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[NIRIMNews0017.pdf](https://mdr.nims.go.jp/filesets/0484b3c4-8223-4a63-aa7f-d98d4d0bcdcb/download)

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無機材質研究所

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[無機材研ニュース第17号](https://mdr.nims.go.jp/datasets/898db5ba-55b3-488a-8dd9-4ce5c101a5d7)

## Fulltext

無機材研ニュース第17号~; Q) ~, ~, E Q) ,~ ~, O C = O ~: O = ID O ,~ Q) O~ COQ) O ,~ = ,~ = O ~: ,D O = ID O ID = ,U ~ O ,1: Q) O O ~, ID O ~, O ~, COo E Q) :!:: ~ ~ J::.-Cl) ~ Z Lh O Q) CO= O ~ H ;'_ '¥ - - ._._~~--1 7i.~~;~~i. ; ~ j~ ~_____ .j ~ ¥ / ! '¥' ¥' ~~~4t'~ ,;' ~ .' ~' , r~ ~ { -~~~r)~~j 1~;,'~ ~ ~~~L1 ~f';~ ,/ t7 !_+ tJ+_~~:Q~'~~~*+~:"~~*~l=fH~~JJ~~- r_)JJ~l)J*c_)~!~ 2 ~ (~i4*^ ri,~ UC) ~f~~i~:), ,rJ~~'~'~~ ^~)1~A/ifJ-1 U f~h ~f i ~~ '~//~~;^~-T'r7 L-C~'~~1~"*1-j~~~/~:1-f;~~'7J(~~}~~/~,~7~~1~-CV'~()~ l~f~~~>. ~,Tt~, ;i__T~f~ii:/;*}y~C1,J_, )¥.~~itJ~C~)*/~~~/~7-.-'~)j~L~~~i'*,. >~'.*_'{~~.+,L UC, -~=~1~T)_ ';~'~~~=~'f~~'i~kH~~ j ~/ 1･ ;- U~C~~~ -~ ~lJ~] L C~-(/~~'+c)_~~~~iJ:*.** u/)* U, ,.__[;ff~i-~j,,'.'f'･')ifr__.~f~~~f,fiT~+!-/+,,[~*'-~i~.;~!;f~;~;j~!~J~~~ ~~~*. ~ f:~ ~~ ~/:]I~~~jJ)Jo)-~ L L~"i*'i ^~~ ~dxT'I+Jc) ~~:~~;~~f'~~~~)iy~~~T7~. Bessemer 1+C ~~ 7*Il.__,-',!~~'~'~-r~J'*'/~.~^~l~) i~~;~~~~f~-=~(~.__J-'~~)~l~~j, ;~ L=-r Tholr)as ICJ:~~>,~#~~i~,f~kfJJ.=;(~*~~+ ~_ff~]v*/~~{<J*~rrl'~_~.~)J;~l~~~l~~i~, i+";.+i_ll~kl~]i)(4'pJ~)~~i[~;R ;~,(r)*'* J~f~;~i~~~;*~>~~~{,~'~-'*~- ~-_ IiJn~i=':C, i~~"j_~'l~k~f+i)('~!/J}~l~~*~~~ ,/.,~~;~:*t ~ ~~, l'"~~i~~: ,~<'o)~T-"j'~ [,~/~, I~ c~)~j*~~~~~{C ~~ f~~ ~~:~)"._~~"'~~*. ~~*r ~ /c"~t-~l~f_~OC~**7* ;~~~ J~~=~i~il)~~'pJ~ UCl=~~~ f~~~~~f~'-~)~)~~Li~~T~~ P'~･~/~~' t, I~~1:1/~i~i,~.~j~;,+~~~ ~~~~~~k ~ LC~~jj(+T J~ "~ ~thUJ Ujt'J~i~l*"'* 'k UCf~h,~*'*~' .¥' ~LC .== '*'~~. 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C~t.-)~ ~)?~1;,T,I~krf~~~ ;~ /~ ~i -, V-S (~~~=~-~J.1=~), S-1. (l~J~=~-~~=~l), S-S (~ifJ~=~-1~il~=~) l=n'~a)~~~i~;~/~ ~i-f~- --~~**.j)q.iJ~: L, ~~:~f*~i*~~l /~~; '/ ~7 A(T):r3"~~+rll.~~*i~-~~:*+'flj?~n~l t ;~ . ~l o)~~'~~'(d~*rff,-;~~~~j~~*~~:~)~I:~!t"~~C~~I~; L~ ;f~'_'.'~~,f~fJ~*'~~*'~i'=f~~*(7)~~; ~'=[? ~ 4~/~1'1~k~~lU~~: ~j~if7 L~Cf?f~-V" ~~~~{~l f~'-V'r･t*.~~Lf~'f~~*',~"~ f~ ~*~T'~r~~F- 7*, /~ ~~) a)~~~:'i~~~ ~~*r~*A'-'~ ~ f~{t* "-1- l= 3. ~~~~~'~~f~7 /'~. ~/ ~7 ..=/'~~'~T'~l]fA(o) p 1) - jl~~r'f~~~- /~)/f~-~~ ~i~~~(~I~"ri~~:~~~y~,l~k I ;7;r '/7j/)~~ul~HyJb~~rf4･~;+r~~~{~'J~: L *~f3tn~f~(r)I~:'~~f~ ~~a~~lLli~ P l; 7 ~:*7~U/~E'~'~ L, ~~ ;f;~~ '/7 f~~~*'~~i~+rift*o) ~7 1' - f~~'~i<Jl~iCr~~~t 7~)~~')-~~'~"/+'~~~'l=~'~~_rfrJ~-l~~~ 7~)' t' 4 ~;~~~~:~=~iJ~;Hr~!] ~.' ~~ (J~~'J"fA,+~~= 1~ ~)=Fj] ~:iCrf~~r 7~) ~f~u ' ~ - rl "rl ~~ rf~~}~-"r-li!~l+C~,I~J~:/J~l~'.~j < , f+/ ~I'r~~)'jJ'f~:- v')~~~~1~~_,'~:~*{;I~:+r~~~frJ~-~_=~*, 7 ~ y ~7 )~r~~~=s~~~f~C7J(~'r･.~~i~~~:r~~~~*rJJ~~;~~*r"'~'~;~~~~). *d~ *~ ~~ **Cf=~~=~)~/~:~-~J~ FJ ~) ~ ~~.fJ*~) _9 f~~~ /t ~~~ 3 f~~)j~:,?rt ' *1=' ~SL~ 晶をそれぞれ研磨し，特定面で接触させ，これを種として成長させると相互に特定な配位関係をもつ複合結晶を得る。特定不純物を粒界にドープし，不純物の挙動観察も行なう。これら単結晶および複合結晶は透過EMSによる転位，facet（結品面）などの直接観察，XMA（X線マイクロアナライザー）レーサースポヅト分光による不純物の分布1微小硬度計によるマイク目硬度の測定等の結果を結品学的方位関係と対比して検討する。　5．単結品および複合結品の塑性変形に関する研究　結品学的方位関係と粒界のマイグレーショソ泳動の関係とその機構，応力下における粒界滑りの挙動など，付随的な不純物の影響を考慮しながら，酸化マグネシウムの高温における力学的特性について検討する。　6．酸化マグネシウムと遷移元素酸化物の反応に関す　　る研究　厳密に調節された雰囲気における鉄イオソを代表とする遷移金属イオソのマグネシア単結品および多結晶1・1コにおける拡散と生成化合物の同定，欠陥の検出とその生成機構の解明，その防止方法等について検討する。複合バナジウム硫化物の研究（第2研究ゲループ）　遷移金属の酸化物と比較してそのカルコゲソ化合物は両者の物理的性質や結品の安定性を左右するd一電子の挙動に非常にl1幅があり，このことは結晶の化学組成のより厳密な規定と物理的性質との関連性の研究を確立する必要のあることを示唆している。従って我々は従来の遷移金属酸化物の研究をさらにカルコゲソ化合物のそれにひろげ，両老の比較の上に立ってこれら化合物内におけるd一電子の挙動の理解を得ようとする。これはこうした物質の性質の基礎的理解と共に，それにもとずく電子工業の可能な材料の開発への道を開くものである。　上記のような一般的な目標のもとに具体的な研究の対象として複合バナジウム硫化物をとりあげる。これは多様なd一電子の挙動一半導性，磁性半導性，金属性などが狭い化学組成の範囲で内包されているからである。従って化学的にはFeV里S。（反強磁性，NiAs型）一CuV呈S。（金属性，スピネル型）一MV里S。（Mは閉殻イオ1■，半導性ないし磁性半導性，スピネル型）の系をとりあげる。　当面の研究　これは大きく分けて相平衡，締品育成（主として化学輸送法）並びに物性の研究に分けられるが，当面は前二老に重点がおかれる。これは目標の項で述べたように，よく化学的に規定された物質の研究に焦点を合わすためである。　L　相平衡の研究　まずこれら物質の基礎となるFe－S系，Cu－S系並びにM－S系のそれを行なう。このためにまず何よりも硫黄蒸気圧の制御が問題となる。H皇S，SO呈，H筥などの混合ガスによる方法を主とし，現在有害ガスの回収を含めて一応のルーティソな流れを確立している。　これら制御雰1理気のもとで，主眼は熱天秤法による重量変化に着目し，各温度におけるinSitu（同時）な測定にある。これは将来，この状態でのX線回折法の開発による構造的な同定の必要があるが，当面は単に組成的にそれぞれの安定領域を確立する。　ほとんどこれと平行して上記の状態よりの急冷物，およびその各種温度での焼鈍物などについての研究を行なうがこれは全休的な相平衡についての一つの目安を得るためである。　これらを基礎として三成分系（例えばFeV，S。）の安定領域，Fe▽皇S・一CuV・S・一MV2S・系の固溶関係の研究がやがて続くが1この物質については当面は次に述べる化学輸送法による結品を得てその物理的性質を調べ，相平衡研究によるこれら物質の安定性との関連に関する予備的知見を得ようとするのである。この際，その化学組成は前述のように，はじめから規定されたものは得られず1できたものの組成を分析などにより知ること，並びにそれを一定温度，硫黄蒸気圧0）もとで平衡化する方法がとられる（この後老の方法は酸化物系0）研究で組成の規定された単結品を得るのに開発した）　2一単締品育成（化学11輸送法）　二種類の硫黄蒸気圧を規定して得られる二種類の物質（例えばVS，’VS宣），あるいはV筥O畠のCS呈による硫化より得られる二種類のものを適当にまぜ合せ真空掲入法（1，OOぴC前後）によりFe－S，V－S系の各種化合物を得（これは1司時にそれぞれの化合物のこの温度における組成的な安定領域0）目安となる），これを出発物質とする。　ねら「、；の一つは化学輪送法による結品育成の動力学的な研究でキャリアー・ガスの性質，濃液あるいは反応管内の温度勾配等による結品の晶癖の違いの観測，また吸着法，分光法並びにクヌヅゼソ炉によるキャリアー・ガスの同定を必要とする。　3．物　　　性　1・2で得られる粉末並びに単結品について当面は構造的な面（欠陥構造を含む）並びに磁性，電気性，光学性の面よりこれら物質における化学結合の状態一d電子の挙動についての久1」見を得ようとする。相平衡によって得られる熱力学的な安定性は，これによってその内容の物理的な肉付けが得られ，さらには化学組成構造との関（2）連において様々な電気的，磁気的性質に関する予見を得ようとするのである。　第3研究グループ，　「窒化けい素の研究」は次号に掲載します。西ドイツのCio∪・fトo1工科大学に留学して第5研究グループ主任研究官堀内繁雄　私はユ970年5月から1972年2月にかけて，西ドイツのクラウスタールエ科大学に留学した。　Hamoverの南約100此棚にHarzと呼ばれるドイツ中部山岳地帯（海抜500川LOOO帆）がある。Harzは自然公園に指定されており，夏は保養客，冬はスキー客が訪れる。ここには大小約70の湖がある。澄んだ水をたたえた湖と，その周りの豊かに茂った唐桧の森はHarzの美しさの象徴である。湖は北ドイツの諾都市の水道水源でもある。　Har■には古くからFe，Cu，Ag，Znなどを産する大規模な鉱山があった。鉱LLlの最盛期はユ8世紀であった。その後鉱山の規模は小さくなったが現在でも一部採掘は続けられており，特にZnは良質なごとで有名である。上記の湖は元来鉱山の動力源として人工的に作られたものであった。湖間は数10～数ユ00柵離れていて，互いに数例の水位差を持っている。この水位差が鉱石の運搬および精練のための動力源として用いられた。鋼鉄製ロープは当鉱山での作業のために発明されたと云われている。ダイナマイトが鉱山で始めて実用されたのもこのHarzであると云われている。　C三austhalは地理的にHarzのほぼ中央に位置し，往年は鉱山町として栄えた。GoetheやHeineのH颪rz紀行文には当時の様子が描かれている。結核菌およびコレラ菌の発見者であるR．Koch（1843～19ユO）はこの地に誕生し，少年期迄過した。現在でも彼の生家が当1痔のま』セ使われている。　ユ8世紀末に鉱山および精錬技術の集約と改良，ならびに，次世代への継承老の育成を目的としてC1ヨust止a1鉱山専門学校（B巳rgakademie　C1lausthal）が設立されてからは，Claustha1は学術町としての役割を果すようになった。lO年ほど前に物理学，化学および数学などの理学系の研究所が増設された時点で名称をBergakademieからTechnischeHochschu1eCIausthaI（クラウスタールエ科大学）と変更した。さらに3年前に，西ドイツにおける一般的動向に従って　Technische　Universit畳tClaustha1（上と同様クラウスタールエ科大学と訳す）と名称を変えた。上記の大学の歴史を反映して，大学本部には立派な鉱物展示室がある。中央図書館には鉱山技術の歴史に関する貴重な資料が蔵されている。　西ドイツにおける工科大学は，日木の場合と異って，InStitut（研究所）より成る。I口Stitutは日本における学科に略相当する。Claustha1工科大学は14の理学系のInstitutと，21の工学系のInstitutより成っている。学生総数は1，200で，内300は主として東南アジアおよび中近東からの外国人留学生である。　私の留学先のInstitut　f肚Metallkunde　md　Metall－physik　（金属学および金属物理学研究所）は，所長（Di「ekt0「，P「of．G．Wasse＝Imam），員外教授（Au一βe「o「dent1iche「Prof．）3，助手（Assistent）8（内半数がDr．，残りはDr．論文0）仕事中），技能職員（Tech’nike・）ユO・秘書1，技能見習い3，家屋管理人1・掃除婦2および学生（専門課程の学生は常時5名）で構成されている。技能職員の内訳は，溶解および単結晶作成関係2，機械工f乍3，X線関係2，電子顕微鏡ユ，電気技師ユおよび製図担当1名である。　当研究所の主要実駿設備は，11〕炉関係。高周波炉2台，アーク炉1台，単結晶作成炉4台，電熱炉多数台。／2〕光学顕微鏡関係。Zeissの万能大型顕微鏡2台，小型顕微鏡2台および高混顕微鏡1台。（3〕X線関係。喬種カメラ。発生装置3台。特色0）あるものとしては自動式極点図作成装置1台。㈹X線マイクロアナライザー1台。（5嚇料試験関係。引張試験機4台，衝撃試験機1台，硬度計2台，徴小硬度計ユ台。（6〕電気抵抗測定装置ユ台。（7〕工作関係。各種機械および熔接機が一通りそろっている。工竹｛室の技能職員はプラスチックでかなり複雑なものも作る。（8）圧延機などの塑性加工機械。　電子顕微鏡はSiemens杜のE1miskoplA（ユOO　kV）である。設置後10年になり，既にユ万枚以上の写真が撮影されたとの事である。私の滞在中，投影レソズのポールピースのホルダーが暦損するという珍しい事故が一度起った。それ以外は，明るさ中心の動きが小さく，とても使い易かった。1939年に此界で始めて市販された電顕がE1miskop1であった。その後数年問にいくつかの改良が加えられてE1miskoPユAとなった。このtypeの電顕が現在なお高性能を保持して稼動していることに，当初驚きを覚えた。なるほど付属装置は日本製電顕に較べて種類が少ないが，電顕にとって最も大切な事，即ちll〕電子レソズの収差が小さい事，（2）高圧電源が安定している事が満たされている。原理に忠実に作られたものがいかに長持ちするかを示す良い例である。　当研究所における研究の実際上の推進老は助手である。彼らは教授より研究テーマをもらい，2～4年で遂行する。研究遂行の順序を，結晶の格子定数をX線により決定する場合を例にとって記すと，／1〕いかなる形式一（3）Debye－Scherrerカメラ，背面反射集［■］カメラなど’で行うかを考える。（2〕X線回折実験に適するように試料の形状および大きさを調整する。（3〕X線写真を撮影する。臼）写真を解析する。研究員（主として助手）は上記の11〕と14）を行う。／2〕と13〕は各担当の技能職員が行う。　上例のように，研究員は各専門分野に携わる技能職貝の協力を得て研究を遂行する。云いかえれば，研究所には教授を頂上とするピラミヅド状の研究組織ができており，研究はその組織の上で進行する。技能職員はその専門分野に長年携わっているベテラソであり，与えられた仕事を正確に1かつ1・手際よく行うから・研究は1’1寺問的および経済的に非常に能率的に進行する。研究員および技能職員は外見上のんびりと仕事をしているにもかかわらず研究の進行が速いのは，このような研究のやり方に起因しているといえよう。　このような組織により研究を遂行するという方法は，私の留学先の研究所のみならず，西ドイツの大学オjよび国立研究所の多くで採用されている。　では，なぜ，このような研究組織をつくる事が西ドイツにおいて可能であるのか？　この間に答えるためには，次に述べる，ドイツ人の生活態度および物の考え’方が1里解されねばならない：ドイツ人はいかに生活を楽しむかということをよく考える。ごく・普通の労働老が広い気持ちの良い住居に住み，そ0）内外を花で倒1iり，あるいは，UrIaub（年次休暇）には一家そろって，例え1．’仁イタリアの海岸で1ケ月問過す0）は，全て，生活を楽しむという考えの表われである。1ヨ1常生活に要する経費は殆んど1司じであるのに対して1所得は1司等し1つ仕事をする人を較べると西ドイツでは日本の2倍である。さらに，西ドイツでは全国民に対する養老年金制度が完伽者しており，老後の生活に対する心配が」無いから，精神的にも余裕がありいかに豊かに生活を送るかということをよく考え，上言己の事柄などを実行することができる。　研究所における技能職員の給料は，研究員のそれより少し低い。それにもかかわらず，勤務」1寺1問には各白の担当の仕事に徹して働くのは1（1〕各白0）技能に対して自信と誇りを持っている。／2〕家作をもっか，共稼ぎをしている人が多く，収入は実質的に多い，という精神的および経済的裏づけがあるからである。ここに，西ドイツにおいて，上記のような特有の研究組織が確立されている主たる原因がある。　研究所では毎朝10時から約ユl1寺問全員30人ほどが一堂に集まってお茶を飲む。話題は白■動車とか物価とかの世問話が主体で，とてもにぎやかである。お互いの親交を深める，一方，情報を交換するのにこのお茶の会は有効に使われている。英国のケ1■ブリッヂ大のCavendish研究所を’訪間した時にも同じような朝のお茶会に、ζ；つかり，私を案内して下さったDr．V．E．Cosslettと一緒にそこでお茶を飲んだことがあった。　Prof．Wassermamは相．変態およ’びTexture（結品0）集合方位）の研究に一長年携わっておられ，この分野では世界的な権．威であられる。彼0．〕下から既に多くの優れた研究者が育一．・ている。最近，uTexture”という名の新しい国際学会言、とを主宰することを計画しておられζ）。今年1二11にその創千■」号が発行されることになっているが，これは，金属，セラミツクス，高分子など広い分野にわたるTextureに関する専1＝■■］誌になるはずである（詳細は〔本結■鼎学会誌，ユ4（1972），40を’参照されたい）。　私はパートギャラソティ留学生であったため，滞独1■1・の研究費および生活費は西ドイツ政府01〕A1exande・vonHumboldt財団（理事長Dr．W．Heisenberg）より支給された（こ0）財団の紹介は口木工業新聞5月10日号に掲載されている）。1司財1寸1は一度20〔間の西独国内旅行を催した。化学プラソト，白動下1工，陶磁器工場などを・各地で見学した。ローマ人の作った古榊Trierではワィソ学校を訪れた。ここでは，ブドウの裁培から，ワイソ作り迄を案内された。そ0．〕後の試飲会では10種のワイソをD「．Cosslett（■「際電子顕微鋭学会会長）を訪1’旧して味った。ワイソσ．〕香り，■1’「みおよびこくがいかに変化に富んでいるかを姶めて久1．1った。首郁B㎝nでは大統領官邸に招待され，我々財1」llし＝〕奨学生1，l1Heinemam大統領：こ握手をもって迎えられた。夫人同伴で総勢40人がユつのバスで旅行したが，世界一各国からの留学生と201」1＝削寝食を共にし，．各国0）お国柄に少しでも触れることができたのは，この旅行のもう一つの成果であった。（4）外　部　発　表※　投　　　稿題　　　　　　　目Preparation　of　Baddeleyite（MonoclinicZrO呈）Using　PbF呈F1uxElektrochemiscbe　Darste11ung　des　kubi昌chenFe島S．The　Characteristics　of　Defect　Lead　Tita－nateZur　Umwanda1ung　von　Mackinawit（FeS）in　Greigit（Fe宮S4）durch　E1ektronenstrah1enSynthesis　of　Inc1usion・Free　SiC　SingleCrystalsGrowth　Mechanism　of　Whiskers　and　Nee－d1e　Crysta工s（Prisms）of　Aluminm　NitridemGreigite　as　a　Corrosion　Froduct　of　Stee1高温型Nb丑O目と類似構造の系列について（仮想構造を含む）Sr！一尤M尤Fe03一δ（M＝Y，La，Bi，In）固溶体における酸素欠陥と構造の関係1〕Formation　of2H－Tフpe　SiC　Films　by　Rea－ctive　Sputtering発　　　表　　　者藤木良規・鈴木淑夫小野　晃山口成人・毛利尚彦白崎信一・高橋紘一郎真鍋和夫堀内繁雄猪股吉三石井敏彦・佐藤忠夫岩　田　稔山口成人・毛利尚彦，島津正司山村　博・桐山良一松木精一郎・鈴木弘茂上田隆三己心　　　名　　　等岩石鉱物鉱床学会誌’67’’ユb．20（’72）Zeits．Anorg．Allgem．Chem．387p．134（’72）Bull∵Cherh．Soc．Jap．441ユp．3ユ89　（’7ユ）　Z．Anorg．allg．Chem．386　p．208（’71）　J．Crys．Grow，12p．57　（’72）Mineral．J．6．5p．323（’7ユ）Br．Corros．J．7　1（’72）鉱物学雑誌175p．326（’72）1ヨ本化学会誌2p．343（’72）Japan　J．App1．Phys．11p．607（’72）※　口　　　頭題　　　　　　　　　　目静電場におけるFeヨS。緕品のひずみ欠陥チタソ酸バリウムの誘電的性質TrTiO呂の転移の圧力効果変形したGaAs中の陽電子の寿命化学輸送法で作成したSnS室のルミネヅセソスSnS呈の単結晶育成と電気的性質コソプトソ散乱測定によるV－O系化合物の電子状態V－O系，　Nb－O系の化合物の電子状態について酸化物単結晶での2光子角度相関化合物中の陽電子の寿命（温度変化）化合物の陽電子の寿命（遷移金属一酸化物）非金属中の陽電子消滅（Ca，Mn）O固溶体のCaMnO昌ベロブスカイトヘの酸化過程・非品体化と結品化遷移元素酸化物の不定比性と物理的性質発　　表　　老1．L1口山村岡井野口三橋蔵元葛葉石沢石沢成人　博1高橋紘一郎　敏・吉本次一郎正安・千葉　利信武文1津田　惟雄英一・竹内　　介111　隆．江良　帖芳夫芳夫・藤木　良規島津正司．島津正司千葉　利信・三橋　武文野口　正安・津田野1コ　正安・千葉三橋　武文1津田野1コ　正安・佐伯塩田　　勝・千葉三橋　武文・津田津田惟雄高橋紘一郎・山村村松　国孝・白崎中平光輿惟雄利信惟雄昌宣利信惟雄　博信一学　　会　　等応用物理学関係連合講演会　　　　（千葉）日本化学会（神奈川）1ヨ本物理学会（東京）日本物理学会（東京）日本物理学会（東京）日本物理学会（東京）日本物理学会（東京）日本物理学会（東京）1ヨ本物理学会（東京）日木物理学会（東京）日本物理学会（東京）日本物理学会（東京）窯業協会ガラス部会　　　　　（京都）窯業協会　　（東京）発表　日3月3ユ日4月3日4月4日4月4日4月5■ヨ4月5日4月5日4月5日4月8日4月8日4月8日4月8日4月22日5月8日（5）　　研　究　会　硫化鉄研究会（第3回），4月151ヨ，「グレーギットの間題一1々のその後」の議題で開催された。　不定比化合物研究会（第5回），4月19日，「結晶成長とあわ磁区結品について」の議題で工一ル大学一Dr－Stan1ey　Mroczkow昌kiを招いて開催された。　酸化ジルコニウム研究会（第3回），4月20日，「アメリカとソ連における結品成長研究の現状と将来の展望」の議題でA．D．L．一Dr．Joseph　F．Wenckusを招いて開催された。　高圧力研究会（第7回），5月191］，「新物質の高圧合成と物性」の議題で開催された。庁舎竣工・移転記念行事　当研究所は，本年3月，筑波研究学1亜1都市に塵設していた研究本館の完成に伴って移転し1その後1研究環境および，研究所周囲の整備を行なってきた。　5月161ヨ午後1時30分から庁舎竣工・移転記念行事が開催され，式典には木内四郎科学技術庁長官，岩上二郎茨城県知事，大沢雄一首都圏整備委員長代理，川．島博首郡圏整備委員会事務局長，地元市町村長ら関係老約300名が参列して行われた。まず山内俊吉無機材質研究所長が「筑波研究学園都市に移転機関第ユ号として移転できたことは感謝にたえない」とあいさつ，引続いて木内科学技術庁長官が「本研究所発足以来，新しい研究体制を取り入れて効率的研究が行なわれてきたが，ここに関係老の努力により他の機関にさきがけて第1号移転できたことはうれしい。新しい環境のもとにいっそうの努力を希望する」とあいさつした。　式典のあとの披露パーテーにおいて，岩上知事，下条茨城県議会議長らがそれぞれ，祝辞を述べ記念行事は終ったが，無機材質研究所は，これを機会に研究学園都市において本格的研究活動が開始されることとなった。庁舎竣工・移転記念式典　　海外出張　第4研究グループ総合研究官岩田稔は，日米窯業基礎科学セミナー出席および，無機材質研究に関する研究状況調査のため，昭和47年4月28日から5月ユ4日まで7メリカ合衆国およびカナダヘ出張した。学位授与氏　　　　　名永　長　久　彦猪　股　吉　三論　　　　　文　　　　　名有機試薬による第1系列遷移金属元素の徴量吸光光度定量法に関する研究高純度SiC単結品の合成に関する研究授与年月日昭和44年9月24日昭和47年2月／6日授与大学名 学　位　名東京工業大学東京工業大学理学博士工学博士発　行　日編集．発行昭和47年7月11ヨ　　　　　第17号科学技術庁無機材質研究所〒300－3ユ茨城県新治郡桜村大字倉掛電話029857－3351NATIONAL　INSTITUTE　FOR　RESEARCHES　IN　INORGANIC　MATERIALSKURAKAKE，SAKURA－MURA，NIIHARI－GUN，IBARAKI，300－31．JAPAN（6）