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[NRIMNews1966-07.pdf](https://mdr.nims.go.jp/filesets/b42f0d9c-e153-4376-9db8-6e894d5d6f0a/download)

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吉村 浩

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[材技研ニュース 1966 No.7](https://mdr.nims.go.jp/datasets/b0584220-987b-4879-8bfe-bec41243eedf)

## Fulltext

材技研ニュース　1966　No.7七〇一．ゼEoo一一〇⊂蜆⊂○箏○コーooo－o0＝あ○蜆oo．］o－Eo－ooo］10’0E0f000眈o〇一10－〇一眈○眈餉Eo．但≧里三…ω…Z－o○餉］○工←一0．7金属材料技術研究所　大電流アークの周囲にらせん状にガスを流して横ひろがりを防ぐとアークが安定化し，また絞られたアークに入力が集中して極めて高い温度がえられることが分光測定によって確められ，この熱ピソチアークはプラズマジェットの形で耐火物のプラズマアーク溶解装置装置の全景溶射や金属の切断に利用されている。本溶解装置はこれを溶解に応用したものであるが，プラズマジェットと異なり溶融金属を一方の極としてプラズマジェットが放電される。従来の実鹸用アーク炉ではポタソ状の鋳塊が溶製されるため加工用の試料をつくるには都合がわるかった。本溶解装置の新らしい特長はアークが安定化されているので電子ビーム溶解炉と同様にボート鋳型を左右に移動させて棒状の実験試料を溶製出来る点である。また，アークが高温化されているので高融点金属の溶解が従来のアーク炉よりもさらに容易になった。　本溶解装置の概略は次の如くである。一方の電極は水冷W棒でその周りにガス流による熱ピソチ装置がとりつけられる。鋳型では断面15x20mm，ポート溶解時のアーク長さ170mmの棒状鋳塊が溶製出来，！0～！00mm／minの速度で左右に移動する。また，車山のまわりに90度回転すると35mmφのポタソ状鋳塊が三個順次溶製出来る。電源は負荷時最高80V，500Aの容量をもち，強力高周波スターターが備えてある。排気は5×10■5mmHgまで到達され，高純度アルゴソその他の安定化ガスが適当の流量で導入される。写真左は本装置の全景，写真右はNb－Ti合金（超電導材料）をポート溶解中のアークの状況を示した。本装置は電気磁気材料研究部高純度金属研究室で考案された小型の試作溶解炉であるが，さらに大型化することも可能であろう・◇　　　◇　　　◇創立十周年記念行事　　　　　　　　　　　を顧みて　本年7月1日創立10周年を迎えた本研究所では，これを記念して，各種記念行事が盛大に行なわれた。　この記念行事の準備は昨年秋，所長命により，記念行事準備委員会が設置されたことに始まったのである。同準備委員会は，記念講演，言己念出版，式典，記念品，渉外，経理の各小委員会を設け，夫々の業務の推進をはかって来た。その後，行事当日を3ヵ月後に控えた，本年4月に至り，同準備委員会は，創立！0周年言己念行事実行委員会に発展的解消することになった。この実行委員会は，岩村科学研究官を委員長として中堅職員を中心に所員の過半数を係，役員とした。組織は，総務，式典，講演会，渉外の4班が置かれた。これら関係役員係員をはじめとしての組織を中心に，所をあげて一致’協力のもとに各行事が計画され．実施されたのである。　なお、言己念行事の」環として若手所員有志の企画に基づく記念文化祭が実施された。　なおこの行事の遂行にあたって，本研究所に関係深い業界各杜に於て，八幡製鉄株式会杜副杜長湯川正夫氏を会長とする金属材料技術研究所創立十周年記念行事協賛会が組織され，各行事に格別たる御支援をいただいたことを心からお礼中し上げたいと存じます。　次に，各記念行事の実施状況について述べることにしよう。　○　記念講演会　6月28日から6月30日まで，3日問にわたり，本年初頭新装なった，管理庁舎大会議室に於て，毎日午前中は基調講演，午後は，上言己会場を第1会場とし，30号庁舎会議室を第2会場として，一般研究発表が行なわれた。基調講演についてはすべて英語で行なわれたが，聴講希望老多数のため会場の都合で止むを得ず入場券を発行した。　講演老は，次のとおりである。　Prof．0．Dimitro▽　（Centre　d’宣tudes　de写真1　橘本所長の式辞Chimie　M6ta1lurgique，France）Prof．E．Gebhardt（Max－Planck1nstitut冊rMetallforschung，West　Germany）Prof．Ed．Amstutz（Eidgenbssische　Material＿　prOfungs－und　VersuchsanstaIt，Switzerland）Prof，R．W．K．Honeycombe（Department　ofMetallurgy，University　of　Cambridge，U．K．）　Dr．L．S．Darken（Edgar　C．Bain　Laboratory　for　Fundamenta1Research，United　States　Stee1Corporation　Research　Center，U．S．A．）　Prof．D．TurnbulI（Division　of　Engineering　and　Applied　Physics，Harvard　University，U，S．A．）理博　広根徳太郎氏（東北大学金属材料研究所　　　　長）　理博　水島三」郎氏（日本学士院会員，八幡製　　　　鉄株式会杜東京研究所長）　工博　的場幸雄氏（富士製鉄株式会杜中央研究　　　　所長）　工’1専　麻田宏氏（東京大学宇店航空研究所教授）　理’1専　橋本宇一氏（金属材料技術研究所長）一般研究発表は，当所少壮研究老によるオリジナルな研究成果58件が発表されたが，夫々研究内容に関係の深い所内外の研究老，技術老，学者等の熱心た聴講があった。　○　記念式典　7月1日，大会議室に於て，弦楽4重奏団アソサソブル・ミニrズによる，モーツァルトの嬉遊曲の演奏にはじまった式典は，所長の式辞，科学技術庁長官の告辞に引き続いて，次の各関係者から祝辞が述べられた。　衆議院科学技術振興対策特別委員会委員長（代写真2　所員から説明を受ける上原科学技術庁　　　長官（左から3人目）理）国会議員小宮1．u重四郎氏参議院科学技術振興対策特別委員会委員長　国会議員　大森創造氏日本学術会議会長（代理）江上不二夫氏日本鉄鋼連盟会長（代理）斎藤正年氏海外式典参加者代表スイス国立材料試験所長Prof．Ed．Amstutz各省庁直轄試鹸研究機関代表気象研究所長荒川秀俊氏ついで，当所創立以来勤続老の表彰があり，所長から代表の材料試験部河田和美部長に，表彰状並びに記念品が贈られた。　そのあと，本研究所橋本宇一所長に対し，Pro£E．Gebhardt（Max－P1anck　Institut価r　Metall－forsch㎜g，West　Germany）から日本人として初のドイツ金属学会名誉会員証書が伝達された。　以上をもって，式典を終了したのであるが，300人収容の大会議室も関係各界から多数の出席考に加えて，基調講演に来日した外国人学者の夫人同伴での参加を得たことは国際色も豊かに一段と色を添え，本研の将来の発展を期待される光景であつた。　○　所内公開　式典に引き続き，来所老に対して，所内公開を行ない，科学技術庁長官を始め多数の見学があった。新装たった材料試験棟も見学コースに組み入れられ，防衛庁技術研究本部第1研究所の好意で見学コースの距離を短縮出来たことは幸であった。18ヵ所の見学予定施設にそれぞれ説明員が配置され，懇切な説明と整備された設備の状況から，見学者は．10年でここまで成長した当所の発展ぶりに驚嘆されたことと思われる。　○　祝賀会　！3時からユ5時まで式典と同会場に於て，趣も一新し，関係老多数参加の上開かれた。　来会者が立錐の余地もなくつめかけた会場では，楽団演奏を背景に科学技術庁長官を始め，篠原科学技術会議議員，月羽原子力研究所理事長，鈴江新技術開発事業団理事長，東北大学金属材料研究所広根所長等の外各界代表者並びに基調講演のため来日した外国人学者全員のテーブル・スピーチが相次いで行なわれ，盛大さの中にもなごやかな雰囲気の中に無事終了したのである。　来会者祝賀会に続いて，職員の祝賀交歓が行なれわ，所長挨拶のあと，続々と出演者が登場し，10周年を祝す歌声は又明日への希望に満ちて，夕闇迫る構内に響き渡ったのである。　○　記念出版物　創立十周年を言己念し，記念と足跡を言己録するため，下記の出版物が刊行される。　十年のあゆみ　10周年記念講演予稿集　10周年記念英文論文集　“十年のあゆみ”は，昨年5月発足した。“十年　のあゆみ編集委員会”（委員長河田材料試験部　長）の編集方針に基いて，企画課普及係を事務　局に約1ケ年を費Lて編集刊行されたもので，　記念式典当日招待者全員に配布された。　記念講演予稿集は，基調講演については，英文により全文，研究発表についてはその要旨のみが，オフセット印刷され講演会聴講者に配布された。　英文論文集は，これら講演会の内容を論文集とするもので，今秋に発刊される予定である。　○　その他　6月30日には，基調講演に来日した外国人学者を囲んで，当所研究員との交歓パーティーを芝白金の八芳園で開き100余名の出席があった。　以上が創立十周年記念行事の概要であるが，この大行事を完遂出来たことは，所長を始めとする所員の一致協力の賜に外ならないことを痛感するのである。★　　　　★　　　　★溶融鉄， 二才ブ，モリブデンの溶解度　鉄鏑材料の開発に伴ない製練過程における酸素，水素，炭素，窒索等侵入型含金元素の挙動，欄御が重要視されている。製錬研究部製鋼研究室ではLevita芝ion溶解炉を用いて溶融金属および鉄合金の窒素溶解度，窒素溶解度に対する温度の影響を測定しており，融一煮が高くかつ活性たため従来のるつぽを使用した溶解法では測定出来なかったNb，Mo，およびFeの蔦猟における窒素溶解度を測定した。真空漆解したFe，Ar気流1111熔解したNb，Mo約2～7gを浮揚溶解し，N2気流11111に約！分閥所定徽度に保ち，その後水冷銅金型に鋳こみ急冷する。この試料をKjeldah1法で分析し，窒素溶解度を決定する。試料の測漱は二色腐猟討によった。　えられた締果を図1，2，3に一示す。溶融Feの窒素溶解度は概度と共に璃加する。この高榊こおける窒素溶解度の測定締果は1600oC近辺における溶解度の決定に役立つものと慰われる。Nb中への溶解度はきわめて高く，かつ温度の上斜につれて低下しており，r霞i体Nbの窒素ガス溶解度と同じ傾向を示した。Mo　l11lliへの溶解度はFeと同椴度であり，かつ脇度依存性もFeと岡様に正であった。　今阿の結果および第ユ長燭期遷移元素Cr，Mn等の窒素溶解度の測定から，d－eleCtrOnの璃加につれて溶解度が低下しており，d－eleCtrOnが金属とガス元繁との結念にある役割を果しているものと考えられる。d－e1eCtrOnの性質から，この縞合力が共有結禽の性格をもつものと一慰われる。さらに第1長剛切ではFeを境として崖側の元素は窒素ガスのgood－absorberであり，右側の元素は窒素溶解度が低い。しかし，一方水素溶解度はFe，Co，N三とd－e王ectronの璃加につれて．1二昇し，Cuに至って急激に減少する。この対照約な逮いが両ガスの溶燦機構の違いによるものかどうO．06O．05Z」求；O．04／13　　／7ジ　　　　！川　　。　　　　　　。／。／二！で〆1　’’　　　　　　　　o　Present　Work　一。　　　　　　（11不破、万谷、石井　　工（2二i　　　　　　｛2）Peh1keetal　　　　　　　（3）Soh割10k　et　al　一’’一　　　　　　（4〕笠松、的螺　　　　　　　（5）Kash固p僅t曲1　　　　　　　（6）前川、中jll　　　　　　　（7）KootzO0　　1600　　1700　　1800　　1900　　2000　　2100　　　　　　－Temp℃　　　1洲一溶解Feの窒熱容解度5．O2；求；4，O3、O，032200　　23002500　　　　　　　　2600　　　　　　　　2フOO　　　　｛丁巴岬℃　溶解Nbの窒素溶解度O，02Z1漂　　　　　　　　　　　　　o；O，01　2600　　　　　　　　　　2650　　　　　　　　　　2700　　　　　　　　　　2750　　　　　　　　　　｝丁直mプC　　　　　隊13、溶解Moの鍛素溶解度か，いずれにしても理論1約にも爽際約にもきわめて興味深い現象である。　　　　（遜巻第9ユ号）繍集兼発行人　吉　　　　村　　　　　　浩印　　廓1j奥村印刷株式会杜　　　　　　爽京都千代111枢酬柵］1の10発行所科学技術庁金属材料技術研究所　　　　　　　　　　來京都蘭烈系1中1ヨ黒2Tlヨ300番地　　　　　　　　　　　　馴旧1ヨ黒（712）3玉81（チに表）一4