書籍 穿孔閉鎖能と癒着防止能を有する創傷被覆粒子の開発

伊藤 椎真 SAMURAI ORCID (高分子・バイオ材料研究センター/バイオ材料分野/バイオポリマーグループ, 物質・材料研究機構ROR) ; 西口 昭広 SAMURAI ORCID (高分子・バイオ材料研究センター/バイオ材料分野/バイオポリマーグループ, 物質・材料研究機構ROR) ; 田口 哲志 SAMURAI ORCID (高分子・バイオ材料研究センター/バイオ材料分野/バイオポリマーグループ, 物質・材料研究機構ROR)

コレクション

引用
伊藤 椎真, 西口 昭広, 田口 哲志. 穿孔閉鎖能と癒着防止能を有する創傷被覆粒子の開発. https://doi.org/10.48505/nims.4483
SAMURAI

説明:

(abstract)

創傷被覆材は,生体組織表面の創部(切り傷,擦り傷,熱傷など)を覆う材料のことであり,創部を物理的なバリアで覆うことにより,外部からの物理的な刺激やウイルス・細菌による感染リスクから保護する役割を担っている。外科手術後には創部の止血,保護,癒着防止を目的とした創傷被覆材が用いられ,消化器内視鏡による処置後には,創部を材料により被覆することで消化液や体液による刺激から保護することができる。一方,生体内の臓器(心臓・肺・肝臓・消化管など)表面および管腔内は常に湿潤環境にある。特に,消化管内には水分を多く含んだ内容物が対流し,消化管内粘膜表面は高度に湿潤した状態にある。そのため,皮膚に適用する創傷被覆材は使用できず,湿潤環境における生体組織への接着性や水環境での接着安定性を被覆材に付与する必要がある。また,生体内に適用後の創傷被覆材は創傷の治癒に伴って分解・吸収されることが望ましい。さらに,腹腔鏡あるいは消化器内視鏡等を用いる低侵襲手術・処置においては対象部位の空間的に限られた環境において材料を創部まで効率良く送達する特性も求められる。本稿では,消化器組織の内科的処置における創部被覆・穿孔閉鎖,外科的手術後における癒着防止に貢献する疎水化タラゼラチン粒子についてこれまで得られた成果を紹介する。

権利情報:

キーワード: 疎水化タラゼラチン粒子, 軟組織接着, 疎水性相互作用, 穿孔閉鎖, 癒着防止

刊行年月日: 2024-03-29

出版者: 株式会社技術情報協会

掲載誌:

  • 生体吸収性外科材料の使い方と新しい材料の有用性

研究助成金:

原稿種別: 著者最終稿 (Accepted manuscript)

MDR DOI: https://doi.org/10.48505/nims.4483

公開URL: https://www.gijutu.co.jp/doc/b_2239.htm

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連絡先:

更新時刻: 2024-05-01 08:30:17 +0900

MDRでの公開時刻: 2024-05-01 08:30:17 +0900

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ファイル名 情報技術協会_draft_伊藤_R.1.doc (サムネイル)
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サイズ 2.18MB 詳細