小山 元道
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清水 一行
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李 志遠
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古賀 紀光
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西川 嗣彬
(National Institute for Materials Science)
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森川 龍哉
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不動寺 浩
(National Institute for Materials Science)
Description:
(abstract)本論文では、金属材料の塑性破壊メカニズムの解明に向けた微視的ひずみマッピングの最近の要求と発展について概説する。 最も堅実なひずみマッピング法である微小格子法が開発された後、様々な要求を持つひずみマッピング法が提案されている。 例えば、ひずみ精度、空間分解能、時間分解能、視野範囲、ひずみ限界などの要求を満たすために、デジタル画像相関(DIC)法、サンプリングモアレ法、フォトニックオパール結晶膜などが開発・改良されてきた。 さらに、「割れる前のひび割れ発生部位がわからない」、「応力駆動型のひび割れが平面ひずみ条件(試験片内部)で発生する」、「場合によっては割れた試料しか入手できない」といった状況において、ひび割れの真の起源を理解するために、退行ひずみマッピング、3次元ひずみマッピング、死後ひずみマッピングの必要性が高まっている。 これらの要求に対して、レプリカを用いたDIC法、CTを用いたひずみマッピング法、方位に基づくひずみ解析法などが開発されている。 本論文では、我々の最近の研究成果に基づいて、金属におけるひずみマッピングの最新技術を簡単に紹介する。
Rights:
Keyword: ミクロひずみ解析法, デジタル画像相関 , マルチスケール解析, モアレ縞ひずみ解析, 構造色ひずみ可視化, 3次元ひずみ解析法, 全視野ひずみ解析
Date published: 2024-11-01
Publisher: Japan Institute of Metals
Journal:
Funding:
Manuscript type: Publisher's version (Version of record)
MDR DOI:
First published URL: https://doi.org/10.2320/jinstmet.j202408
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Other identifier(s):
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Updated at: 2025-01-10 16:30:59 +0900
Published on MDR: 2025-01-10 16:30:59 +0900
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88_J202408.pdf
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