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[NRIMNews1961-02.pdf](https://mdr.nims.go.jp/filesets/004f24ea-a5bc-4a0c-8dc0-70dda0897c3e/download)

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吉村 浩

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[材技研ニュース 1961 No.2](https://mdr.nims.go.jp/datasets/258b3989-225b-4504-b4bf-a65d4612f5fa)

## Fulltext

材技研ニュース　1961　No.2七〇一．ゼEoo．一0E蜆E0一垣o］1oo．o0＝あ○蜆oo．］o－Eo－ooo］10’0E0f000眈o〇一10－〇一眈○眈餉Eo．但≧里三…ω…Z－o○餉］0f←下　究　と　創　研究という以上必ず創意が含まれていなげれぼならないことは，純粋な理学的研究であっても工業的研究であっても同様である。だからいくら膨大に完怖された科学情報のセソターが出来たとしても，これだけでは研究所の代わりにはならないであろう。むかし，ある大学の図書室でみんなのみえる所に大きな額がかげてあって，それに”古人の糟粕を嘗むることなかれ”とかいう言葉が書＝丑二型第7部長理博吉田　進いてあったそうだが，侮日そこへ山入りする学老や学生に対して突に遮切な警告であったといえよう。　ところで，これぽ最近筆者がある民間会社の研究所の研究員から聞いた話である。そこは会杜の研究所だから現場から出てくる砥々の問魍を第一に取上げて解決しようとしているのはいうまでもない。しかし研究所という以上は新しい開発的な研究も重要なテーマである。1’川固なのはこの砥のテーマの選び方だ。不思滋なことにはこれがすべて所外から来たものに隈られているのだそうである。たとえば，外国で棚当研究さ・れていて有望らしいlu脳とか，どこかの大学の先生が研究していてある程度めどがついたので持ち込んで来た問魑などが検討されてテーマになるというのである。それではその孤1＝究所白身の研究員の卿こ浮んだ創意はどうなるのだろうと聞いたら，そういったものは始めから無いか，またはあっても決して会杜の研究テーマにはならないのだとい㌔もし万一ある研究員が自分の創意を会杜に取り上げさせようと恩えば，彼はその研究の成否に自分の首をかけねぼならないから，そういう危険をおかそうとする者は結局のところいないのだそうである。　むろんこの話は単なる一例にすぎないので，最近のように日本経済の長足の進歩によって統々生れ出てい．る大会杜の研究所は，もっと研究所らしい研究所になっているものと思う。また，筆老は上に述べたような会杜の研究所をたにも決して非難しているわけではない。企茱家が自己の資本の規模と利益の見通しを十分考慮して安全碓実な遣を選ぽうとすると，そのような帰結になるのは当然なことなのかも知れないのであ乱しかし，材披研のような国立の研究所がこのような例とあまり変わりのないものになってしまったら，高い税金を払っている国民に対してはなはだ相済まぬことになると思う。材披研の存在意義はあくまで研究所であることにあるのであって，単なる試験所や研究追試所であることにはな＝いであろうから。　材披研も設立以来いつのまにか5カ年近く維過、した。道具立は大分ととのったように思う。今後は研究員の創恵が山来るだけ■卜分に引き山されるような，また山て来たすぐれた創恵はすくすくと伸ぱされてわが国の産業の発展につながるような環境と躰囲気の育成こそ必要であると，泓う。われわれもこの線に沿って努力したい。鯛熊汰　ふ繍一¢’’　　　　・　　． ＼’I＝…　’・、．プ一’j．“、・1蟹’＾、。＾帆’卓・、’．・・1氷、三　　’．’．　　　一 抄割巾．■、’’“　’’泌轟｝、・’｛・一　」1。、＾v肯bL〆簿・二、§　一｝一’岬…一’：1軸．’一．｛　一〇一　，　1 ．！・’阿 ㌶｝一，1 ㌣棚・1㌔一■一1’｛’ h｝一 ・’　　，冊’＾’一I．．1州　　．甘㌔・翻 鰹 目幽 ｛葦｝　　』’L　．． 蝪’④、、、。崖一、醐、’鰯、．．1＾喘新研究庁舎完成　　…ll・1溶接・粉末冶金関係庁舎・lll　新研究庁舎の完成により，今まで分散されていた溶接・粉末冶金関係実験室が一カ所に集められ今後ますます充実した研究成果が期待されよう。　これを機会に新併究庁舎の概要ならびに特色をご紹介する。梅　要　1．　鉄筋コソクリート造，地上4階建　　　　　延　約1，780m2（約540坪）　　　鉄骨平家建　　　　　　約　850m2（約260坪）　2。　総工費　約90，O00千円　3。実験室の数　　　鉄筋コソクリート4階建　　　　　大部屋（4X約8m）28室　　　　小部屋（4X約6m）17室　　　鉄骨平家礎　　ユ2X約69n1　4。　床の積菰荷重　　　2β皆一700kg　　3艀皆一500kg　　4芦皆一350kg　5・　各階の実験室の配置は次頁の逝り特　　色RC4階建　1・　肥気配線は水平主配管垂直分岐方式を採用　2．　各室4mスバソとして標準化し，特定の壁　　　以外は可動問仕切を用い，大都屋として使　　　用出来るように考慮した。　3。　窓枠はアルミサッシュを使ηし，それに沿　　　って原則的にカウソターを取付け，その下　　　にべ一スポードヒーターを収めた。　4．　各窒の床に配線配管ピットを設け，仕上材　　　としてアスタイルを用いた。　5．　1階にはアーケードを設け，駐車場その他　　　に禾I1用できるように考慮した。　6．　高周波の発生する部屋にはシールドを行な　　　い，他に及ぼす彫響を防いだ。鉄骨平家建　1．　圧搾空気設倣一式を設けた。　2．　溶接時のガス排気のためのフレキシブル集　　　座装置を設けた。　3．　天井走行クレーソを問仕切の一部に利用出　　　来るように考慮した。以　’’一、“へ舳　　　　　　“＾　　　　　　　　曽鰯樽、・’鰯・一・瀦簸鰯1簑灘鰯．：・・　　　、込　　　顯欄生　靱‘　　　　　ぎ岬”　　　　　　　　　　　　　旦　　一。　・’　　　　　」’I」’蟻．瓢蓬薦’瀞鱗1驚・　　　ぺ㌧’祢　一イニ　　　　　　　t一　　　　　微河：　。バ鑑≡＼　1：：　’’’1．，・　　：1糞り一．」土’’・｝’漸1声、べ峨ふ；独灘隻、、護の平而図「γγ岬叩＾呂「1　ド　　　　　　　　　…1　　　切1in霊　　ノ㌧　　フー鉋　平1榊一・一一d泌！；＃＿高、r舳t　　旦亡；茗o］J’写真説明　④薪研究庁禽の外観　⑧爽験塞の内部　◎フンキシブル災脇搬　⑪鉄徽平家雄の内部∵□1二一ユ・…且葦　爽商　主椛　　　　1箔　　　　1体　　　　咀潔1　　　　1崖　　　　呈璽　　　　r1　　　舳〕．ロ　　　　ー　　　　吉弓　　　r一■　案C1誰詞　　一　　　I　　し。科　鮫　T1偏　　　一　労　　カ　。　箆一；璽二夕一童 案　ろ　う月乗　付　りは　　　　　　　　　　　’L’’’’’’’’］チタン合金の冷問加工　チタンは工業朋純チタソもチタソ合金も冷間加工は比較的困難である。チタソの板材，型材，加工品などが高価になる一困はこの加工性にある。冷1舳11工が困難な理山の一つはチタソの特徴である降伏比がi痢いことにある。それゆえ加工ρ際には降伏比が低く，使用の礫には降伏比が高いことが望ましいことである。　第7部非鉄金属研究室ではチタソにアルミニウム，コパルトを含む三元合金の熱処理と機械的性質の相関性を研究している際に，ある組成の合金では適当な焼入れ温度から焼き入れた場合降伏比が非常に低くなること，および荷重一伸ぴ山線が異常な型を示すことを見山した・図は砥々な温度から焼入れたTi－4％A14％C0合金の荷重一伸　　　　　　　　　　伸　　ひ（｝〕　　　Ti－4％A1－4．％Co合金の焼入温度と　　　荷重’仙ぴ1山級の閉係短　信◇池田長官の来所◇　池田科学披術庁長官は去る1月2！日当所の研究施設ならびに研究状況などを視察された。（右写真の○印は長官，△印は棚本所長）◇研究報告の発行◇　材披研不11丈1報沓第3巻第4・浄（鮒3巻最終1号・）　　84ぺ一ジ・掲椥楡文10筋・12月26日発行　材披研報告鮒2巻第2号（第2巻最終弓一）　　64ぺ一ジ・掲披諭文全訳7臓，抄訳ユ禰・ユ月31日発チテ　　　（通巻第26号）　　’　　　　発行細集発行人　　吉　　村　　　浩印　　刷　　奥村印刷株式会社’　　　　　　東京郁千代日ヨ区酬111［日『0日O一○Jづ（ユ坪w、・　170r　一ト＼、11　■90此i！oU ．．1’柵！竈’EB5σCW0．E｝・50一．一＿一一一一；・一・．＿一一一一一…・、一．． ザo）樹40 ■■■■■■■」■■■■4匡30 ■　　　■　　1　■　　　■　1■■■」u ■　■L■　■」　I20■止■　　　　　　　　■■」止一　　■■■ ■　　■■■■■」■ 11　■　　■　　　■　　　　1　1 ■　　　　　　■　■　　■　　」一lO」　■　」　　一 ■■　■」　　　■■■■■　■ 』　　　　　　　　　　　　　■ ■　　　　　1　　■　■　■　1O　～．4　0　8　1012　14　6i8ピ0？と‘4k6三55しこ～3一傭　　1。一f側び曲線である。図に示すように800，850．Cから焼入れた合金は高い降伏比（約9g劣）を示すが，900，950．1000oCから焼入れた合金は比較的低い降伏比（約55％）を示す。特に900℃から焼入れた合金は低い荷皿で1峰伏した後に加工硬化の少ない部分が続く。同様な現象は950℃から焼入れたTi－6％A1－4％Coにも存在する。この場合1蜂伏比は約40％である。　低い降伏後加工硬化が少ないことは冷問加工が容易であることを示している。この点を調べるために焼入れ状態の合金の冷問圧延を行なった・この結果g00℃から焼入れたTi－4％A1－4％Co合金では割れの発生なしに約25％，950℃から焼人れたTi－6％A1－4％Co合金では約35％冷問圧延’が可能であることが判明した。これらの価は大略工業用純チタソが焼鈍なしに冷問圧延できる程度と同一である。　この問魎を更に発展さすには合金のこれらの挙動の本質をよく理解せねぼならない。900oCから焼入れたTi－4％A1－4％Co合金は顕徴鏡観察でも，X線回折でもβ相とα相の共存組織を示す。この状態に加工を加えるとX線的にはβ相回折線が消失し，顕徴鏡的にはβ相の地にマルテソサイト変態の線が現われる。それゆえ低い降伏後の少ない力□エ硬化は，変形がβ相のマルテソサイト化によって進むことを示しているo　以」二述べたようにある砥のチタソ合金では変形の際マルテソサイトを形成して容易に加工でき’るようになる。当研究室ではこの現象の実用化に向って則こ研究中であるo朴へ＾一＾＾州一榊一M　　一’毒’｛’’事1〆1．玄11㍗｝，・’・　、…一・．廿　　峯 呈 ．1．’’甘壬｛・・パ1；■1・ ≡＝讐’・二信1葛∵炉・，．1、・一’」 幸1一 ≡硝’婁彬｛一’。．J’’十1。。■、 ’’紬’ 閉r1鰯． 肥一｛▲畷■＾所　科学技術庁金属材料技術研究所　　　　　　　東京郁目黒区中目黒2丁圓300番地　　　　　　　　　冗語目黒（712）3！81（代表）