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無機材質研究所

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[無機材研ニュース第167号](https://mdr.nims.go.jp/datasets/da5bcedf-5c7f-484d-97e2-aafbb0ab00f5)

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無機材研ニュース第167号七〇一．ゼEoo一一〇E蜆E0一垣o］’ooo－o0＝あ○眈oo一コo－E0．ooo］10－0E0f000蜆o〇一’o〇一〇一蜆○蜆血Eo．：ピ≧里皇oo…Z－o○蜆］0f←第167号　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目　　次「新年のご挨拶」・………・・・・・・・・・……・…　…・セラミックス系で初めての準結晶の合成およびその解析………・・・…c－BN気相合成　一その現状と未来一一特許紹介一　無機質フィラー含有樹脂組成物の製造方法　　　　　　　無機質フィラー含有エラストマーの製造方法及び複合樹脂材料・外部発表（投稿）・・……・・・・・・・・・・・・・・・…メモ・…・・・…………・・・・・・・・・・………・……・・・・・・・・・…一・・…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・……・平成10年1月14689ユo新年のご挨拶　平成10年の年頭にあたり、一言ご挨拶申し上げます。　昨年は、わが匡1の経済の舵とりの失敗が、かなり大きなものであったことが次第に明らかになった年でした。　平成ユO年度に向けての、国の研究機関の予算や人員に関する要望は、今年が財政構造改革元年に当ることもあって、極めて厳しい査定を受けつつあります。　一・・ヰ前には、「科学技術基本計画」の策定を喜び、苦しい1＋1ではありましたが、科学技術が将来の日本を支えるものであることを、国を挙げて確認し、1三1信を持って将来に当ろうと励ましあったものですが、それとは対照的に、今、多くの研究者が、陰蟹な雰囲気の中にいることを残念に思います。　この様な事態に立ち至った直接の原1天1に、経済をはじめとする深刻な問題が、我々白身のものの考え方や生活習慣の深層に起囚することを思い知らされ、こうした状況の中で、行政改革の論議を通じ、国立研究機関の将来のあり方が不安定になってきていることに大きな原囚があります。　当所もそうですが、某礎的な研究に力点を置いている研究機関では、行革を通じ機関の裁量範囲を拡大しよう所長猪股吉三とする新たな試みに大きな期待を寄せています。しかしながら、もしもこの施策が、研究機関運営の表面上の効率の追求にのみ向けられるとすれば、とりわけ基礎的な研究活動が大きな困難に直面する可能性があると心配するのも無理からぬことでしょう。　ともあれ、現在の国立研究機関の運営には、内外の任期付や非常勤の研究者を含めた研究人材および資金の運用の柔軟性において間題があります。少なくともこの点には、研究機関の裁量範囲の拡大を通じ、研究機関にもっと主体性を与えるよう改善されるべきです。　勿論、その見返りとして、研究機関ひいては研究者も、より厳しい評価に晒されることは承知の上でのことです。　このように強く意識するのは、無機材質研究が多くの専門領域にまたがる典型的な学際領域を形成しているからなのかもしれません。　新しい物質はそれがただそこにあるというだけでは、大きな意味を持ちません。その物質の学術的な意義や有用性が示されてはじめて、材料研究は、意味のある研究の流れを形成して行けるのです。　そしてこの流れの形成には、学術上の問題点ないし杜（ユ）会二一ズの存在を意識しての新しい材料研究の構想が必要であり、それに基づいて研究が行われ、生みだされた新たな知識の集穣や知識の体系化、ないし有燭な材料の利用を通じて社会貢献が果たされるのです。　これらの全ての段階に、異なる分野の研究者の協力が必要とされ、当所でも、！玉7人の研究職員が約80名の外来研究者（ほぼ半数が海外から）と協力研究を行っています。そしてこの様な協力研究の推進には、人材や予算へのタイムリーで柔軟な対応がとても大切なのです。　無機材質研究所では、研究の主たる対象を実用から少し踊離をとった材質レベルに置いていますが、材料研究の特殊事構を考慮し、合成、物性、キャラクタリゼーシヨンの3分野の研究者の連携により、新物質の創製を中心にしたグループ研究を行ってきていて、これと並行して大小様々な・規模のプロジェクト研究を推進しています。プ1コジェクト研究の内、当所で最も大きなものは、平成5年度から超高圧、超高温および趨微細構造解析の3分野の研究者の協力で進めて参りましたC09育成に関わる研究です。　昨年は、このプロジェクトから“n型ダイヤモンド膜と多結晶C一酬膜の合成に成功”の朗報がもたらされました。春先にはこのプロジェクトの事後評価を受け、新年度から第2期の研究計画を推進したいと考えています。　グループ研究の場合、一つの諜題に与えられる期間は概ね5年と決めており、グループの解散を屍越して新たな研究課題を募集し、外部研究者のご協力を得ながら競争条件下で提案された課題を評価し、解散後、実行すると決めた言梁纏を中心に、研究者の手輔己置を行い、新たな研究グループを編成することとしています。　この運営方針に従って、平成ユO年度には、新たに4つの研究グループを再繍成し、先端機能性材料研究センターの研究計醐の兇直しを行う予定です。　平成玉C年痩以降の新たな施策として、西播磨のSpri㎎一8に無機材質研究に焦点を当てたビームラインの設滋を考えており、この書・i・繭に所を挙げて取り組む所存です。財政が遇迫しております現状を抑してこの計画を進めることに大きな賛任を感じますが、無機材質の細部の解明に必須の設備であると考えております。　当所は、ユ月末に研究所運営の改鞍を巨1指し外都評伽を受ける予定であり、春先には、懸案でありました約4COO㎡の共岡研究棟が竣二［1し、主帥〒で研究する内外の研究者が、殆どこの研究棟にデスクを移し、近くで譜らいながら研究を進めることができるようになります。　先端セラミッタス材料に象徴されます無機材質研究が、将来の産業や社会に欠かせないものであることをご理解頂き、ここに当所の活動への皆様のご支援とご協力をお願い榊し上げます。セラミックス系で初めての準結晶および解析　　　　　　　堀内　繁雄省1蝪，暮礎研矧箒　内1三ヨ　正哉1．はじめに　準結晶がAlMn合金で発見されてから玉3年が経過した。未だ世界1ヰ1の研究者が新しい準緒晶の合成とその構造の解明に挑んでいる■。雌結晶は緒晶一性物質やアモルファス物質と比べ、特異な物性を有することが報告されている。これまでの準緕晶はすべて含金系であったが、1994年丁邊一Te系カルコゲン化含物の準結晶（玉2圓対称）がある学会で報沓された1j。この系はセラミックス系で初めて準結晶といえよう。しかしながら、以降3年聞正式な論文は出版されていない。また、多くの研究者の努力にもかかわらず、この系の準結晶を再現させることができなかった。我々は従来とは異なる非平衡的固相反応法によりTaTe系準結晶の合成を試み、この準結晶を得ることに成功した＝”。ここではその合成法と得られた試料の構造解析の結果＾を報告する。なお、本研究は省際薬礎研究（「微細構造を利用した新物質の予知一原子の世界で先端材料を探す」平成7－9年度）の一熟として行ったものである。2．準結晶相の合成および同定　Ta板（厚みO．3㎜）とTaTe、粉米を接触させて石英管に奥空封入し、ユ350Kで3hr保持した後、氷水申へ急冷した。得られた試料の断弼を鏡面研磨した後、走査理電子顕微鏡（SEM）による観察及び組成分析を行った。また、TEMによる電子1酬〒像および高分解能像の観察はイオン研磨により1断面観察月憎膜試料を作製した後、高分解能超高圧電子顕微鏡（加速電圧800kV）により行った。図1は得られた試料断蘭のSEM像である。丁壬1板の上に二つの領域が形成されている。それらの組成は組成分析（EI）S）により、Ta、、。Te二拙とTa、、Te、、…と測定された。Ta．≡＝｛Te、、呂領域を透過型電子顕微鏡により観察した締果、ユ21迂1対称準縞晶の形成を確認した。図2（a）はユ2回対称軸人射の電子1亘1折像である。3I変調構造としての準結墨　準縞晶と変調構造は異なるものと考えられている。しかしながら、我々はTaTe系川正11文寸称雌絡熱を変調構造（2）｝　　　　　　　　　色、黙　一、Ta＝10畑1叉11　SEM反射電・’r像。丁日板の表面にTl1、’、Tヒ：、冨とTa、．＝Te．1．≡の領　　域が形成されている。、阯∫ ● ● ○○ ○ ○●c○●…○ ○◎● ○8 ●○・・、2・1旦？。◎　0○物○○◎ ○ 　○◎qi。。○ ○◎○ ○◎○○○ ○◎◎ O○○ ○　○陀○　○○ ○ ○ Q○ ○（b）図2（壬1）図2（b）　1つの最密面からの電子回折図形の模式図。回折点A　　　は1次の変調波、B及びCは2次の変調波である．丁臼一；。To＝帖からの電子1i1折像。二■三角格子上に位微するの　　　　図3は火木格子反射。（a）高分解能像（逆フーリエ像〕。菱形は7×7構造に対応し、7×7構造ドメインがディスコメンシュレーション領域によって囲まれている。（b）フーリエ像。（a〕を得るのに白丸の内側を用いた。として解析を行うことができた。実線と破線の三角格子によって示されるように（図2（a）左側）、強度の大きい回折一1与は2つの組に分けられる。実線と破線の三角格子は互いに30度の回転操作によって重なる。これら回折点は基本格子反射である。その他の回折一点は各組において、3方向の変調波によって説明される。図2（b）にこの仮定に基づく回折点の位置を模式的に示した。矢印Aで示される3つの変調波q．（i＝1，2，3）はく1ユO〉方向へ大きさ　q．＝O．422「q、、．．A「をもつ不整合変調波である。ここで六方格子の指数づけを用いた。B及びCのようにホされる街星反身寸は各々2q．、q、一q、タイプの2次の変調波である。12回対称準結品の電子回折図形は互いに30度回転した、これら2組の回折図形を重ね合せることによって得られる。　実空問での構造を明らかにするため、高分解能像の撮影を行った。高分解能像（図3）から、ユ2回対称準結晶は基本構造の7倍からなる7×7整合構造ドメインとディスコメンシュレーション領域からなっていることを見出した。この変調構造はhexagona1Frmk－Kasper相の構造と同様に、規則配列した原子空孔をもつ最密原子而が互いに30度回転し積み重なった構造であると考えられることから、7×7整合構造のモデルを提案した。この7×7整合構造に対し電子回折図形のシミュレーションを行い、実際の回折像とほぼ一致する結果を得た。（3）　準結晶を変調構造として解析したのはこれが初めてであり、種々の準結晶についても同様の角写析が可能であると考えている。現在は全く不明のセラミックス系準縞晶の物性の研究が今後大きく進展することと期待される引。1）例えば総説として、A．Yaman耐o，Acta　Cryst．A52，　　509（1996）．2）　F．Krun］eich，M．Conra〔盲，and　正3．i－Iarbrecht，Proc．　　13th　Int．Congress　on　Electron　Microscol〕y，2A，75／　　（1，994）．3）一般的に試料を含成する場・合、熱処理によって級成　　が均一になるように試料は合成される。従って、目　　的組成に応じて多数の含成をしなけれぱならない。　　これに対し、我々は非平衡条一件■i’’での合成、正！1」ち、　　酬本内拡敵により意図的に組成勾腿を導人した試料　　の含成法を川いた。この含成方法によって、新物質　　探索のi1」．能性が今後大順に広がることが期待される。　　M．し言州（laal／dS．Hor…uch長，Jpn．j．Ap1〕1．Phys．36　　（］．997）　L／523，4）M．U・hid・lmdS．1・1・・1・・h1（t（〕b・ヨ・1舳・h・（1）．5）鍛近、我々はこれら■変調波が電術密度波（α）W）の　　出現によるものであることを示1唆する締果を得た。　　1棚ヨJ1三哉、堀1大燦雌：［二1本物理学会発表（1997年秋）。c－BN気相合成 一その現状と未来一先端機能性材＊三1併究センター　　　　　研究災三重野j1三寛　1，957年にWentorfらによって初めて高圧高胤下で含成された立方晶窒化醐素（cBN）は、天然には存在しない人工結晶であり、ダイヤモンドに次ぐ硬度や化学的安定性、広い光学的バンドギャップ、半導体特性など、魅力的な有刷坐を持つ物質である。被らは］．955隼に高j三正高混下で初めてグラファイトからダイヤモンドを合成した後、周期表上でCを挟む㎜一V属の化含物BNがグラファイトと構［造的に類似、の層状物質であることから、この8Nも高圧高瀞下ではダイヤモンドと類似の構造を取り得ることを予想、し、同じように高圧擦1温’ドで変態させることにより初めてcBNを含成し、窒化醐月素が炭素とその多形と状態図において類イ以惟を示すことを11胴らかにした。　一一方、この高圧．相のダイヤモンドが低圧の非平衡■i・．で含成しうることが報告され始めて以来、その類似性から、またその成膜化が多大な機能性をもたらすことから、同じ高圧相であるcBNの低圧気稲合成の了ij1能性の探求が数々の方法で剛謙に試みられてきた。しかしながら、ダイヤモンドの低圧気相合成が結晶成・長を確実なものにし、その特性許価において十分ダイヤモンドとして認知され、さらに次の1、芯用のための技術研究や、成長の機構解明の為の基礎的研究が行われているのに比し、cBNの低圧気相含成は応用どころか科学的に’一’卜分認知されるに到っていないのが現状である。これはC洲の低圧気棚合成では、上手くいった畿例でも高々数十Aの縞晶粒からなる膜であり、またこれらの膜は空気1＝1］で割れたり、1一〃m以．．．Lに厚く堆積させることが困難であることから、微鐙なものでも測り得る方法や、縞晶のサイズ効果があまり1’l1lコ題にならない方法に同定手段が灘られたことに起困する。即ち、主な岡定手段は、短、範囲の縞含性の情事1量しかホさない赤外吸収法や、微小領域の惰報しか示さない電子線11巨1折に頼られ、絡縞の蕎平伽法として撮も・・一般的で」ヨ1つ茱本であるX線1亘1折は明確なピークを示さないため、これによる阿定縞果は、ほとんど報背されなかった。しかし、赤外吸収法だけでは物質の特定は不’1」lj’能であるし、また絡疑雌の評価にも適さない。また電千納亘1折は、不均・…に存在する微少な不純物を測定することもあり得るし、また、特定の限られた場所だけの情轍であるかもしれず、その組繊が均・一一一一に存後するか喬かは、客概的に雛三三三者には分からない。このように、仮に本物のC1洲であっても口証接的にX線固折でその存在をアピールできず、傍証で閥めるしかない状況は、色々な低圧気棚合成法でC洲の合成を言式みる研究者たちが、データを適圭5に取捨選択したり、閉違った同定を行う余地を残し、別の物質やアモルファスカーボンのようなものやダイヤモンドライクカーボンのようなものまでが、…一・一・緒にC1．州潮漢として鍬沓されてきた。そしてこのような畿惰は、さらに窒化酬’繁’と巌’素の類似性から想像されたBCxNやCNxの研究にも’受け継がれている。　これまで筆者は独1書に二二極独立高周カ史印’1．1∫型のバイアススパッタリング装欄＝を闘発し、li董j乎法によるC－3Nσ）含成に成功しHj、その後のC1洲低圧気柵含成の発駿につながる1必要・条件を報皆してきた。その際、成・長膜の解析も以、」二のような閥纏一岐があるため、常にそれぞれの試料に対し、色々な解析を行い総合的に胴定することを行ってきた。即ち、堆稜を行った試料は糸童1．成分析で先ず不純物の滉人がなく、化学鐙論組成を衿していることを確かめた皿、1．二で、赤外吸収法等による短範囲の緒含に関する解析、XPS等の電子状態解析、’災に電・チ線11茗蜥やX線1口1折による総鼎構造に閑する解析を、一・つの試料に対して全て行ってきた｛／’。その結衆、六方■≡掃｛の積隅が不究企な状態のturb（〕sむ’atic一正3N（tBN）が成長する絆と、cBNが成長する時とでは、堆積膜はX茅舳＝i1折エリ、外のそオしぞれ0）分析に（4）おいて1」リ・1らかな逮いをホし、また、l1至1じ試料に対’する各；前1定繍果が矛隔’するようなこと、例えは一赤外吸収でC洲の残留線をホしながら電・■r・線11＝蕎折でtBNのlj1工1折パターンを示す、などというようなことはなかった。しかし、X線1至可1折においては、t脳とCBNのどちらの堆積膜も、42∵2パCuKα））付近と43∵20（CliKα））付近に、それぞ’れtBNの（lOO）とc王…Nの（l1l）に棚き1自するブロードピークをホすのみで、わずかな差異しかラj’ミさなかった。先ず、t1洲の場合は緕合の災方惟のため、プラズマ環境’1・1ではa軸配1’fljして成・長し、撮も独い　（O02）のぽl1折ピークが弱くなり、締■茅ポr・サイズの低’ドから高州翼■jにずれた（ユOO）のピークのみを示すからであり、次にcBN月奥の場含は、そもそもCl二州がその構造膿・’ア・により縞指数の柵対11：1；折強j隻が概端に弱い」」」’二に、膜が微絡鴇でそのサイズ効果により高角度になるほど脳折線が広がること、またアモルファス成分によるパックグランドの棚対1比が無槻できないこと、■堕に前述のように測定1斗’iに割れが4－kじるため、測定時1；竃を長くすることができない等の理1妾1により、鍛も強い（1川のピークしか観測できなかったためである。ただし、H3N0）それは2次元縞縞に特有の非対称ピークであり、C1洲の対1称ピークとは閉らかにピーク形状が異なるのであるが、そのような差異を示しても一・本の1互・l1折線のみであることから、擁証の・・…・・…つでしかなかった。そのように全ての岡定絨梨を総合的に洲断するとcBNが均・…一に成長していることはl1冒違いがないのであるが、言健の1：1から兇ても疑うことのできない決定的な証拠に欠けていた。　その蝋11犬のlllで、バイアススパッタリング装灘に数々の改良を施し、プラズマの不確定な嬰素を排11余し、W現怜や膜の安定性及び膜質の1葦il．」．二に’努めた縞果、今1員1泄界で初めてX線1酬ソ〒において図ユのように（33］）蘭までの縞指数ピークの棚察に成功し｛＝→＝、膜が微縞鼎剰1t織ではあるものの、1棚亘鉛鉱測の絨1薪11徽造を均・・に有していることを実言刊1することができた。また、1詳細に解析した締果、lOll（lv日e／co干台0）残留rl・≡締応プ〕により、格・二r’が膜の成・長」加育1に対して1％エリ、上仰びるように盃んでいることが判閉した。即ち、c1洲膜は成・長と共に締鼎を盃ませてしまうP1三納，己；力を1｛1然に刈’三じ、その結梁、空気11・1で割れてしまったり、燦く雌積させることが胴難になることが判明した。つま；」j、従来、窒化舳素はそもそも金梯と滞れ性が低いために薬板との密祷伎が足らずに割れるのであって、バッファー棚などを1．11夫して瑞，噌性を向、」トさせる必要性がある、などというような議論がなされてきたが、このようなlr火がなんの根本的解決にもつながらないことが1’リ’1らかとなった。　さて今1口1の繍・果は、雛・・に、f微締キ■㌔薄膜であってもX線1ri1折により閉定し得ることを示せたことにより、今まで雛いのl1艮茄しでcl・…Nの低汗気柵含成の■lH1粋を兇ていたωo－O，o〕ω〔　　　　　2θ（degrees）1刻…　cBN請、華膜のX線1n1州異1人々にもその存在を納得させ得るであろう。また、そもそもc13N薄膜のような微結晶薄膜の同定にX線回折は不1育1きである、という前提のもとに傍証だけで、別の物質や非晶質が、微緒晶ではあるけれども緒晶であるものと、1司じように議論されてきた状況を変える一歩となり得るものであろう。特に物理蒸着法（PVD）でも化学蒸着法（CVl））でも、Arの照射さえ行えばc酬は成長するという議論の真偽も明らかになるであろうし、また赤外吸収ピークの士醤減だけで、そ脚僕条件があたかもCBNが成長するための普逓的一条件であるかのように論じている今の現状が、本当に意1殊のあることなのかどうか、即ち、それは蝉、に、そのプロセスに固有の結晶性を有する物質（非晶質も含めて）や、cvDで使われる石英反応管の吸収ピークを測っていたりする可能性のあることなどを含めて、冷静に検討を進めていく端緒にもなるであろう。弗止二．に、CBM漢は成長と共に自然に圧繍応力を生じるために、絡釧婁体が成長方向に仰びるように歪んでしまっていることが判明したが、次のステップは当然この圧縮応力がどのような原因で発生するのかを解1羽することである。これを1＝リヨらかにしない限り、根本的な解決の手段を講じることはできない。その意味でさらに地遭な解析が必要とさオしる。　最後に、錐・曹は炭素と窒化醐・素の類似、性から発想、された研究、買1］ち、ダイヤモンドの低圧気棉含成の成功例に端を発する、非平衡」1・．でC酬を創造する研究と、グループテーマとして、想、像物質である8CxNを創造する研究に携わってきたが、弼方に共通して言えることは多角的に1’司定を行い、総含的、．1≡Lつ精繊に判断しなければならないことであり、仕薯撮1に対して緕果が伴わないことの方が多いということである。それと同時に、一・…一度トピックになると、・一つの切り1二］だけで全てを論ずる自信のあるような人は、逆に傍訂だけしかない状況であるため、縞果を鍛産することができるという一煮もある。しかも、l1愛昧さがある1．吐界では追試してそれを否定することもまた難しい。その締果、崖1然淘汰されることもなく全ての輿偽が峻昧なまま残っていく仙1界である。しかし緒局そ（5）の中で、石橘を■仰いて渡ることが、ブレークスルーとなる結果を生み出すことも確かである。今固、CBNの気棚合成において、ようやく傍証の世界から・一歩を踏み芒巳せたことはこのような経緯によるものであることを緒びの言葉とさせて頂きます。参考文献（1）M．Mieno■1⊃n．J．Appl．Phys．29（ユ990）下175．（2）　M．Mieno＝Su11r．Coat．Tecl－nol，52　（1992）　87、（3〕M．洲…■P・．J．～・毫・1．～・．36（1997い236．一特許紹介一　　　「無機質フィラー含有樹脂組成物の製造方法」　　特願平7－108667号　　　「無機質フィラー含有エラストマーの製造方法および複合樹脂材料」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　特願平7－108668号　“1自然環境の持統”の繋請を背策に、粘土鉱物や生物有機物で、地殻起源の金属や石油製品の一部を代替する研究を進めているが、“環境コスド低減の視点からは他にも例えば、製品の長寿命化、素材の繰り返し禾1岬化、製造エネルギーの低減など、多様な研究が婆請されている。本特許は粘土類緑鉱物を用いたプラスティックの高強度化、長寿命化の工失の一つで、企業（1＝1召和電二1二）との共同研究の結果である。　プラステイックに無機緒晶を混煉して高強度化する方法は概にたくさん試みられているが、その際、混煉される無機結晶は一般に、微細であればあるほど効果を発揮する。しかし、磨砕など機械的・物理的勢闘での微細化は、粒子が細かくなるほど難しく、ミクロン穫度が鰹界である。また粉体を混煉する揚禽は、均質分散もなかなか保障されない。一プ∫、一部の婁母や粘土鉱物などの鰯間に、有機陽イオンを包摂させると層閥が親油化し、それを有機溶剤に分散すると膨潤して、容易にナノレベルに微細化することが古くから知られている。親油性粘土鉱物および雲母（有機糧状珪酸塩）と呼ばれ、有機溶斉1」中では無色透明に分散する。いわば化学的磐開である。　そこで、雲母や粘二二1二鉱物のこの性質を利州し、親洲化した雲母または粘二11二鉱物をプラスティックも11j．溶な郁幾溶剤に微細に分散し、そのまま、プラステイックの製造工穫のllll1で混煉することで、商強度化に成功した。参考ステイックの強度測定繍媒の・一部を図ホする。4　　　函　　／妙、姉’多．．・△一＼　　　PP有機珪酸塩／極燈溶媒B　街機王………駿塩ノ極看生溶媒＾　　　　　　　　　タルク　　A．．．・・…IAI0　　　　5　　　　10　　　15　　　　　無機成分含有量（重量％）ポリプロピレン／無機被含系におけ創111げ弾快率20有機萬分予（樹脂）⑧⑧⑧⑧⑧　　⑧　　　　層状珪酸塩／溶媒＼　＼　／＼1ぐ／＼1■ O○溶媒ホツパ弁 ダイ　幽駆動部蝶絵都 圧繍劃 附浸部一一、凹　　　　’バレル スクリュ（6）1外部発」表1投稿登録’添・手3・　44］9〃20442王似2244234424似254426似27桝2844294430刷3．144324433州344435桝36州37州38州394440　　　　　　　　　　　纏1〕11epa11at1o1／0ξc壬玉1siUm　Pl〕osphate－CPLA　coη11〕oslteThermal〔leCOml〕OSitiOnm舳O〔iSr（〕lCOat…ng　On　tita11iUη1An　e〔rect　of　second　phase　on　oxygen　gl　a1n　boundary　di肌1si（〕齪inMgO一〔lope〔l　polycl　ystalllne　alumlnaCracl（　島ealing　il］　s1l1con　nitlrdcCer劃η〕iCSインターネットを遜じた備報交換とソフトウエア配布Relationsh…p　between　mo1t…n募鐵ndiCe焼却灰とアスベストの反応焼締Mcr（〕strUctUi’e　and　polytyPosi正｛co－I1　car1〕idol　l 発　　・炎　　’新 掲　徽　誌　等■一　…　…ate－CPLA　coηll〕osite 菊池正紀・末次寧 刷OCeramiCS、l1臼印　順三・赤尾　　勝 9，395－398，玉996r（〕1・Ha　and　CaTi〇一　　　　　　　　　　　　　　　．≡ 簡　　　洋・細沼　正志 Bioceramics，菊池　正紀・困巾　順三 9，349－352．1996中村　　聡・大柿　真毅赤尾　　勝Xygen　grain　bOund・ 坂口　勲・羽凹　難 MaterialsResearchBしl1letin，・CryStalline　alumina V．Sr1kanth・池上　隆康 31，837－843，玉9961－ido　a1x1　壬ilumim 三友　　護・酉村　聡之 Joしlrnal　of　NIaterials　Science堤　　1三幸 Letters，15，ユ976づ978．1996ξ換とソフトウエァ 泉　窟一二夫 科学と工業，50，．1．O一玉2，玉997nd　amorl〕hization　of 三鳥　　修 Nature，384，546－549，1．996守’吉佑介・1刺頼謙一 無機マテリアjレ，小松正二郎・石垣　隆正 3，570－577，ユ996池」二　隆康of　sit／l－tou墓hened Young－Wook　Kim Tl－e　　KOrean　　JOl」rna1　　0f三友　　護・広津留秀樹 Cel・aη1ics，2，ユ52－156．1996and　gap　or　layered 渡辺美代子・伊藤　　聡 Proceedings　for　23rd　互nter一水篤　公一・佐々木商義 national　Conference　on　thePhysics　of　Seηlicond／lctors，■る酸化マグネシウ 守吉　佑介・石垣　隆正 無機マテリアフレ，小松正二郎・池上　隆康 4，20－26，】．997rid　type　art舳iai 西原克成・田中順三 B1OCer纈η一iCS，CS　in　V壬主r1Oし1S　Vel・一 9，69－7且，1th　contro伽（い・e1a一 橘爪　秀夫・下辛寸　彫・・・・・・… Powdel’Oiffraction，山田　裕久・藤胴　武敏 11，288－289．1996［lll1沢　弘、基1〕y　an　MBE　method 重谷　寿士・藤本　正之 Materia1s　Science　＆　区N一杉村　　渉・松井　良夫 GINEERlNC　B，圧11二1＝1順三 41，］．48一玉5玉，ユ996i11〔liamond　calcし1一 大橘　直樹・橘長　　脩 Transactions　of　the　Materia1s趾111i順三 Research　Society　of　Japan，20，906－g09．！996日patite　Stud1ed　by 1］］巾順三・＊次寧 Transactions　of　the　Materia1s大儒　直樹 Research　Society　of　Japan，20，9ユO－913，ユ9961〕y　observation　and 寺部　　…弥・A．Grしlverman Journal　　of　　～iaterials．ved　LiNl〕3films 松井　良夫・丼伊　仰夫 Research，一ヒ村　健二 11，3ユ52－31」57，工996n　On　Supe11COnduC一 竹本　稔・大橋直樹 Pl－ysica　C，1．5CU206一δ（R・Pl・， 鶴見　敬章・福長　　脩 268，279－286．1996胴中　川頁三ctel・ization　or　I3C2N 渡辺美代子・佐々木高義 Thin　So1id　Fi1狐s、伊藤　　聡・水、島　公一 281－282，　334－336，　玉996m　OX1de　aS　a　preS・ そ芋1ニヨ　　尚‘D．Dobson I｛igh　　Temperatしlres－Highllトanv1l　device　for R．Rabe’A．P．Jones Pressしlres，］ぺ．O　GPa　region 27／28，　365－369．　1996nced　molψo1ogical O1eg　A．Louchev Joしlmal　of　Apl〕lied　Physics，1ng　SOlVent　C11yStal 大谷　茂樹 80．6567－6569，】．996d I．K川aw1‘A．Mainwood Physical　Review　B，神田久生・D．l1’isher 54，167】．9－726，ユ996w　formati（〕n　or　sllr一 J．K．1－ee・1刀中　英彦 Joヒlmal　of　Materials　Science1in9（〕fβ’S1C　w1th I｛．Kin1 Letters，lm　gamet　■■■■…　■… 15，409－4ヱユ，ヱ996amOll〕hlZatmOfExperimentalヨy　characterized　bandBC2N　semicon〔111ctor水i駿化マグネシウムを原料とする酸化マクネシウム粉末の特性評価S齪ccessful　ind／lcenlent　of　hyb，ldbOne　marrOW　　三1Sing　盲〕iOCeramiCS亡ebrateSAl〕X■ray　di∬11action　system　with　contlolle（ltivehum1d1tya11dtomPo11罰ture8aTiO＝ノSrTiO＝→t11in　mms　grown　l〕y　an　MBE　methoduS長ng　OXygen　ra〔hCalSElectronic　states　or　dopantslatcd　l〕v　a　DV－Xα　methodI工1ectr（〕nic　states　of　F…and　OH■日patlte　stud，ed　bya　I’）V－Xα　111ethodTransm1ss1on出ctronmicroscol〕vobse〔atlonand○ヨ〕tical　p11ope11ty　of　sol一、gel〔ヨer…ved　LlNl〕3f1lmsEffcct　of　ヨanthan…〔le　sしlbstヨtしltヨont…vヨty　　of　Lal．　85－xRxC盆ヨ．Nd　and　Y）Str三1ctしlral　and　electl・ヨcaB　c島aracte，1完atlon　or　I3C2Nthin　fiヨ1羽sCharacte］’istics　of　cast111agnesillm　ox！de　as　a　pl　essl－l11c　tra11s1羽…tting　mediヒlnl　fol’1羽ultl－anvH　devlce　fo－hi，9い〕reSSureeXpelIimOntSinthO～iarangoIli　convectiol－　and　eIユhancedStability1n　rlO壬1t－ZOne　tl’aVehn99ro、甲th　or　LaB6Niむ1（〕9e11i！1tel’Stit1alSindiam（〕n〔1Nove111ent　of亘ヨqUid　ヨ〕11≡lsc　and　t鐵o　fo，1】1atlon　or　slllface11eactionヨayビr　o11t110sヨntelmg　ofβ’S！C　wヨth罰na（1（i1tive（〕f｝倣ium汕1111illhlm（7）登録番号 題1］発　　表　　者 掲　載　誌軌■舌」’4441 Composition　dependence　of　the　critical　temperature 小野 晃・堤 正幸 Physica1C，in　super　conducting　Ga一ユ2ユ2GaSr2Tml－xCaxCu207 271，325－330，ユ9964442 イオン交換技術の活用による水質改善 小松 優 日本イオン交換学会誌，7，228， ユ9964443 Formation　of　solid　so1utions　between　SiC　and　AlN J，K，Lee・ 田中　英彦 Materials　LettelIs，during　Iiquid－phase　sintering H．Kim 29， ユー6，ユ9964444 セラミック構造のマイクロ化技術と新機能 関1コ 象一・田中　順三 化学工学，61， ユユ2一ユ15， 19974445 MBE法で作製したBaTiO、、薄膜の結晶構造と表面構 重谷 寿士 関口 象一 センサ材料プロセス技術研造 藤本 正之 杉村 渉 究会資料・，松井 良夫 田中 順三 13－17， ］9974446 Phase　transforll］ation　of　tしlrbostratic　BN　by　shock 小林 敬道 田代 優 CheIllist11y　or　Matcrials，compression 関根 利守 佐藤 、宙、夫 9，233－236， 1997人事異動菊池　正紀（重点研究支援協力員）　第ユO研究グループ研究員に採用研究発表会　第25回無機材質研究所研究発表会が、1ユ月26日（水）つくば市研究交流センターにおいて、外部研究機関、大学及び民問企業等から多数の参加者を得て開催された。研究会年月日 研究会名 題　　　　1≡19．ユO．6第5回分離科学一国際シンポジウムの開催について9．ユO．7第ユ4回微細構造研究会 電子材料の電・了’顕微鏡による解析について9．ユ0．ユ7第1ユ1亘1’生体活性材料研究会生体力学と材料について9．ユO．24第9回超微細構造解析研究会 高分解能電顕とEELSによるダイヤモンドの界而構造解析9．ユO．27第71回結品成・長研究会光応答材料の研究動向について9．lO．3ユ第ユ5回耐熱材料研究会Studies　on　Ian／in與tcd　structureof　A1！O」≒1〕；lsed　composites9．ユユ．5第ユ51司微細構造研究会 先端材料解オ斤における電子顕微鏡の役割9．ユユ．ユ7第ユ8回無機／’有機複合体研究会 珪酸塩マクロモレキュールの観察方法について9．1ユ．21第ユ6回微細構造研究会 フラーレン（C，i．、）結晶と蛋白質結晶の強度9．ユユ．28第ユ2匝1生体活性材料研究会 有機無機複合生体材料の合成と医学1一む川9．ユ2．3第7回ガラス・非質状態研究会非結1晃1ゲルの構造とA1，o＝、Si（）、系ガラス9．ユ2－3第ユ3回牛体沽性材料研究会牢体材料の応用について（8）