# Fileset

[先端研究_25山下良之_rev.pdf](https://mdr.nims.go.jp/filesets/76baf055-7caa-434a-b3a3-c23b3591ff16/download)

## Creator

[山下良之](https://orcid.org/0000-0003-0994-8095)

## Rights

[Creative Commons BY-NC Attribution-NonCommercial 4.0 International](https://creativecommons.org/licenses/by-nc/4.0/)

## Other metadata

[[R-795] 液中レーザー溶融法によるサブミクロン球状粒子の作製：[R-796] ペロブスカイト型構造における配位子の効果](https://mdr.nims.go.jp/datasets/3aa6e512-1475-4085-b7fa-b110b665c75e)

## Fulltext

Microsoft Word - 先端研究_25山下良之_rev.docxペロブスカイト型構造における配位⼦の効果 国⽴研究開発法⼈ 物質・材料研究機構 ⼭下良之  ペロブスカイト型構造を基本構造とするペロブスカイト型太陽電池はシリコン太陽電池と⽐較して, 安価, 軽量, 柔軟性を有する。 作製が簡単であることから, 近年世界中で研究が盛んに⾏われている材料である。加えて, ペロブスカイト型太陽電池の構成元素の 1 つであるヨウ素の産出量は⽇本が世界 2 位（1 位はチリ）であることから, サプライチェーンを他国に頼らず安定して確保でき, 経済安全保障においても利点を有する太陽電池として注⽬を集めている。  近年, 配位⼦を⽤いることにより, ペロブスカイト型太陽電池の物性を制御する試みがなされている。H. Zhang らは配位⼦にチオールもしくはカルボン酸基を有する配位⼦を⽤いる事により, MAPbI3（MA:CH3NH3）太陽電池の変換効率の向上を報告している 1)。S.M. Park らは, この変換効率の向上は MAPbI3 構造表⾯の配位⼦による表⾯最⾼占有準位（HOMO）及び表⾯最低空準位(LUMO)のエネルギー準位のシフトに由来すると結論づけている 2)。 ⼀⽅、L. Zhao らは配位⼦にアミン基もしくはホスホン酸基を有する配位⼦を⽤いると配位⼦は MAPbI3 構造内部に拡散し, ⽋陥を修飾し MAPbI3 太陽電池の安定性を向上させていると報告している。しかしながら, 配位⼦の内部拡散による MAPbI3 太陽電池の変換効率の減少も報告している 3）。S.M. Park et al らは, この変換効率の減少は表⾯に存在する配位⼦がMAPbI3 構造表⾯の HOMO 及び LUMO のエネルギー準位をシフトさせたことに由来すると結論づけている 2)。 ⼀⽅、Yandri らはオレイン酸, リノール酸, もしくは両⽅を⽤いることにより, 作製⽅法がほぼ同じであるにも関わらず CsPbBr3 ペロブスカイトの結晶構造を直⽅晶, ⽴⽅晶, 正⽅晶に制御できることを⾒いだしている 4)。 このように, 配位⼦を⽤いる事によりペロブスカイト型太陽電池の物性を変化させる事ができることから, 今後ペロブスカイト型構造における配位⼦の効果に関する研究がより盛んになると思われる。   1) H. Zhang et al., Adv. Energy Mater., 9, 1803573 (2019). 2) S.M. Park et al., ACS Energy Lett., 5, 799 (2020). 3) L. Zhao et al., ACS Energy Lett., 1, 595 (2016). 4) Valdi Rizki Yandri et al., Heliyon, 10, e23276 (2023).