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[tic_dogu6.pdf](https://mdr.nims.go.jp/filesets/4e653578-c723-4bec-9050-dec8bcea1da5/download)

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[轟 眞市](https://orcid.org/0000-0003-3986-1900)

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[セルフアーカイビングのすすめ ― かわいい著作には旅をさせよ](https://mdr.nims.go.jp/datasets/816a364b-cf6e-42f8-97d3-7a6a6701e61f)

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Informatics for researchers' life (3): Self-archive your papers to disseminate your work著者版プレプリント ◎連載研究生活のためのインフォマティクス【第 3回】セルフアーカイビングのすすめ―かわいい著作には旅をさせよ轟　眞市 物質・材料研究機構光材料センター∗Shin-ichi TODOROKI調べ物するならまず検索、という世の中になって久しい。自分の良く知らないことを調べるなら、まずは日本語で検索するのが普通であろう。研究稼業の標準語は英語であるにしても、手っ取り早く知識を得るのに母国語の手軽さは捨てられない。翻って考えるに、自分の研究成果を知ってもらうのにも言葉の壁は存在する。英語で原著論文を書き上げても、読んでくれるのは専門分野が近い研究者だけだ。専門家集団の枠を越えて自分の仕事を知ってもらうには、まず言語障壁の無い日本人をターゲットにするのが第一歩である。そのためには、和文雑誌等に記事を寄稿する機会を得たら、それを最大限活用すべきだ。出版社の権利を侵さない範囲で、原稿ファイルをインターネット上で公開すれば、読者は検索エンジンが連れてきてくれる。このセルフアーカイビングを手助けするサービスが、最近手軽に利用できる様になった。大学などの研究機関に所属している人であれば、機関リポジトリを利用すれば良い†。そうでない人なら、YouTubeの文書版と形容される scribd.comが便利だ。本稿では、筆者が数年前から取り組んでいるセルフアーカイビングの効用を紹介する。ホームページへのアクセスとの関係筆者が自分のホームページを開設したのは 1995年末のことだ。その後、2000年頃からセルフアーカイビングを始めた記録が残っている。図 1に、ホームページへの累積アクセス数を、累積論文数 (和英別)∗〒 305-0044茨城県つくば市並木 1-1fax 029-854-9060URL: http://www.geocities.jp/tokyo1406/†我が研究機関においても今秋、独 Max-Planck Digital Libraryと共同で試験運用が始まっており、大いに期待している。とともにプロットしてみた。一見、相関するのは当り前の様に思えるが、細かに見てみると、興味深い特徴が浮かびあがってきた。2007年 7月、とある学会の会報に、研究発表に関するノウハウをまとめた記事 [1] を発表した。発行と同時にホームページ上でも公開し、この記事に興味を持ちそうな人の集う掲示板に宣伝を載せてみた。その結果、その月のアクセス数は、普段に比べ約 700も多くなったのである (図 1の矢印 (1)参照)。その雑誌の公称発行部数は 6000部であるから、1割強の読者を追加で呼び寄せたことになる。彼らが紙媒体でその記事を目にすることはまず考えられないので、電子公開した甲斐があったのである。セルフアーカイビングされた記事を見て、動いてくれた人も現れた。図 1の 2007年 2月から始まる黒丸のプロットは連載記事 [2]の発行を示している。この話を最初に持ち掛けてくれた編集者は、過去の筆者の記事 (おそらく矢印 (2)と点線で繋いだ 2つの記事)を読んだことがきっかけ、と話してくれた。これが縁となって、連載物を執筆する機会が出版社を変えて現在まで続いている。各記事には過去の和文記事をURL付きで引用したので、自然とホームページへのアクセスが増えていった。図 1の◯印を結ぶ線で示される、査読無し和文記事の累積数の増加傾向は、実線で示されるホームページへの累積アクセス数と、2006年後半以降において良い相関を示している。一方、査読付き英文原著論文 (筆頭著者分)の累積数を示す□印の線との相関は見られない。原著論文を読んで引用文献 (当然英語!)を引くのに、筆者のホームページを経由することを試みる人はほとんど居ないであろうから、当然のことである。Materials IntegrationVol.21 No.12 (2008) 1http://www.geocities.jp/tokyo_1406/�http://www.tic-mi.com/publ/mi_new.html�◎連載 著者版プレプリント図 1:筆者のホームページへの累積アクセス数 (太実線、右軸)、筆者の英文原著論文 (筆頭著者分、査読付き)の累積数 (□印、左軸)、および筆者の和文記事 (査読無し)の累積数 (◯印、左軸；●は連載記事)。上部の★印は、文献 [3](■印)を紹介してくれたブログの記事の数を示す。(1)～(3)の縦矢印は、データ間の相関を示す (本文参照)。翻訳の効用2004年 12月、材料インフォマティクスの国際ワークショップで実験ノートの電子化について発表し、そのプロシーディングス (査読済、英文) [3]が 2005年9月にオンライン公開となった (図 1の■印)。日本人にも広く読んで欲しかったので、早速和訳して公開したところ、3人の日本人ブロガーが紹介してくれるに至った (図 1の☆印)。これらのブログへのリンクを取りまとめて、ホームページに掲載しておいたのが功を奏したのか、2007年 10月にはフリー百科事典『ウィキペディア』の「実験ノート」項目にも取り上げられることとなった。さらに、これを見た言語学先攻のポスドクの方が、自らのブログで紹介してくれた (2008年 5月)。論文のテーマが材料科学に閉じていない内容であったからこそ、専門分野の壁を越え易かったのだろうが、和訳を公表していなければ、文系の方々にも読まれていることを知る機会は無かったであろう。セルフアーカイビングはまず母国語の文書から取り組んだ方が、反響を知り易いと思う。反響を知れば、励みになる。筆者はこれに味を占めて、和文記事の英訳も公開してみた [4]。15ヶ月後ではあったが、スペイン人ブロガーの目に留まったのだから、セルフアーカイビングは止められない。［参考文献］[1] 轟眞市：“研究業績リストの電子化―研究者のための執筆・発表支援システム”, セラミックス, 42,7, pp. 520–524 (2007).[2] 轟眞市：“セレンディピティの磨き方―ファイバヒューズ研究に至った縁と偶然 (連載全 3回)”, 工業材料, 55, 2～4月号 (2007).[3] S. Todoroki, T. Konishi and S. Inoue: “Blog-basedresearch notebook: personal informatics work-bench for high-throughput experimentation”, Appl.Surface Sci.,252, 7, pp. 2640–2645 (2006).[4] S. Todoroki: “Two serendipitous episodes — HowI embarked on fiber fuse research”, (2007).※上記文献は翻訳を含めすべてセルフアーカイビングされています。タイトルで検索してみてください。2 マテリアルインテグレーション Vol.21 No.12 (2008)http://www.tic-mi.com/publ/mi_new.html�