Norimasa Sasabe
;
Yuta Ishii
;
Yuichi Yamasaki
説明:
(abstract)本研究では、三方晶場をもつコリニア反強磁性体におけるX線磁気円二色性(XMCD)の微視的起源とスペクトル特性を、α-MnTeを代表例として理論的に解析した。このような系は全磁化がゼロであるにもかかわらず、四極子的なスピン分布に由来する異方的磁気双極子演算子 Tz によりXMCD信号が生じ得ることを示した。完全な多極子基底を構築し、三方晶歪み下での対称性条件を解析することで、有限のXMCD応答を可能にする特定のスピンおよび軌道配置を特定した。さらに、スピン軌道相互作用およびクーロン相互作用を含む一電子および多電子モデルを用いて、さまざまなdn電子配置に対するXMCDスペクトルを計算した。本研究の結果は、オルターマグネットにおけるXMCDの理論的基準を提供し、軌道対称性と磁気異方性が観測可能な二色性効果の発現に重要な役割を果たすことを明らかにした。
権利情報:
キーワード: X線吸収スペクトル, 磁性体, 多極子, X線磁気円二色性(XMCD)
刊行年月日: 2025-12-01
出版者: American Physical Society (APS)
掲載誌:
研究助成金:
原稿種別: 著者最終稿 (Accepted manuscript)
MDR DOI: https://doi.org/10.48505/nims.5954
公開URL: https://doi.org/10.1103/hchg-7bq9
関連資料:
その他の識別子:
連絡先:
更新時刻: 2025-12-04 08:30:04 +0900
MDRでの公開時刻: 2025-12-04 08:22:28 +0900
| ファイル名 | サイズ | |||
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| ファイル名 |
XMCD_in_Altermagnets_with_Trigonal_Crystal_Field (1).pdf
(サムネイル)
application/pdf |
サイズ | 10.1MB | 詳細 |