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レーザービーム粉末床溶融法により作製したTi-6Al-4Nb-4Zrのクリープ挙動

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600℃以上の耐酸化性を向上させため、near-α合金にNbとZrを添加して開発したTi-6Al-4Nb-4Zr (wt%) 合金を、レーザービームを用いた粉末床溶融結合法(PBF-LB)で造形した。熱処理によるPBF-LB試料の組織変化を、β+α相での熱処理時間、冷却速度、β相での熱処理について調べた。等軸α相は溶融池境界に沿って熱処理中に形成された。高い体積分率のα相やβ相中の高いNb含有率は、急冷(空冷)に比べて徐冷(炉冷)で得られた。熱処理によりβ相領域では、溶融池境界に大きさが100μmのβ/αラメラ構造が形成され、境界に沿って等軸α相は形成されなかった。600℃、137MPaでのクリープ寿命は、空冷試料と炉冷試料で同程度であったが、炉冷試料の方がわずかに遅い変形が得られた。β相領域で熱処理した試料のクリープ寿命は、等軸α相が存在しないために劇的に延長した。クリープ変形の主な変形機構は粒界すべりであった。小さな等軸α相は粒界すべりを加速した。

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  • 01/09/2024
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