB民とNH。αとから得られたBN生成物　　　の相と合成温度との関係　　　（水洗後のX線回折図）（2）Kβ、OO03（慌）10〒110『2OO06　10可4　110〒511ラO1r…320　　　　　40　　　　　60　　　　　80　　　　　　　　　2θ　　　　　（。、CuK皿）図3　NaBH。とNH．Clとから得られる粗成7BNに　　　KCNを添加して、1040℃で結晶化し、2100℃　　　で安定化して得たγBNのX線回折図図4　γBN粉末の走査型電子顕微鏡写真○・18Nの構造において、任意の網面の穴の上にはN原子が、B原子の上にはN原子が必ず重なる。すなわち、γBNは三層周期ではあるが、その結晶成長にあたっては最外層と新たに積み重なる層との問の配位関係のみで構造が定まる。一価の陰イオンは成長しっつあるBN結晶子の最外層の上に附着したBN層片のB原子に付加する。これにともない結合角が平面から4面体的に変化し、N原子の孤立電子対が下方に突き出す。その反発を避けて、層片はN原子が下層の網面の穴の上に来るような配位をとる。こうして核が出来るとそれに支配されて層が拡がっていくというものである。　この機構により上記の実験結果は次のように説明される。NaCl（m，p．80ぴC）が融解した時点からCl■イオンは効果を示し始める。B－C1結合は弱く温度が上がると急速に活性を失う。CN■はより強力でユ00ぴC以上でも効果を示し、また、還元作用により、不純物酸素による免BN化を抑制するものと考えられる。また、この機構によれば成長は層面の両方向で可能であるため、中心層を境に極性が反転した双晶を形成することが予想されるが、図4の写真はこれを示しているものと考えられる。5．まとめ　合成法の確立を機に、γBNが研究対象とし取り上げられることを期待したい。特に黒鉛において、菱面体晶黒鉛の合成法が無いことを考えると、層状物質の研究上の意義あるものと考える。　合成面ではシアン化物の取扱等に注意を要するため、より簡便な合成法の開発が今後の課題であろう。参考文献（1）A．Hξrold，B．Marzluf　and　P．Pεrio，Compt．　　Rend．246．1866（1958）．（2）T．Ishii，丁一Sato　and　Y．Sekikawa　J．Cryst．　　Growth，52，285（1981）．（3）T．Sato，丁一Ishii　and　N，Setaka　J．Am．　　Ceramic．，Soc．，65，C162（1982）．（4）V．M．Danilenko，A．V．Kurdyumov　and　A．V．　　Meike　Sov．Phys．Crys1a1工ogr．，26，191（1981）、（5）T．Kuzuba，T．Sato，T．Ishii　and　T．Arai，　　Phys．Rev．，B32．1230（ユ985）．（6）T．Sato，Proc．Japan　Acad．，61，Ser．B459　　（ユ985）．（7）佐藤忠夫他　特許出願　59－190967図5　成長しつつあるBN結晶上に落着こうとする　　　BN層片のモデル、B原子に塩素が附加した　　　状態。（3）研究発表会　オクトチタン酸塩に関する研究　オクトチタン酸塩はホランダイト（BaMn宮O1。）型構造を有するチタン酸アルカリ金属化合物の一種で鉱物名プリデライトに因んでいる。山次元トンネル構造が特徴でその枠組はTiO。八繭体が稜共有した2個一組の連鎖でつくられている。Ti席はTiよりも低原子価のB元索（Al，Fe，Ga，Cr，Mg，Ni，Znなど）で一部が置換されており、その電荷調整のためにA元素（K，Pb，Cs，Baなど）がトンネル申に配位する。このトンネル中にK＋が占有する場合はK＋が易動性に富み非常に高いイオン伝導度を示す。］次元パス機構によるイオン導電体である。このイオン伝導機構の解明を昌指してトンネル枠組サイズを制御するために種々B元素でTi席を置換した単結晶を合成し、得られた結晶の構造解析とNMR測定などから伝導イオンのトンネル内の挙動を関らかにし、伝導度の濁定と合せて総合的に伝導機構を検討した。現状では8元索がMgで最もトンネル枠縫サイズを大きくしたKl．。Mg。．f．Ti。．呈。O1。組成で高純度単結晶が最高のaCイオン伝導度を示し、β一アルミナよりも高い値を示す。　オクトチタン酸塩研究の過程でこれと同様な一次元構造でトンネルロ径の更に大きい新物質ガロチタノガリウム酸塩A、〔Ga呂Ga国州Ti王6一、O。。〕（A竈K，Rb，Cs，xく2）単結晶がが合成され、オクトチタン酸塩の研究基盤の上で材料特性を解明し、そのaCイオン伝導度はオクトチタン酸塩よりも1ケタ大きい37GBz、室温で6．0S・㎝■1を得た。これは世界最高の値である。圏体電解質としての今後の研究が期待される。　その他、一次元トンネル構造材料は多機能性材料であり、耐熱性、低熱伝導性、触媒・担体性などについても研究し、それら特性を関らかにした。　また、本研究進展の原動力となった関連物質の研究にっいては対象となったそれぞれの材料について一応の成果が得られており、今後これらの材料についても成果の活用が期待される。　ダイヤモンドに関する研究　ダイヤモンドは材料として広い分野で利用される可能性をもった物質である。爵的とする用途に対応できる合成法、また基礎研究に必要な、制御性、再現性の高い合成法と生成物の評価を中心に研究を行なってきた。　気槻合成法については、生成物の評価法にっいて検討し、合成条件が生成する多結晶膜あるいは粒状結晶の構造、組織、性質にあたえる影響にっいてし発表要旨らべた。この結果、気相法によって天然のI互型に匹敵する良質の単結晶が禽成し得ることが示された。また、緒晶性の高い針状晶（ウィスカー）が生成する領域が屍出された。　静約高圧法による単緒晶合成の研究の成果の一つは、従来は困難であったaSgrOWnの成長模様の観察を行なうことができたことである。この観察結果は対象となった緒晶の成長過程の鱗析のみでなく、今後、結晶の観察結果の解釈をする上でも重要な役割を演じるものと考えられる。　焼結体は切削工具あるいは線弓1きダイスとして実用化され、またセラミックス材料の切削材として期特されている重要な材料である。原料混舎プロセスの改良、焼結助剤の選択、より高い圧力・温度条件での処瑚こよって従来より金属含有量がはるかに低く、耐磨耗性、耐熱1窒に優れた焼結体の合成が可能となり、また、焼結体の性能を支配する要因が明らかとなった。　動約高圧法の研究では、一段式衝撃圧縮装置によって種々の炭素を含む原料に2ト30GPaの比較約燭い衝撃圧力を加え、原料、条件によって六方晶ダイヤそンド、カルビンの生成が確認された。低圧安定型の窒化磯素g・BMこっいては結晶性、加圧法が高圧相への変換に及ぼす影響をしらべ、原料の縞晶性の高いほうがW・BNへの変換率が高い傾向が屍られた。また、原料の初期カロ熱は生成物に影響をあたえることが示された。　炭化タンタルに関す・る研究　本研究グループは、TaCをはじめとするVa族炭化物およぴ関連高融点化合物について、単結晶育成、バルク物性、表面物性、イオンと表面との穐互作用、電界電子放射特性に関する研究を行った。　炭化タンタルはωOO℃近い融点をもつため単結晶育成は容易ではないが、本研究ではゾーンレベリング・フローティングゾーン法を採用して組成制御および良質単緒晶の育成を可能にした。単緒晶育成時の蒸発現象を解析することにより蒸発の抑制および纏成制御1こ関して奮益な情報を得た。さらには、フローティングゾーン法を固相分解化合物へも適用できることを実証した。輸送現象の研究では、炭素原子空孔による電子敬舌Lに着員して、電気抵抗、超電導転移温度の組成依存性を調べた。炭素原子空孔の導入は、電子の散乱原因となるばかりでなく、フェルミエネルギーを増やし、電子一フォノン相互作周を小さくすること等が分った。高分解能電子エネルギー損失分光装蟹を用いて、TaC（且OO〕面について微（4）視的光学表面フォノンをはじめて観測することに成功した。炭イヒ物の表面フォノンの分敵関係を渕定・解析して表繭フォノン分光法という新分野を開拓した。低速イオン（ユCeV～！0keV）とTaCなどの固体表繭との相互作用研究の結栗、He・イオンの固体表面での申憧化は主にオージェ過程によりおこり、散舌レオンの刺こは申性化された後に再びイオン化される過程の存在することを箆出し、そのメカニズムを解明した。炭イと物エミッターの研究では、NbC＜nO〉フィールドエミッターがチップの表面処理により再現性良く放射電流の安定化をおこすことを屍いだした。表面処理NbC〈uO〉フィールドエミッターは、通常の超高真空下で約mμAの実用電流を安定（短時問電流雑音±O．1％、ドリフト0．1％／h）に放射することができる。酸化ニッケルに関する研究　酸化ニッケル（Ni○）をはじめとする鉄属遷移金属酸イと物の化学結禽に関する研究を物理的手法及び化学的手法を周いて行なった。前者の季法としては、光電子分光法及び陽電子消滅法が、後者の手法としては、鉄属遷移金属駿化物と希土類元素酸化物との間の圃楯反応により生成する複合酸化物の結晶構造の解板法が採用された。　酸イヒニッケルは、一電子近似による単純なバンド理論によれば金属的伝導性をもつものと考えられるが、現実には絶縁体である。N．F．Mottは、d一電子聞の欄関の重要性を考慮したモデルを提出し、以来NiOは、Mott　insuiatorの典型例として知られてきた。我々は主として光電子分光法により得られた実験結果に対する新しい解釈鶯クラスターモデル鶯を提出した。このモデルは当然他の化合物にも適用が試みられ、現在までにMS，CoO，MnOその他の系の化合物にもより臼然にあてはめられることがわかりつつある。最近、注團されているCuを含む高温超伝導体化禽物にももちろん適周可能である。陽電子消減法により、NiOの化学結含状態には、かなりの共有性があること、またいわゆる［4：1コ欠陥と雷われている欠陥構造が、馴こ報告したCoOと同様に、存在することが実験的にあきらかにされた。鉄属遷移金属酸化物（M．O。，M’O）と希土類元素酸化物（R呈○纈）との閻に生成される複合酸化物に関する研究から、（RMOヨ）、（MlO）。（n及びmは整数である。）と記述される］群の層状構造をもつ化合物及びスピネル型イと禽物が含成された。これらの結桑から化禽物を構成する陽イオンと複合酸化物の結晶構造との関係が実験的にあきらかにされ、CaFe．O。、K里NiF。、Yb亙e．O坤、及びスピネル型とに大略、分類されうることがわかった。第1回ヨーロッパセラミック学会議に出席して第4研究グループ総合研究官　堀内　繁雄　ユ989隼6月19濱から23日にかけてオランダのMaastric舳こて第！回European　Ceramic　SccietyConference（ECerS）が開催された。参加者は約1，O00人、講湊数は約500件であった。臼本からは10余名が参加した。ヨーロッパにはこれまでに各国別のセラミック学会の会合、あるいは、Science　ofCeramicsユ5などの学会議があったが、今回はそれらを統合する形で1ヨーロッパセラミック学会議としたものである。これは1992隼のEC統禽を念頚においてのことと推察される。　本学会議は大別して5つのセッションから構成された。1）traditional　ceramics，2）engineeτingceranlics，　3）　electronic　　ceran］ics，　4）　biocer－amics，5）superconducting　ceramics。これらが！日1セッションの割で行なわれた。朝9時より45分聞の基調講演で始まり、続いて5～ユO伴のoraipaper、さらに午後にposter　paperが発表された。engineering　CeramiCSのセッションのように演題数の多いセッションでは、午後にもoralの発表がなされた。このようにparaue王セッション形式ではなかったので、全日数は多くなってしまったが、オーバーラップのために聴きたい講演を逃がすという心配は無かった。　筆者は超電導のセッションで“The　CrySta1Str㏄一ture　ofhigh－Tc　Bi－based　superconductors”の演題で基調講演を行った。ヨーロッパにおける高温超電導材料の研究は、本会議にもその傾向が屍られたように、Y系酸化物が主な対象である。最近では薄膜作成条件とその性質との関係の解卿こ重点がおかれている。　本会議のキャッチフレーズは“αay－based　mate－riaisからadvancedmateriaisまで”ということであり、総花的すぎる感は否めないが、発表件数も多く、この点では初期の蟹的を一応達成したように忍える。個人的な感想としては、engineeringCeramiCSのセッションの基礎研究に興味深いものが多くあり、高温強度材料としてのセラミックスヘの強い期待と、自動牽エンジンなどへの実用化の動きがさらに確実（5）なものになっているという印象を受けた。　会場はマーストリヒト市の郊外にあるMaastri－cht　Exhibition＆Congress　Center（MECC）であり、大講堂の他に中小の多数の会場を有する。また、500人以上の会食（昼食およびコーヒブレイク）を可能にする大ホールが2つあり、中央は会食用に、その周辺部はポスター展示および商業展示に用いられた。　ポスターでは多くのものが見ごたえがあった。またその製作に充分な労力をかけていることが窺えた。持ち帰って応接室の壁にかければ、来客時の説明に直ちに使用できるようなものであった。これは恐らく、それぞれの研究所に専門家がいて腕をふるって製作したものであろう。　また、商業展示も興味深かった。約50社（日本からは宇部興産、神戸製鋼、東ソーの3社）が、各々30～50㎡のスペースに最新のセラミック製品、原料、熱処理炉、関運資料などを展示した。セラミックスの最近の加工技術には目をみはるものがあるが、特に、O．！㎜φ×500㎜の細長い孔をあけたり、微小なスプリングをつくる技術は筆者にとって初めての知見であった。　Maastrichtはオランダでは3番目に大きい市とのことである。1日市街には古い建物、城壁、教会などが多く残されており、中世風の雰囲気が漂っている。現在、オランダにはSphinx社などの大小の多数の陶磁器工場がある。本学会中日のtechnica1tourでは筆者は屋根瓦の工場を訪れ、30x30x1cm位の主として赤レンガ色の瓦（～100円／枚）の土こね過程を含めて全て白動的に進むのを見学した。　本学会議のpresidentはEindhoven大のProf．Met－selaarであった。Banquet席上でのBer1in大HauBner教授（次期会長）の挨拶によれば、次回の第2回ECerSは1991年9月西ドイツMunchenで開催されることになっている。会場に設置された本学会議のマーク※投稿登録番号 題　　　　　　　　　　目 発　　　表　　　者 掲　　載　　誌　　等2193 Planar　Faults　and　Grain　Boundary 藤本　正之・田中　順三白崎　信一Jpn．J．App1．Phys．Precipitation　in　Non－Stoichiometric（Sr， 27，7．1162．1988Ca）TiOヨCeramics2！94 セラミック粒界と素機能 田中　順三 材料の機能化と計測評価技術36．19882195 Preparation　ofα一Sia1on　Powders　by 三友　護・竹内雅昭 Ceramic　InternatinalCarbotherma1Reduction　and　Nitridation 大政　正明 14，43．19882196 Neutron　Diffraction　Study　of 泉　富士夫・室町　英治小林美智子・内田吉茂JPn．J．ApPl．Phys．Nonstoichiometry　in　Ba］．。Lal．。Cu呂O。 27，5，L824，ユ988浅野　　肇・石垣　　徹渡辺　　昇2197 TSSG法によるKTiOPO。単結晶の育成と 岸本　俊樹・町田　克己その応用6th　Workshop　on村松　国孝・嶋津　正司 Optical　Fiber　Sensors藤井　義正 97．19882ユ98 X－Ray　Dilatometric　Study　of 上江洲由晃・福井　達夫 Jpn．J．Appl．Phys．Incommensurate－Quasi－Commensurate 長沢　哲郎・嶋津　正司 27，7．1167．1988Phase　Transition　of　Ferroelectric 月岡　正至Barium　Sodium　Niobate2199 Firing　Process　of　Superconductive 局橋紘一郎・下村　周一 Physica　CYBa．Cu307一。Thick　Fi1ms　by 太田正一1亘・堤　正幸 153一ユ55，305．1988Rapid－Quenching 清藤　雅宏・掛川　一幸2200 水硬反応を利用したアパタイト多孔体 門問　英毅 セラミックス23，8，745．1988（6）2201 Structure　Ana1ysis　of　the　Bi2（Sr，Ca）ヨ 堀内 繁雄・前田 弘田中 良夫Jpn．J．Appl．Phys．Cu．O呂．。Superconducting　Crystal　Based 吉秋・松井 27，7，L1172．1988on　the　Computer　Simulatioin　ofHRTEM　Images2202 AmeaIing　Behavior　of　Twin　Domains 沢田 勉・武居 文彦 Jpn．J．App1．Phys．in　YBa2Cu30．CrystaIs 竹川 俊二・北村 健二 27，7，L1184．1988木村 茂行・井伊 伸夫2203 Re1ations　Between　the　Heats　of 大橋 晴夫 Thermochimica　ActaFormation　of　the　A1kaH　Cha1cogenides 130，115．1988and　the　E1ectronegativites　of　theCha1cogen　Ions（O，S，Se，and　Te〕☆　M　E　M　O　☆研究会　8月9日、第3回新物質探索研究会が「高温超伝導体のNMR」の議題で開催された。　8月15日、第4回ダイヤモンド研究会が「ペンシルバニア州立大学におけるダイヤモンド研究」の議題で開催された。　8月30日、第50回結晶成長研究会が「レーザー用酸化物単結晶の合成研究」の議題で開催された。海外出張　超高圧カステーション主任研究官三島修は、「第12回高圧科学技術国際会議」出席のため、平成元年7月15日から平成元年7月22日まで、西ドイツ国へ出張した。　第10研究グループ主任研究官月岡正至は、「第31回分析化学に関するロッキーマウンテンコンファレンス」出席のため、平成元年7月29日から平成元年8月9日までアメリカ合衆国へ出張した。　第8研究グループ主任研究官関根利守は、アメリカ、カリフォルニア大学「衝撃波の化学的効果を利用した物質合成に関する研究」のため、平成元年8月13日から平成元年9月12日まで、アメリカ合衆国へ出張した。　第15研究グループ主任研究官藤田武敏は、「第9回国際粘土会議出席及び大学訪問」のため、平成元年8月25日から平成元年9月11日まで、フランス国へ出張した。　第15研究グループ総合研究官中沢弘基は、「モンモリロナイトの新素材化およびX線顕微鏡に関する研究」のため、平成元年8月25日から平成元年9月23日まで、フランス国、ドイツ国へ出張した。　第3研究グループ総合研究官猪股吉三は、「第2回日本一アセアン科学技術協カプロジェクト責任者会議」出席のため、平成元年8月27日から平成元年9月1日までタイ国へ出張した。　第10研究グループ主任研究官田中順三は、「材料の粒子間境界及び相境界に関する国際会議出席及び大学訪問」のため、平成元年9月3日から平成元年9月15日までフランス国、イギリス国へ出張した。外国人の来所7月17日PedroCojuagco他3名フィリピン　　　　　アキノ大統領長兄7月21日　Baik　Duk－Hyon他3名　韓国浦項総合　　　　　製鉄㈱産業科学技術研究所8月8日　Dr．Jeffrey　M．Davidson　米国The　　　　　BOC　Group　Technical　Center8月31日　Dr．Spir1et他4名　オランダInstitute　　　　　for　Transuranium　E1ement　Kar工s　ruhe受　賞表　彰　者　名三　友　　　護表　彰　名井上春成賞　　表　　彰　　の　　内　　容ガス圧焼結法による窒化珪素焼結体の製造技術表彰年月日平成元年7月20日発行　平成元年10月1日第118号編集・発行　科学技術庁　無機材質研究所　　　　　　　NATIONAL　INSTITUTE　FOR　RESEARCH　IN　INORGANIC　MATERIALS　　　　　　　〒305茨城県つくば市並木1丁目1番　　　　　　　電話0298－5ユー3351（7）第17回無機材質研究所研究発表会のお知らせ　当研究所では、創設以来「グループ研究」という独自の研究システムにより、新しい無機材質を求めて幅広い材料研究を麗闘しております。　昭和63年度において、所期の目的を達成した4つの研究グループの破究成果を右記により発表したいと存じます。　なお、参加費は無料、参加考には、研究報舎書をお渡しします。研究発表会会場のご案内研貌発嚢会会瑠（研琉交流センター）への交遜ユ．3R　常鑑線　上野から巫剤11沖駅，土滴駅　　　　　　　　　　　　　　　　（各駅6C分）　　　　　　　水戸からコ唾土浦駅，剤11沖駅　　　　　　　　　　　　　　　　（各駅60分）バス　関東鉄遺パス　荒川沖駅から…千現一丁営　　　　　　　　　　　（筑波大申央行き，20分）　　　　　　　　　　±補駅から…挙園竹圃　　　　　　　　　　　（筑波大申央行き、25分）　　　　　　　　　　　　（徒歩5分）　　　掌園竹園から嚢葦’’’’　　　　　　　　　　　　（徒歩10分）　なお、マイクロバスは、9時30分頃「荒川沖駅」東口より「研究交流センター」へご案内します。2　高速バス（JR及び関東鉄遺）東京駅八重洲南口から…つくぱセンター　　（20分閻隔にて発車、所要時闇約60分）徒歩　っくばセンターから　　会場　　　　　　　　　　　　　（徒歩15分）　　　　　　　　　記　日時　平成元年u月2肥（火）10：OC～ユ5：3C場所　科学技術序研究交流センター国際会議場　　　茨城県っくぱ市竹園2丁員20－3　プログラム王）1C＝OO～10：1C　あいさっ　　　　　　　　　　所　　　長　瀬高　信雄2）1C：10～u：10　オクトチタン酸塩に関する　　　　　　　　　　研究　　　　　　　　　　総禽研究官　藤木　良規3）11：玉O～12：1C　ダイヤそンドに関する研究　　　　　　　　　　総合研究官　佐藤洋一郎　　　　　　　一一休　　憩一4）13：3C～14：30　炭化タンタルに関する研究　　　　　　　　　　総合研究官　石沢　芳夫5）！413C～15：30酸化ニッケルに関する研究　　　　　　　　　　総合研究官　君塚　　昇6）1513C　　閉会JR常磐線及び連絡バス時刻表　　　　　　　　　　　（平成元年9月現在）〈下り〉上野行先剤1削鋪制1沖干丁習会場⑱7：43高萩⑯8：uニヒ浦⑩8118平⑯8：30水戸〈上り〉：59（9：04）112（9118）127（9：32〕　　（9：25）：07　9　：25　9　：30：20　9　：38　9　：43＝40　9　＝58　IO：03始発水戸（土潮剤11沖郡1沖千丁習会場　平　7：37（8＝43）8：509：079：259：30大簿港8：13（9：09〕9：169：209：389：雀3草野8132（9：24）9：309：409：581C：03◎当研究所の直通バス（無料）　　　　　　　　　　　9：33　　　9：53　なお、土浦駅でお降りの方は随時路線バスがございます。（8）