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[無機材研ニュース第106号](https://mdr.nims.go.jp/datasets/1313fd97-2643-47c4-be90-2b5ad48d7f90)

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無機材研ニュース第106号七〇一．ゼEoo一一0E蜆E0－oo］100．o0＝あ○蜆oo．］o－Eo－ooo］10’0E0f000眈o〇一10－〇一眈○眈餉Eo．但≧里三…ω…Z－o○餉］○工←グラファイ第106号 昭和62年10月ト（OO01）表面の表面プォノン1．はじめに　グラファイト（石墨）は核融合炉の第一壁材や超高真空条件の潤滑固体などの先端技術に使用されているだけでなく，古くから物理吸着，インターカレーションなどの物理化学で広く興味を集めている。とくに最近では昨年ノーベル賞の対象となつた走査型トンネル顕微鏡（S　TM）がグラファイト（OO01）表面に適用され，大気申でも見事な原子像が観察されて以来，グラファイトはトンネル顕微鏡の標準試料となり，その表面原子構造や表面フォノン構造が活発に議論されている（1〕。　グラファイトの結晶は図1に示すように蜂の巣状に炭素原子の並んだ原子面が1，2，1，2ジ…・・のように2面を一単位に積み重なってできている典型的な層状結晶であり，面間の弱いファン・デル・ワールスカと面内の強い共有結合で特徴付けられている。（OO01）表面にはダングリングボンドが存在しないため気体との反応に不活性であり室温では残留気体は極めて吸着しにくい性質を持つ。　グラファイトのフォノンは古くから研究されてきたが，面内の強い結合に原因した高い振動数のため全エネルギー領域に渡って分散関係を実験的に決めることができなかった。バルクフォノンについては申性子散乱により30meV以下の低エネルギー領域2）とF点のみの幾つかのモードが光学的（ラマン分光，赤外吸収分光）に測定されている（3〕のが現状であったし，他方表面フォノンにっいてはHe原子散乱法とSTMによるトンネル分光法が咋年適用されたが状況はほとんど同じであった。幾つカ）の信号がトンネル分光で検出されているが，信号の同定もまだ完全にできていないし，またHe散乱では申性子散乱と同第12研究グループ主任研究官　大島　忠平様に測定可能な振動は低い振動数領域に限られていた（4，5）。今回我々の研究グループで開発した高分解電子エネルギー損失分光（EELS）装置を使用することにより今まで測定できなかったグラファイトの分散関係を全エネルギー領域で測定することにはじめて成功した。ここではその測定結果の概要を紹介する。2．実験　今回使用した試料は，溶融鉄をフラックスとした化学輸送法で育成した薄膜状の（直径3㎜厚さO．01㎜）結晶の（OO01）成長面である（6〕。5x1〇一Paの超高真空申で約1000度（摂氏）の過熱を繰り返すことにより表面を容易に清浄にすることができる。この清浄表面は極めて不活性であり，上記の超高真空内にl ~ ~~T ./~~'/ ■l ■■■■■1■ヨl // / 図1　石墨の結晶構造（1）1臼放置しても残留気体は吸着せず低速電子線回折像とオージュスペクトルは変化しなかった。測定に使用した装置、原理は既に報皆しているのでここでは省1略する（7）。3．案験結果　図2に鏡獅反射条件で演淀したEELSスペクトルを示す。エネルギー礪（3meV）の狭い電予ビームを試料表面に照射すると弾性敵乱のピークのエネルギー帽は約6meVに広がる。これは自由電子（または正孔）による散乱に原因する現象であり，Si表面などでも知られている18）。一般に金属のプラズモン（または表面プラズモン）の振動エネルギーは数欲であるが，半導体や半金属のようにキャリヤー数の少ない物質ではプラズモンの振動エネルギーは数十meVとなり，その振動周期が緩和時間と属穫度となると損失関数のプラズモン（表面プラズモン）ピークはブロードになる。図2で40－50meVにあるピークはグラファイトの自出キャリアーのプラズモンと考えられる。対応するブロードなピークは遠赤外分光より求めた損失関数にも存在している（9〕。　更にこの電子励起に原困する高いバックグランドの強度がEELSスペクトル申に生ずる。これらのバックグランドの強度は双極子散乱により鏡面反射方向の近傍に集申するため，双極子散乱条件では電子励起の大きな信号に隠れてフォノン励起のイ書号は観測できない。しかし鏡面反射条件カ）ら離れると双極予散乱の寄専が減少し，バックグランド強度も約3桁下がり，衝突散乱によって励起したフォノンの損失ピークが観測できるようになる。　図3に19．7eVの入射電子で測定した衝突散乱領域の角度分解旺LSスペクトルを示した。入射方向を変えると6本の振動モードの損失エネルギーが変化する。このフォノンの波数ペクトルとエネルギーの関係が分散関係である。図4にこのようにして灘定したFM方向のエネルギー分散関係を示す。3本の光学モードと3本の音響モードが観測できる。図申に示した申性子散乱で得たバルクフォノンの分散関係（黒丸）と本実験のデータ（臼丸）との連続性は極めて良い。さらに赤外吸収分光で測定された2つの赤外活性モードの振動エネルギーを矢印で示した（ユ96．9meVと！06．9meV）が，これらの値もEE－LSのデータをF点に伸ばした予想値と良く一致している。グラファイト表面の振動を考えると最外層原子の廊に平行に変位する振動モードは弱い結合が切れた影響をあまり受けないことは最近の理論計算によっても裏付けられている㈹。このことは，面内の振動は表面でも（EELSのデータ）内郷でも（申性子散乱のデータ）同じである本実験結果を良く説響揮筍．oX20X70　　　　　　　　　　　　　　Eo凹19．7巴V　　　　　　　　　固r＝θi颪72’｛（曲血ジL昔200　　　　　　　　400　　　手貫突エネルギー｛m巴V〕oo図2　鐘面反射条件で測定した旺LSスペクトル明する。　図5にバルクフォノンの最も新しい計算例を示す111）。本実験のデータとはF点近傍と低い振動数領域では一致するが，その他の領域での一致は良くない。これはグラファイトのフ才ノンを記述する理論的パラメータを再検討する必要があることを示している。　最逓S　TMのトンネル分光によってグラファイトの表面近傍のフォノンが報皆されているが，50meV付近の信号はフォノンではなく，前節で議論した電子励起によるものと考えるのが負然である。また高｝麹揮E＝19．7巴V　θ一・世72日△固＝　qn＝　9．O．工4　A－1　　3　　　　　　　　　62　　　　4　　　　　5一2－5…呂肌2427303336394245485王O．200，260，330．＃oO．47O．560．制o．730．呂3o，931．03，．13i．2｛1，35　　　　O　　　　　　　　lO0　　　　　　　200　　　　　　　　機突エネルギー｛meV〕図3　衝突散乱条件の角度分解旺しSスペクトル（2）200］呂oI60H0120loo80604020　。。o．6肋い。9♂　　　　　　o　o　。ψ㌦　　㌔　　　　oo　oo　　　　　　oooo　oo。o㈹“。o　o　o　oo　　oo　　　o　o　o　　　　　　　o　．　　　　　　　　　　　o．　　　　　　　　　　　o　　　　　　　o●　　　　　　　　　　　o　　　　　．θ・．　．　　3　　　　o・　　　　●　　●　　●ooo　　　ooo　　　　　　　o　　　　　o　　　　　o．4　　　　　0．8　　　　　1－2　　　　　F　　　　　　　　　　　q，1｛A－1〕　　　　　　　M図4　FM方向にそった〕ニネルギー分散関係とグ　　うファイトの2次元ブリルアンゾーン　実験点で黒丸は申性子散乱による測定値。矢印は光学測定によるバルクモード速のE肌Sにより双極子散乱条件で同様な約45m甜の儘号も観察されているα2）。4．おわりに　本研究により明かになった点をまとめると次の通りである。ω　グラファイトのフォノンのエネルギー分散関係を全エネルギー領域ではじめて実験的に決めた。申性子散乱法などの他の方法では観測できないエネルギー額域がEELS法で測定可能であることを示した。（2）測定結果は従釆のバルクフォノンの実験値と一致した。このことはグラフィト（OO01）面の最外層　　　E－uo㎜■i1500　　E世厘1OOO500B，顯A世uB、畠E蝸0A　　　r　　　　　　　　　　　M図5　最も新しいフォノンの分散関係の計算例の化学結合の様子は圏体内部と属じであることを強く示唆している。13〕従来までの旺LS法による表繭フォノンの測定は金属に限られていたが，本実験により衝突散乱を使用することによって半導体や半金属にも適用できることを示した。文　献1）AI　Bryant，D．P．E．Smith　and　C．F．Qua士e，Appl．　Phys．Lett．48（1986）832．2）R．Nicklow，N，Wakabayashi　and　H．G．Sm曲　Phys．Rev．5（！972）495玉．3）R．J．Nemanich，G．Lucovsky　and　S，A．Solin，　Solid　State　Com㎜un．23（1977）玉77．4）D．P－E．Smith，C．Binning，C．Quate，Appl．．　Phys．Lett，49（且986）玉64！、5）G．Benedek，G，Brusdey1ins，C．Heimlich　and　J・P．Toennies，Surface　Sci．1ア8（1986）545．6）T．Noda，Y．Sumiyoshi　and　N．王to，Cardon　6　（1968）713．7）大島忠平　日本物理学会誌　42（1987）27王。8）H．Ibach　and　D．L．泌i1工s，］三＝lectron　Energy　Loss　Spectroscopy　ana　Sur｛ace　Vibrations（A－　caδe㎜ic　Press1982，New　York）．9）Y．Sato，J，Phys．Soo．Jpn．24（玉968）489．10）E．de，Rouffignao，G．P．Alldredge　and　F．W．　dewette，Phys－Rev．B23（玉981）4208n）M．Maeda，Y．Kuramoto　and　C．Horie，J．Phys，　Soc．Jpn．47（王979）337．12）J．Geiger，H．Katterwe　and　B．Schroeder，Z．　Physik241（197！）45．（3）第15回無機材質研究所研究発表会のお知らせ　逃研究所では，創設以来rグループ研究」という独肉の研究システムにより、新しい無機材質を求めて1峠語広い材料研究を風翔しております。　昭和6ユ年度において，所期の目的を達成した4つの研究グループの研究成果を右記により発表したいと存じます。参伽に係る鄭月（含研究報皆警）は，一切無料となっています。また，1辛1込は，蜜日会場にて受付を行います。　紫様方多数参伽下さいますよう，ここにこ案内串し上げます。研究発表会会場のご案内研究発表会会場（研究交流センター）への交通J　R　鴬鑑線　上野から】■＝1■1＝荒川沖駅，土浦駅　　　　　　　　　　　　　　　　（各駅60分）　　　　　　　水戸から：＝■■1［土浦駅，荒川沖駅　　　　　　　　　　　　　　　　（各駅60分）バス　関東鉄遺バス　．競川沖駅から…千現一丁目　　　　　　　　　　　（筑波大申央行き，20分）　　　　　　　　　　土浦駅から…挙園竹團　　　　　　　　　　　（筑波大中央行き，25分）徒歩　　　　　　　　’’榊　灘議会場　　　　　　　　　　　　（徒歩，5分）　　　　　　　　　　　　（徒歩10分）　なお，マイクロバスは，9時30分頃「荒川沖駅」東1二1より「研究交流センター」へご案内します。12　　　　　　　　　　記日時　昭和62年11月2帽（金）ユO：OO一ユ5：30場所　科学技術庁研究交流センター国際会議場　　　茨城県新治郡桜村竹園2丁園20－3　プログラムユ）ユO：O〇一〇：ユO　あいさつ　　　　　　　　　所　　　獲　瀬高2）ユO：玉O～ユ！：ユO　駿化繭鉛に関する研究　　　　　　　　　総合研究鴬　臼嵜3）玉ユ：10一ユ2：ユC1複合モリブデン硫化物に関す　　　　　　　　　る研究　　　　　　　　　総合概究官　石丼　紀彦　　　　　　一　休　　憩　一進）ユ3：3トユ遂：30炭化けい素に関する研究　　　　　　　　　総合研究官　猪股　吉三5）ユ4：3トユ5：30　バナジン酸アルカり金属に関　　　　　　　　　する研究　　　　　　　　　総合研究宵　加藤　克夫6）ユ5：30　閉会付近の地図警祭打尭．風曲＾一申兜　雛灘しの1」ぱ胆榊　　　北　　　　聰　　　干　　　佐　　　手　　　…1比苦口　　螂手㈹□　下，咀莇川沖所硅堆　　h症1鋏苗＾中典　　　班由共砧　　　垂齪大丁庇簑　　　凸工＃ルギ　　　拮｝蜆　　　パ貝蜆Oは2一。ピ〃　　　　　　　一…研1もト　．＾普，、ス募晩2，螂　　　土　　　　　　　　　　■珊　　讐　　｝〒帥昌　養軸蝋蜻治鋼嵯神竹固呈一呈o－3　　　宙邊筥舶一51－1ヨ酬1代塑〕JR常磐線及び連絡バス時刻表〈下り〉　」：　野　行先　剃11沖（土　浦）荒111沖⑨7：03　平　8103（8：13）8：23⑯7：36高萩8：36（8：46）8：45⑩7：54勝田　8：59（9：09）9：ユC⑱8：n土浦9：12（9：！8）⑯8：18勝瓢　9：27（9：38）9140千　現1丁目8：439：059：28会場8：489：ユ09：339　：58　　10：03く上り〉始発水　戸高萩　7：C8平　7：30平　7：37水肩　8：l1（土浦）（8：11）（8：07）（8：44）（9：09）荒111沖8：玉88：519：．16剃1沖8：238：459：ユC千　現け目　会場8：438：尊89：059：ユ09　：28　9　：33◎当研究所の直通バス（無料）　　9：30　　　　9：50　なお，土補駅でお降りの方は随時路線バスがございます。（4）研究発表会 研究発表要旨　酸化亜鉛に関する研究　ZnOはバリスタ，表面弾性波フィルタ，ガスセンサ等として利用されているが，合成法之構造・組織之物澁の三者関係にっいての知兇は十分なものではない。本報皆は，上記三者関係の確立を目指し特に商次構造（一1叙欠陥，非平衝，粒界，組成変動等）に注目して研究された成果に関係している。　焼結理論に関する研究では，最初に圧粉体の圧密過程をモデル的に解析し，この結果を踏まえて焼結の申期，末期遇程での理論式を導出している。更に系の粒度分布と粒成長速度との関係を記述する理論を展開している。　焼結燈と粉末特性に関する研究では，MnZnフェラィト，Zn．TiO。蛍光体及び関達物質としてのMgOについて，焼結性を制御する粉末特性（単分散度，2次粒子の存在，粒度分布，圧粉体申の空孔分布等）について祥細に検討し，得られた粉末を用いて適当な焼結条件下で＝ユoo％の相対密度，透光性を達成している。　拡散と焼結に関する研究では，ZnO・Bi添加ZnOを始め含Znフェラ朴MgO，A1．O茗，Mg添加A1，O。について，焼結遇程申での拡散特性といった新しい概念を提案し，それらの結栗と繊密化，粒成長との関係が鵬らかにされている。　ZnO系バリスタの研究では，アミン法によって高性能バリスタの作成が河能であること，Bi添カ纈ZnOバリスタにおける電子空乏属が粒界偏析層の空気酸化によって形成されること，劣化機構がが空乏層の変形に伴って起こることなどが解明されている。　関連研究としてLa添チタン酸バリウムの新しい半導’体化機構，L1。．≡Fe呈、≡O。の規脳・不規則転移，ニオブ酸鉛マグネシウムの誘電特性などを取り上げている。複合モリブデン硫化物に関する研究　本研究グループにおいては，モリブデンを倉む硫化物について，その獺関係の解明を申心とした結晶化学的研究を行った。この系の化合物では，特に，いわゆるシェブレル化合物（硫化物の場合の代表的な化学式はM．Mo筍S畠リ，M二金属原子）のあるものが趨伝導を示すことが知られているが，これらの三元系モリブデン硫化物の性質は化学組成，緒晶の質の良否等に大きく影響されるので，相関係の研究の立場から，各相の存在領域，構造等に関する基礎的なデータを確立することは，その物性研究にも関連して重要である。　研究対象とした系はM－Mo－S系のM原予としてTi，V，Cr，Fe，Yb，Ta等を含む三元系及びそれに関連したMo・S等の二元系である。このうちC・，Fe，Ybを含む三元系にについては，石英拭管法響により，シェブレル相及ぴ各種の梱の存在領域を解帽した。また，Ti，Vを含む三元系にはシェブレル相は存在しないが，同様の方法により多くの新相が見いだされ，その存在領域が決められた。Ti，V，C。等を含む系には種々の複雑な構造を有する相が含まれるが，これまでのグループ研究を通じて発展させてきた不整を有する化合物の構造解析手法讐を適用することにより，それらの機造を明らかにすることができた。また，Yb－Mo－S系のシェブレル相については，Pb－Mo－S系のシェブレル相等と共に超伝導状態への転移に関達してその磁気的性質を検討した。Ta－Mo－S系の化合物については，これまでその存在が知られていなかったが，梱1爽係の研究の結果，鰯状構造を有する相の存在が確認され，構造，金属原子の分布等について知見を得た。単結晶育成に関しては，商周波加熱法によりFe－Mo－S系のシェブレル化合物の良質結晶の育成に成功し，その電磁気的性質等を検討した。また，MoS里結晶の化学輸送反応機構を研究して，化学輸送において水分が璽要な役割を果たすことを明らかにした。　炭化けい素に関する研究　共有結合性物質の典型としてSiCを選び，このような化合物の焼緒及び強度発現の機構に闘する認識を深めることを目的に，5隼間のグループ研究を行つた。　焼結は微粒子を接合させる遇程であり，焼縞体の強度は，この接合状態に依存するから，この研究を進めるに当たり，結晶の高濫下での性質や，粒子境界（粒界）の組成や構造に関する知識を集積すること，並ぴに，焼結の伝統的理論体系に見られる多くの閥題点が何に起因するのかを見極めることが，学理衝での重要課題であった。　一方，焼結体を耐熱構造材料の候補材料としてみる時，工学的には，SiC等の鼻体的焼結プロセスにかかわる諸因子の科学的背景を知ることが重要課題（5）であると考えた。　これらのうち，粒界研究は・電子顕微鏡やX線圓折のデータを基礎に検討を重ね，高純度SiCの粒界エネルギーは，粒界での緒合手の一致度と深い関係があることを示し，一般粒界のエネルギーは，かなり大きく，これが高純度粉末の級密化を阻害しているとの結論を得た。　伝統的焼結論の閥題点は，理論体系が基礎とした二つの基本式，いわゆるThomson－Fre㎜dlich式と，在来の物質移動式の適用のしかたにあることが指摘でき，SiC焼結体のクリープ実験を通じて，この指摘と，新しい提案の検言正を行った。　これらの研究を通じ，SiCやSi。“の繊密化と強度発現には，粒界エネルギーの引下げが必要で，この目的に，粒界に無定形相（層）を介在させることが有効であるとの結論を得，焼結体で実際に確認した。この結論は，焼結助剤の選択や，添加量の低減に有効であり・合成粉末を周い，焼結方法で幾つかの発明を成立させた。　バナジン酸アルカリ金属に関する研究　標記の物質群について，相平衡，構遺及び物性に関する研究を行った。相平衡の研究では，LiV．O且一V里OべV．O・系の650℃における相平衡図を作成し，β一LiエV蜆O舶など，一般式LiエV帥OlM凹耐で表される4種の新化合物を発見した。構造の研究では，これらの新化合物及びNa・V・O・などの結晶構造を決定すると共に，超空閥群に基づく変調構造解析法を長石及びNaNO。に適用して，その実用性を確認した。さらに，趨空聞群の図表を作成すべく，775個の雀次元超空間群を導出し，各対称操作の記号を考案した。また，V．O呈及びLiエV里O。などの電子線照射損傷の過程を透遇型電子顕微鏡により観察した。物性の研究では，Li．V里O。の電子イオン混合導電性の機構を調べるべく，インターカレーション法で合成した試料について，NMR及びESRの測定を行い，Liイオンの運動及び電子のホッピング運動について考察した。外　部　発　表※　投　　　　稿蒼録番一弩 題　　　　　　　　　　昌 発　　表　　者 掲　載　誌　等1763 新しい赤外線素材 商橋紘一郎・商松　恵二 化学二〔業一ゲルマン酸鉛について一 掛川　一幸 37，8．19861764 High　performance　l　iquid　chromatograpby 川崎　　力・小■林　　亘 1≡：ur．J．Biochem．us　ing　spherical　aggregates　of　hydroxya一 池圧1幸悦・高橋昇一 157，291，ユ986patite　mioro－orystals　as　adsorもent 門間　英毅1765 星の重カ崩壌と商密度磁気ポーラロンの緒 梅原　雅捷 日本物理学会誌掃化 41，8，587．19861766 低速イオンの1瞥1体表繭における電荷交換 κ右E員龍太郎・脊野正和 日本物理学会誌遁1，8，633．！9861767 α一およぴγ一リン酸一水素ジルコニウムによ 木、鵜　　剛 日本化」学会誌るヒスタミンのインターカレーション 8．！145，ユ9861768 Pressure　dependence　of　the　N6ei　Tem一 胴村　修蔵 mgh－Temperatures－High一perature　of　ohromium　andα一manganese Pressuresmeasured　with　a　strain　gauge　to　2GPa 18，95，ユ9861ア69 Sintering　and　Strength　of　SihconNitri一 E［伸　英彦・P．Greil Int．J．Tcoh．Ceramicsde－Silioon　Carbide　Composites G．Petzow 1，ユ07．19851770 S士ruoture　AnaIysis　of　Ag　OverIayers　on 宵野正和・左右田龍太郎 Surf．Sc三．S　i（一I一）by　Low－Energy　Li＋互on　Scat士ering 大島　忠平・石沢　芳夫 ユ68，7玉3，玉9861771 高温での単結晶’育成 大谷　茂樹 応月ヨ物理55，4，373．1986工772 ReiatiOn　betWeen　e1eCtrOnegatiVity　and 大橋　晴夫 J．Jpn．Assoc．Min，Pet．heat　of　formation　in　Mx’ha1ide Econ．Geoi．81，8，333．！986…773 The　Phase　Relations　and　　Homogeneity 禾口1ヨヨ弘1旧・一、野E日みつ子 J．Less－Lommon　Meta1sRange　of　the　Iron　ChevreI　Compouud 野崎　潜剤・川日ヨ　功 113，53，三985Fe洲o缶Sい1774 ANoteontheSuperspaoeGroups　for 山本　昭二・T．Janssen Aota　Cryst．One－aimensioua11y　Modulated　Structures A．Ja㎜er・P．M．deWo1ff A41，528．1985（6）登録番一弩至77517761777177817791780178至17821783178些至785178617871788王7891790179117921793玉79ξ王795題　　　　　　　　　　目Raman　Scatter玉ng　and　Lattioe　Vibrati－ol」s　of　Ni壬S　iO’Spinel　at　EIevated　Tem－peratureYe1iow　Coatiugs　Produced　on　　Classesand　A1uminum　by　the　SoレGel　Processキャベンディシュ’優’干究所に留学して高分解能分析電・二∫・顕微鏡とその応」三1ヨ層状構遭含水’駿化チタンのリチウムイオンによる滴定とそれに伴う層構遼の変化Quantitative　Analysis　of　Light　Elemen士swith　UTW－EDS　and　EELS　under　a400kV　High－Reso1ution　Analytioa1刷ec－tronMiorosoopeCompatibi1itγof　Struoture　互maging　andMicroa蝸1ys1s　by　a400kV　High－Resolu－tion　Analytical　Electron　MicroscoPeThe　Usefulnsss　of　a400kV　High－Reso－lution　Analytical　Electron　M｛croscopeAdvantages　of　a400kV　high　resoiutionanalytical　electron　microscoPe　and　apP】i－CatiOnSCarbide　Fie旧Emission　Sourceシュウ’駿エタノール法によるPb（Zr，Ti）O茗の合成（第2報）合成条件の粒径に及ほす効果セラミックスのキャラク」タリゼーション技術I玉．ユ．構造j干排酸化物セラミックスPhase　Relations　and　Structure　ofV茗一xMoxS4（O≦x≦2）ダイヤモンドの低圧合成一非平衡CVD法を申心に一気棉合成ダイヤモンドの観察窒化けい」素の液禍焼結The　Distribution　of　Fe3＋and　Caヨ十　bet－ween　Two　Tetrahedral　Sites　in　Meli1i－tes，Ca王（Mg，Fe呈十，Ga，Si）ヨ07Anewtypeofhost－compoundconsistingofα一zirconium　phosphate　and　an　anim乱t－ed　CyO1OdeXtrinPreParation　of　Cubic　HZr呈（Po’）ヨ　　an（1Related　CompoundsGrowth－induced　optical　anisotropy　ofepit脳ialgametfiim・g・ow・㎝（u0）一〇riente（1　substrates’酸イ己重＝1＝…鉛（ZnO）発　　表　　者1．1坤牧島一ヒ兇1公井高光・石井　紀彦亮努・久傑　　獲恵三・下平高次郎良夫板東　義雄・松丼ゴヒ兇　奮三佼々木商義・小松藤木　奥規板策　」義雄・松丼野一一ヒ　髪俊・鈴木1節ヨ嘉曇板築酒井良夫優良夫溝二義雄・北兇　瞥二禾u禾口板東　義雄・松ヲ・1＝上村揚一郎・及川鈴木　溝二・本［日原困板策　糞雄・松丼北兇　凄三・猪股及川　哲夫・鈴木本11111敏和・脚’1＝’1石沢芳夫・‘努木　　　　　忠平・大谷山村羽1王1臼審三友良夫哲夫敏禾口良夫一努三癌曇　巡茂樹　博・禽本　成史　鑑・渡辺　胴男イ誉」　　’護和目ヨ弘昭・小野田みつ子野崎浩司・1岨1功松本糟一郎松本精一螂三友　　護赤坂避野木島小野正秀・大橋　晴夫　一璽剛・松井　佳久晃・矢島祥行北村　健二・丼伊　伸夫オ（芋寸　茂矛＝＝r・F，ChevrierJ・M・Devi量nes’H．Le　Gaii石壇隆正掲　載　誌　等PhYs・Chem・Minera1s・13，156，　ユ986J．A㎜er．Ceram，Soc．69．　6．　C－127，王986劇嚢f科学7，　3，　81．　1986電子顕微鏡21，　1，　30．　1986Gypsum＆Lime204，30．1986Proc－XIth　Int．Cong．onElec士ron　MicrosooPy9玉7．　！986Proc．XIth互n士。Cong．onE1eotron　Mioroscopy911．1986Ul　tramicroscoPy！8，　1ユ7．　1985InSt．Ser，Phys　Conf－78，　15，　575，　ユ985Proo．XIth互nt．Cong．onEiectron　MicroscoPy223．　1986窯業’鶴会誌94，6，545．1986セラミックス21，　8，　739， 三986J．So1．Sta，Chem63，3，369，ユ986現代イヒ学9月，26．1984臼本結晶学会誌25，　2ユ2，　ユ983耐火物8，　57．　1986Phys．Chem．Minerals13，152，玉986Nature322．6079， 533，　玉986BuH．Chem－Soc－Jpn－59，276ユ，1986J．ApPL　Phys－60，　4．　1486．　1986光エレクトロニクス材料マニュアル第3郷，　　．，407．1986（7）登録番号 題　　　　　　　　目 一　発　　表　　者 掲載　誌等1796 燐酸カノkシウム（合成アパタイト） 門間　英毅 石炭石の用途と特性1797 生体材料アパタイトの研究動向 門尉．、．．菓毅 ㌫㍑1ト“37，5，ユ9861798 Ini士ia1Stage　of　Molecular　Bea町Epita一 高杉　英利・上田登志雄 Extended　Abstraets　ofxia1Growth　of　GaAs　on（100）Si 川辺　光央・板東　義雄 theユ8th　Conf　on　Sol　Sta．Devices　and　Mat．ユ09．！986研究会　7月23日　第15回高融点化合物研究会が「固体表面への超微粒子及び原子集団の生成と成長」の議題で開催された。　7月31日　第3回ガラス及び非晶質状態研究会が「コーニング社における最近の研究」の議題で開催された。　海外出張　超高圧カステーション総合研究官山岡信夫は，「ダイヤモンド等超硬度物質の焼結及び単結晶育成研究に関する研究討論並びに研究協力に関する打合せ」のため，昭和62年7月13日から昭和62年7月9日まで，大韓民国へ出張した。　第4研究グループ主任研究官泉富士夫は，「第14回国際結晶学会国際会議出席」のため，昭和62年8月ユO日から昭和62年8月20日まで，オーストラリア国へ出張した。　第9研究グループ主任研究官貫井昭彦は，「第14回国際結晶学会議出席」のため，昭和62年8月ユ1日から昭和62年8月23日までオーストラリア国へ出張した。　第ユ2研究グループ主任研究官田中高穂は，「第9回ボロン・ボライド及び関連化合物に関する国際シンポジウム出席」のため，昭和62年9月19日から昭和62年9月27日までドイッ連邦共和国へ出張した。　第7研究グループ主任研究官渡辺遵は，「第6回固体イオニクス国際会議出席」のため，昭和62年9月5日から昭禾口62年9月16日まで，ドイツ連邦共和国へ出張した。　外国人の来所7月9日　ジャック　ルメール　フランスローヌ・　　　　　プーラン社7月15日　J．Koenen　才ランダTechnica1Cera－　　　　　mics　Processing　and　ApP1ication　De－　　　　　velopment7月31日　Dr．G．P．Smith米国Co．ning　G1ass　W－　　　　　o．k研究所他1名8月3日Prof．R．Briickner西ドイツベルリンエ　　　　　業大学8月ユ3自一ユ4日　Joon－Hwan　Yang韓国資源エネ　　　　　ルギー研究所8月ユ8日　HIR，Ottスイス連邦工科大学8月18日　Prof．M．Dresselhaus他ユ名米国MIT8月25日　W．D．Pa．tlow他1名　米国Westing　h－　　　　　OuSe杜9月1日王民棟他6名申国教育委員会視察　　　　　団9月7日一9日　W．Bmk西ドイツ航空宇宙研究所9月ユO日　Hsu　Chen＿Chia他ユ9名　中国科学院（8）