# Fileset

[NRIMNews1970-02.pdf](https://mdr.nims.go.jp/filesets/25735790-413c-451a-bce1-887b1d6f8a63/download)

## Creator

佐々木 武

## Rights

In Copyright[In Copyright](http://rightsstatements.org/vocab/InC/1.0/)

## Other metadata

[金材技研ニュース 1970 No.2](https://mdr.nims.go.jp/datasets/75cb6e61-a448-453f-ac3c-e755d7659ba6)

## Fulltext

金材技研ニュース　1970　No.2七①一．ヒEoo一一〇⊂ωE0．oo］一〇〇〇．o0＝あ○蜆oo．］o－Eo－ooo］10〕’0E0f000眈o〇一10－〇一眈○眈餉Eo．但≧里三…ω…Z－o○餉］○工←’1 ∴＿二、．　「　「’’　　　．／■’’ニブ　．1．遊星圧延機によるアルミ＝ウムの圧延　遊星圧延機はその独特な圧延機構と，1パスでの全圧下率を極あて高く（95～98％）取り得ること，および素材の送り込み速度の連続鋳造の際の送り出し速度と同程度であることなどから，興味をもたれている。しかしながら，実際に操業を行なう際の技術的な圧延データ，あるいは圧延材の性質などについて公表されたものは極めて少たし・。　当所に設置されたプラッツア式遊星圧延機については既に紹介（本誌1968年No－8）したが，工業化研究都工業化第2研究室ではその後研究の第1段階として，主にA1の冷間および熱間圧延を行なってきた。それらの結果のうちの一部を紹介すると次のごとくである。　図1は遊星ロールの1圧下スクリコ∴にかかる圧延荷重の測定例で，フィードロールにより送り込まれる素材に遊星ロールのワークロールが次々図1Alの熱問圧延の場合の圧延荷重一時間胸線　素材板厚40mm，フープ板厚2mm，フィード150m／min，速度，遊星ロール公転112rpm，加熱温度600．Cに当り，極めて軽度な圧下を繰返して圧延が進行するため，波形状の荷重変動がみられる。圧延荷重はフィードロールからの送り速度と遊星ロール公転数との関係で決まる。いま最大圧延荷重（図1のピーク値）を，ワークロール1組当りの材料の水平送り量（So＝γ／〃Z，γ1送り速度，〃1遊星ロール公転数，Z：1軸当りのワークロール数）に関して整理すると，冷間圧延の場合には，図2に示すようにほぽユ本の曲線上にのる。つまりγと〃との比が一定であれぼ荷重も一隼であると云える。しかし熱間圧延になると圧延中の温度変化が送り速度によって変化するため，かなり複雑になる。圧延機の厚さ変動は最悪の条件でも冷間で1／100mm以下，熱問で3／100mm以下であった。また，コバ割れや幅広がりの程度は＆と密接な関係があることが明らかにたった。1一12 ./' lO / ~~8 / ~~J i~ 6 / }~l L~i +<4 / ~~{ ~ ~~ ~,~ J~~8 ~n' 2 7 - 7'~~I~:*FF Imr:1 o 02 04 06 08 10 12 ~}1_ ! UTm 水平送o量（㎜〕図2Alの冷間圧延におけるワークロール　　1組当りの水平送り量と最大圧延荷重鋼の恒温変態におよ・ほす圧力の影響　金属材料に対Lて高圧力を工業的に応用する試みとしては，液圧を利用した常温下での押出法その他の塑性加工の分野ではすでに実施の段階に入ったと云え，報告も多い。しかしながら，もっと圧力を高くして温度を変えた状態で金属を処理した場合の諸変化については，その装置，方法上の困難さもあって，世界的に見ても極めて僅かの研究者によって実験室的に取り上げられているにすぎない現状である。　先に本誌（1967年No．12）でも述べたような実験装置を用い鉄鋼材料研究部鉄鋼研究室では25～50kb（キロパール，1kbは約1，OOO気圧）の圧力下で鉄鋼材料を加熱冷却し，その際の組織変化などについて検討しているが，今回は鉄鋼中に最も普通に不純物としても存在する合金元素であるMn，Siが，圧力下での恒温変態にどの程度の影響を及ぽすかについて紹介する。　圧力下でFe－C系の共析点の組成および温度は大きく変化し，34kbで約O．3％C，645℃であるとされている。この成分を基本として，それにMn，Siを少量添加Lて圧力下での恒温変態曲線を求め，その結果を整理すれぼ次のようにたる。　図1はこの曲線におけるnoseの温度と添加量との関係を示し，図2はnoseの点における潜伏期の時間を示している。一般に高圧力下においては，f．c，c、→b，c．c．の変態は抑制され，低温測，長時問側へ移行する傾向を示す。γ領域開放型元素であるMnの場合，添加元素白体の影響と高圧力の効果とが相加的に作用Lて，極めて大きな変　　　　　　　　元素添加量（％）図1Fe－O．3％C合金にMn，Siを添加した場合の　　恒温変態閉1線のnOSeの温度変化’一’’’’’’昨●＝■■一　、、　　＼ 一“［一』一一一一’｝　600（o550〕挫円自500　450、、　一’ 、’　一　1、、　一一一、、　、　、　　一」　　　、■■F直・Mn・CXFe－Si－C 一一一一一29kb－38，5kbO．5　　　　　．O　　　　　l．元素添加量（％）化を示して来るが，一方γ領域閉鎖型元素である」’Siを添加レた場合，これら両者の効果はある面ではむしろ相殺し合い，図に示すような結果を生じるものと考えられる。　写真1’ぼ説明にあるような条件で処理した場合の租織を示す。図ユからわかるように，この場合の恒温保持温度は，常圧下でぱ上部ベイナイト、域に属するべきものである。今，O．3％CでO～1．5考Siまでの各種試料を450℃セ恒温変態さ’せた場合の組織を比較してみると，O．6％Siまでは常に微細なパーライト，1．5％では針状のフェライトが認められ，0．95％の場合は圧カレベルによってこれら両者間を移行することが認められた。　圧力下での恒温変態組織のひとつの特徴は，針状ベイナイトが認められず，その区域でのベイナイトは柱状を示すことである。これは上記全試料を300～350．Cで29kb以上の圧力下で処理したすべての場合に認められた。　　写真1Fe－0，3％C－O．95Si950．Cオーステナイト化15分保持，450Tユ2時問恒温保持，圧力38．5kd　　　　　　　　　　　　　　　ユヨ　　　　　　元素添加量（％〕図2恒温変態曲線のnoseの潜伏時間に　　およぽす圧力と元素の影響（Fe－Mn－C，Fe－Si－CはいずれもO，3％C）■○Fe・Mn・COFe・CxFe・Si－C＝　’’σ甘一一I■1　一｛』■I■一■■一一■’一■O　　　　　　　O．5　　　　　　　1．O　　　　　　　ユ．　　　　　元素添加量（％〕電磁誘導検査における欠陥パターン識別　電磁誘導検査法においては，被検材の欠陥形状，・材質変化，寸法変化などの情報は，直接には検査用コイルのイソピーダソスの変化として取り舳した後，交流ブリッジ等からの信号電圧として出現するので，被検材のすべての情報はこの億号電圧の振ri］と位相に念まれる。この二つの情報困予を基に被検材からの多くの情報を識別することは，信号電圧の一郁分しか利用しない従来の信号処理方式では不可能であった。　材料強度研究部，非破壊検査研究室では電磁誘導検査法をより定量的にするために，定量化の研究を行たっており，次のような信号処理方式の可能性を見出した。　即ち，各種の欠脇が検査用コイル内を通過する際のコイルのイソピーダソス変化に基づくブリッジからの信号電圧の軌跡の様予は欠陥形状等によって，各々特徴ある相逮をなしていることが判蝪した。（図1参照）““シ、　　　　　　　　　　　　　　　　締伸　　　　　　　　　　　　　　揖　　“　　　　　　　　　　　　　　　　　ノら　　　　　　　　　　　　　　㌻　　　炉　　　　　　　　　　　　　　■｝一コプ　　　　　　　　　　　　　　㌔　二㌦ザ　　　　　　　　　　　　　　。　史、が　　　　　　　　　　　　　　　　　　砂　　　　　　　　　　　　　　　　・神　　　㌻く　　ぺ、。ヂ　　　　　　“が」”吋図1　　　鋼稿§S25C　直径25i1－m　随流磁化　19kG　周波数　　8KHz　欠陥（門周溝）〕・／燦さ｝…／擾さ撫…燦さ撫　従って電磁誘導検査において，この信号電圧の軌跡を認識することによって欠陥形状，材質変化，寸法変化などを，従来よりももっと精度よく定量的に識別することが可能である。　ところで，信号電圧に含まれるすべての情報を識別するには，その信号電圧の振巾と位相を欠陥等がコイル内を通過する全時閥にわたって解析しなけれぼならたし・o　図1に示すように，信号電圧のベクトル平酬こ信号電圧の振rl］レベル及び位相レベルを設定し，図2のブ1コックダイヤグラムにおける欠陥パターソ識別回路によって，信号電圧のベクトル軌跡を認識し，欠陥パターソを識別する必要がある。　図2は欠陥パターソ識別のための信場処理の仕プフがモデル約に示されている。まず，電磁誘導検査用コイル内を移送される被検材の欠1焔によって，検査」≡目コイルに生ずるイソピーダソス変化は，検査周コイルを組込んだブリッジによって電圧変化として取り出され，その信号電圧は高感度．璃rl］辮で蜘1〕され，増巾された信号電圧は，欠鰍等が通過する全1時間にわたって電圧レベル弁別同賂及び位相レベル弁別同脇に導かれそこで図1のレベル分割図に従って電圧レベル及び位相レベルが判別され，そのレベルに従ってマトリックスに一送られ記憶される。即ち，信号電圧ベクトルがマトリックスの上に転写されたことにたる。この転写された僑号電圧の軌跡を欠陥パターソ識易胴賂によって，集稜された欠陥パターソのデータと照合することによって被検材の欠陥等の様子を定最的に把握することが1二1二1来るのである。　　　　　　嗣　　匿刃　　　　　　　　　　　　　　　一一・匿脚2一3　一特許　紹　介　　　　　　　鋼の連続製造方…湊．　当所は，回分方式によらず，連続酌に溶銑を鋼に精製する方式について従来から研究を進めており，すでに関係特許を各国に日1臓しているが，このたび仏禺への日11願が公告となった。当所で行なっている研究については，すでに本誌（昭和　年　月場）でその概要を紹介したように，この連統製鋼方式の利点は，精製過程を予定された条件にに働制御することが可能であり，従って，品質が均一であること，熱効率が高いこと，回分方式より小溶炉で十分であること。精製の過程において，温度サイクルがたいので耐火物の寿命が長くなること。建設費の低廉たこと等，従来の方式に比べて著しい特長を有している。　本発明は，一端に溶銑，もしくは鋼の流入rlを，他端にその流出口，および排津口を有する門形，又は楕円形の断面を有する横長型炉（流通型　　外国人訪問者　昭和44年王月～12月までに，幾所を訪づれた海外関係者は，19ヶ国126名をかぞえ，年を追って増加してきている。　研究施設，設備の視察見学とともに，これら訪問老と当所研究員の間で，研究課題を中心に各分野における専門的な討議等が活発になされた。次に主なる訪門者を下に掲げる。44．3．！　1ヨ米窯業ゼミナール，Dr，Seymour　L　B1u㎜　　　　他15名　3．27　ソ連，稀有金属研究所長サハロフ博＝上　5．22　日ソ製鋼物理化学シソポジウムソ連使節固，　　　　冶金研究所長Saroarin　Aleksandr　Mikhai－　　　　1ovich　f胞10‘名　5．9　イラソ，国有鉄遭化学研娩所長Miss　Fakhri　　　　Zande　Azarbayiani　7．1王HW（国際溶接学会）Co㎜ission6委負長　　　　Prof，F．Eichhorn仏国公示No．一王576970　　　　（沼和43年7月23冒）反応炉）と，酸素．ト吹きラソス，造津剤供給装灘よりなる。この単一炉体を複数基直列に配置する。前段炉からの流出溶鍋は，濃流と篇然重力により後段炉に流入する，いわゆる，カスケード方式である。　中間槽は，前段炉より流出された溶鋼を貯留する槽であり，溶鋼の均質化，除津，反応進行状況の測定等後段炉の自動欄御の基準を与えるのに役立っている。反応炉，中間槽の基数は，製品の組成を考慮し，溶鉤11コに含まれる不純物の種類，含有量等により任意に決定することができる。　塩基性平炉法，転炉法は，鍋津中に一度除去されたリソが遼元されて溶鋼中に・再溶融するが，本発明は，第1反応炉により溶銑中の大部分のリソが鋼津11卜1に移行，除去されることは大なる特長である。7，257，217．239．129．1910，18ユO．201ユ、ユ412．12ユ2．ユ6nW　Com㎜issi㎝12．M　r．P．L，G．LederIIW　Commission3．委員長M．E．V．3eatsonIIW　Post　Assemb1y　Vis1te、米扇他16カl1蔓46名キニ・一パ，〕’1業省次官Mamel　Aquilera他7名韓国，科学狡術研究所長Dr．賞．S．ChOj東ドイツ，中央溶捗研究所長，Prof．Dr．Gi1deフラソス，鉄鋼利用瀞及協会専務理婆M．M6nardデソマーク，スカソジナビア銅セソター専務理寮Dr．B．Lunnソ連政府鉄鋼代刻ヨヨ，鍬鏑省次官A．F．Borisov他g名　　　ミシガン］二科大学学長Prof，R．L．Smith☆短　　信☆　帰朝○非鉄金属材料研究部主任研究官新居和嘉は，西ドィッ国マックスプラソク金属研究所に「焼結体の機械的性質に及ぽす多孔度及び物質移動機構の影響について」の研究留学中のところ45年王月2日に帰靭した。　　　　　　　遜巻第王3遂号編集兼発行人佐々木武印　　帰1」奥村印刷株式会杜　　　　　東京都千代田区西神因1…1一盗発　行　所 科学技術庁金属材料技術研究所　　東京都目黒区申目黒2丁目3番12号　　電話　東京　（03）719－2271（代表）　　郵便番号（153）一4