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原子間力顕微鏡によるNb(110)の酸化表面構造解析
MDR Open Deposited
Nbは元素材料の中で最も高い超伝導転移温度を持つため、超伝導接合の現実的な選択肢となる。しかし、その表面には自己組織化した酸化物構造が存在するため、明確な界面を形成することができない。酸化物構造が明らかになれば、この酸化表面を界面として使用することができる。原子間力顕微鏡は、走査プローブの電荷状態によってイオン結晶中の異なる元素を区別することができる。われわれはこの方法をNb(110)の酸化物表面の構造解析に適用し、Nb原子とO原子を独立に、また同時に観察した。密度汎関数理論に基づいて構造モデルを構築した。さらに、状態密度とベーダー電荷を解析した。
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- 10/08/2024
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- ©日本表面真空学会
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