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[NRIMNews1970-07.pdf](https://mdr.nims.go.jp/filesets/ea012ec6-2795-4aa5-ae87-88b9af5ae28f/download)

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佐々木 武

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[金材技研ニュース 1970 No.7](https://mdr.nims.go.jp/datasets/a007f7de-ac4d-4b02-8531-aa1484d14741)

## Fulltext

金材技研ニュース　1970　No.7七〇一．ゼEoo一一〇EωEo一垣o］一〇〇〇一〇0＝あ○蜆oo一］o－Eo－ooO］’oo’0E0f000眈o〇一10－〇一眈○眈ωEo．但≧聖三…ω…Z－ooω］0f←金属材料技術研究所皇太子殿下の御視察　皇太子殿下には，6月17日（水）午後！時より4時まで当所をご視察になった。　当日殿下には，西田科学技術庁長官，藤波科学技術事務次官および河田所長以下職員のお出迎えの中を当所にお着きになり，ご少憩の後，直ちに河田所長のご先導により所内をご視察にたった。主たご視察個所は，溶接研究部の片面溶接実験および2軸回転式摩擦圧接実験，製造冶金研究部の液体噴霧装置による粉末冶金実鹸，］二業化研究部の連続製鋼実験装置，金属物理研究部の500kV電子顕微鏡のご観察，非鉄金属材料研究部の高融点金属・合金の研究状況，電気磁気材料研究部のV茗Ga超電導材料の特性測定，材料試験部のクリープ試験実施状況等約2時問の長きにわたり，ご熱心にご視察され，また核心にふれる重要な点についてしぼしぼ所長にご下問にたった。ご視察後，若い研究者4名をご懇談室にお招きになり，約1時間にわたって鋼中の非金属介在物，高融点金属・合金，連続製鋼技術および構造用材料の疲れ特性等の研究について，研究の動機，研究の経過，研究の過程における苦心や問題点等についてご懇談にたった。特に連続製鋼技術の開発については，世界各国の研究状況等についてご下間があり，最後に河田所長を通じ全職員に対し今後とも研究業務に一層精励されたい旨のお言葉を賜り，午後4時職員のお見送りの中をお帰りになった。御出向え’’郷岬㍗一粉末冶金実験室にて化学結合の変化による重複スペクトルの分離　化学構造に関する惜報源としては，①X線および電子線回折スペクトル，②赤外，可視，紫外スペクトル，③磁気，γ線共鴫吸スペクトル，④X線の発光および吸蚊スベクトル，⑤ESCA，Auger電子籍の電子線分光スペクトル等がある。　ところがこれらの清報（データ）と化学構造との関係はマテリアルサイエソス上，極めて重要であるにもかかわらず未解決のものが多い。　金属化学研究部第1研究室では，①，②，④等から得られたデータをもちいての化学構造の推定に憐報理論を応周したデータ解析法の研究をしているが，今同はX線発光スベクトルと物性との闘係についての一例を紹介する。　図1は酸化アルミニウムと窒化アルミニウムそれぞれ単体およびこれらの混含物のAIKβ・．ヨスペクトルである。　このようなスペクトルはステップスキャニソグ法により注意深く測定した結果であり，測定はかなり繭倒ではあるが，モズレーの法則等にとらわれず固有X線の化学シフトを精密に測定すれぼ阿折法の適用し得ない無定形物質でも，その化学構造を鯛らかにすることができる。しかし一般に類似の化合物では璽複したスペクトルが得られることが多くスペクトルの解板は困難である。　例えぱ，図1に示したようた重複したスペクトルが得られた場含，これを各々のスペクトルに分　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　晩　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∵　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　■　■　　■離することはかたり困難なことで，そのために分光雛の分解能を高めるのが普遡であるが，この場禽化学シフトの程度は圃有X線の自然1瀦と岡程度であり分光器の分解能の向上により洞老を分離することは不可能たのでデータ処理による解決をはかった。　それには各々のピークの碩点だけでなくピークプロフ4ル全体の惜報を利用してパターソをくずすことたくデータ処理を行なう必要がある。　すなわち，ピークIiおよびIjの重複線I，、。≡、を示す模型の図2においてIiおよびIjのピークの碩、1急における分光角（図211ト1の↓印のところ）で強度を測定するだけでなく。Ol≡口のように多数の分光角で強度を測定し，各点におげる加成性に着目して，最小2乗法を用いれぱ，I，、、i。はIiとIjに精度よく分離することができる。　ぽ11の重複線を」二述のプゴ法で分離した場食の汲11定一煮の数と精度との関係は図3の通りである。　このような関係はIi，Ijの関数型は定まらなくても奥体白勺なデータがあれぱ正規乱数を用いるシミュレーショソによって数値約に推定することもできる。　たお，この方法はこの例のような二允系についてのみでたく三元系以上の系のスペクトルの解析にも応用できる。』nli｝　　艶1i　　」．’王iノノ」一　　　　　　　　） 、L堕ヨ　　　　　フ　　　　　官　　　　」1　　　　1ヨ1望1王　繊化アルミニウムおよび窒化アル　　　　1巽12ミェウム混禽物のAlKβ1．錺スペクトル分光角璽複線の機型 ラ｝轄帷¢）芹商獲＝と扱1」遼点の数とク）1瑠係常温～1000oCにおける鋼の摩耗現象について　材料強度研究部動的強さ研究室においては，かねてから高温における摩耗現象を研究するために独白の試験機を試作して，400～700℃の温度範囲における摩耗試験を行たってきた。しかしこの方法では，摩耗量を試験片の重量変化から求めるために，試験温度が高い場合は酸化スヶ一ルの発生等のため摩耗量に誤差を生じ易い。同時に，鋼製試験片の場合，400℃以下の温度においては，酸化皮膜の生成により電極と試験片の接触抵抗が増し，通電による加熱ができなくなり，したがって摩耗試験が途中で中断される結果となる。また摩耗速度と荷重を変化させる設備がなく，高温摩耗現象の解明は困難であった。しかしこれらの摩耗実験の経験から，高洞摩耗現象は比較的短時問の試験によっても，その現象を十分つかみ得ることが確信された。そのために，従来からよく知られている大越式迅速摩耗試験機を使って，高温摩耗試験を行なうことを試みた。　固定試験片の形状としては，厚さ3mm，幅6mmの板状とし，，i1ゴ端は加熱用の電流を流すための端子を取付けるため，幅は11mmとした。回転試験片は，直径30mm，厚さ3mmの円板状である。前者を写真に示すように，4個の砥石製ブロックを使って固定した後，その両端にフレキシブルな撚銅線を接続する。この固定試験片の中央部には小さい穴があり，その中に温度測定用の熱電高渦摩非毛試験の1際の固定試験片取付音11ならびに1亘1i1云試験片を示す対が差し込まれている。これら固定ならびに回転1i［獄験片は，大越式迅速摩耗試験機の常温摩耗試験の方法によって，望む試験条件のもとにセットされる。固定試験片には，加熱装置を通して電流が流れるが，この電流はスライダックによって手動で制御され，鋼の場合，常温以上1000℃まで任意の温度に，短時間でかつ容易に加熱することができる。　試験温度1000℃において摩耗試験したときには，ステソレス鋼と軸受鋼については，摩耗痕は大きくむしれたようにたっているのに対し，熱問工具鋼SKD6については，約1～3，6m／sの摩擦速度の範囲においてもなお摩耗試験は可能であった。　この熱問工具鋼について，常温～1000℃の問の各温度で，摩擦逮度約0，5～3．6m／sの範囲で摩耗試験した結果を図に示す。同図において荷重は2．ユkg，摩擦距離は66．6mであった。同図からわかるように，各温度における摩耗量の摩擦速度依存性は非常に複雑のように思われるが，炭素鋼その他の材料について研究した結果，摩耗量が最大となる摩擦速度の位置が，材料の酸化性または試験温度の増加と共に，高摩擦速度側に移動することが見出された。現在，炭素鋼，鋳鉄，アルミニウム，真鎌等について，同様な実験を行なっている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　　■　　一　■「丁川丁熱問工具鋼SKD6　　Po＝2．ユk9　　1o＝66．6m40　　　●　　　　＼　　　　　　■20　　　　試験温度一●一　常温一〇一200℃一・一×一一一　400℃一一一一ロー一一一　600℃一一∠㌧一一　　800’jC一一一I■一・・一1000〔’C4：べ二；2　　　　　3　　　　　4　　　　　　　歴擦速度　m！S1頁1熱間］二具鋼の常漏、～1000℃における摩耗試験の結果クリープ受託試験の現況　1榊1142年度に発足した金属材料のクリーブ受託　　8舳こも達している。試験は，本年で雀年目を迎えた。その闘，鉄鍋，非　　　前述のとおり，受託試験も開始以来4年1…1を迎鉄金属材料メーカーならびに機械，重電機，およ　　え，受託試験業務もやや軌道に乗ってきているこび化学機辮等の企業からの委託があり，その数は　　とは，今後の業務計酒を安定させる一つの憎安が27杜にのぽる。試験片本数も，年ごとに増加の傾　　得られた感がある。向にあり，ちたみに試蜘時問についてみると，1榊11　　次に受託試験受理状況をホすと，下表のとおり42年度249．7761閉渕，以…ド43年疫1，124，274榊絢，　　である。44年度ユ，555．95011榊コで　　　　　　　　　　　　　炎受託試験受理状況　　　　　　　　　　　　　　　　　　「　受理ですでに20，O00踏閲を趨　　　　　　　．　一一・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　300～600℃　叫54本13ユ水一｛〕　99本片もある。このように長　　　舳一数601～800　0　610　．　6蝋㌃；二蝋　　∴丁件数い・／ぺ・・！・・パ・ぺ・・／に類をみない。　　クH鮒　　ル・・・・…水…刈…水・・水…本　　　　　　　　　　　　1式　　　　　　601～80（〕　　47　80　34　　3　164，渕二、1、鶉、二蝋二㌫　　1験片数・川・・1・・・・…　！をみた場禽，クリーブ破　　　　　例＝数1　　　28件　　84件44年度では受託件数の約　　泳：1榊145年度分については，垂月3011閉裕1の数箏である。　☆短　　信☆　　　　　　　　海外出張　溶接研究郁長稲垣道夫技宮は，昭和45年5月！61ヨから1暢和45年6月21三ほで，ソ連1頚キェフ市で開催されたE．O．パトソ生誕100年記念溶接シソポジウムヘの舳席ならびにソ連禺の溶接丁業調査に参加のためソ連国へ出張した。　材料強度研究榔木村勝美技官はl1帥145年5月30111から1榊1］45年6月1如まで，第6i則頚際非破壊試験会議に舳緒および欧州各剛こおける非破壊試験に関する研究調査のため，ドイツ，スイス，オラソダ，ベルギー，連倉三r掴およびフランスの各願へ舳張した。　　　　　　　研究成果の発表　昭和45年9月京榔で開催される第12剛嚢際低瀞物理会議において，次の研究成榮が発表される。V－HfおよびV－HトZr含金のLaves棚の高磁堺脳電導特拒11　　　　　　　　　引：、1．1廉，太川11恭治　　　　通圭巻　　㌶茎！39…琴・編炎兼＝発竹人　仏…　々　　木　　　　　武1司］　　刷奥村印刷株武会杜　　　　　　苅気都予代1干1区酬榊］1－1－4推符所科学披術庁金属材料披術研究所　　　　　　政族郷1ヨ矧ヌ1中1ヨ黒2丁目3郡2拶　　　　　　　　　　唇嚥（7玉9）2271（代炎）一4一