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三次元積層造形法により作製した改良9Cr-1Mo鋼のクリープ特性

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近年注目されている三次元積層造形法により作製した材料を高温・高圧部材に適用するためには,そのクリープ特性評価が必要である。高効率火力発電プラントのボイラ配管等で広く用いられている改良9Cr-1Mo鋼をレーザー粉末床溶融結合法(LPBF)により作製し,クリープ試験を実施した結果,LPBFにより作製した改良9Cr-1Mo鋼は通常製法材よりも優れたクリープ強度を有していた。クリープ破断材の組織観察を行い,LPBF特有の超急冷によって得られたδフェライト相がクリープ強度に寄与していることを明らかにした。

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  • 01/12/2024
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