口頭発表 1180MPaリサイクル鋼板のレーザ溶接継手の疲労破面解析

長島 伸夫 SAMURAI ORCID (構造材料研究センター/材料評価分野/極低温疲労グループ, 物質・材料研究機構) ; 早川 正夫 SAMURAI ORCID (構造材料研究センター/材料評価分野/極低温疲労グループ, 物質・材料研究機構) ; 中西 宜文 (東京製鐵(株)) ; 岩崎 勝 (東京製鐵(株)) ; 林 和幸 (東京製鐵(株)) ; 中西 榮三郎 (東京製鐵(株))

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引用
長島 伸夫, 早川 正夫, 中西 宜文, 岩崎 勝, 林 和幸, 中西 榮三郎. 1180MPaリサイクル鋼板のレーザ溶接継手の疲労破面解析. https://doi.org/10.48505/nims.5155

代替タイトル: Fatigue fracture surface analysis of laser welded joints in 1180MPa class recycled steel

説明:

(abstract)

1180MPa級リサイクル鋼板の突き合わせレーザ溶接継手の疲労破面を解析し,破壊メカニズムを解明した結果,以下のことが明らかになった.
●母材(酸洗まま)の10^7回未破断応力は,応力比R=-1は軸負荷,曲げ負荷ともに450MPaであった.また,曲げ疲労試験のR=0の10^7回未破断応力は370MPaであり,疲労限度線図において修正Goodman線と重なったことから,本供試材の酸洗材の疲労強度も疲労限度線図で評価できる.
●突き合わせレーザ溶接継手のR=-1の疲労強度は低寿命では軸負荷,曲げ負荷で一致するが,長寿命域ではばらつきが大きくなった.
 上記に関する破面解析の結果、(1)曲げ負荷の疲労破壊破面では,き裂はレーザ入力裏側の約100μmの欠陥を起点として伝ぱし,継手表面に相当する最表面近傍で合体していた.疲労強度のばらつきが小さい要因は,レーザ入力裏側に存在する深さ100μmの比較的大きな欠陥が疲労起点となるため,き裂発生寿命が短く,疲労き裂進展寿命が支配的であることによる.一方,(2)レーザー入力側が最大応力面となる曲げ疲労では,欠陥がほとんど無いため表面起点型の疲労破壊様相を呈し,疲労寿命が長くなった.

権利情報:

キーワード: 1180MPa級鋼板, スクラップ鋼板, 疲労破面, 表面起点, レーザー溶接, 疲労強度, 溶接欠陥

会議: 第18回フラクトグラフィシンポジウム (2024-10-10)

研究助成金:

原稿種別: 著者最終稿 (Accepted manuscript)

MDR DOI: https://doi.org/10.48505/nims.5155

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更新時刻: 2024-12-16 16:30:37 +0900

MDRでの公開時刻: 2024-12-16 16:30:37 +0900

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ファイル名 長島、早川ら:「1180MPaリサイクル鋼板のレーザ溶接継手の疲労破面解析」.pdf (サムネイル)
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