昨今の情報技術全盛の時代にあって、多くの研究者は日々の活動を記録するのに、今だ紙ベースのノートを使っている。このスタイルの記録方法は、実験データとそれに付随した情報が、ハードディスクと紙とに別々に記録されるという状況を生み出す。この様なデータの分離状態は、実験活動の高効率化...

ファイバヒューズ損傷の先頭部分の光学顕微鏡写真を収集し、周期的空孔生成機 構を考察した。最初の大きな空孔の先頭と、最初の規則的空孔の先頭との距離が 増加する順番に、多数の試料から収集した写真を並べ替えた。その結果、最初の 大きな空孔がその尻尾を切り離し、それが収縮して規則的...

単一モードシリカガラスファイバ内を伝搬する光学的放電を観察し、生成した損傷の先頭部分を検討した。1.48 umのレーザー光を1.1 Wから9.0 Wまで変化させた場合の強度依存性を調べた。尻尾を持つ空隙内に存在する光学的放電が周期的空孔を残すことがわかった。この尻尾は光学的...

シリカガラス製単一モード光ファイバにおけるファイバフューズ発生の瞬間の超高速写真撮影に成功した。安定な伝搬モードに移行する直前に、空孔生成を伴わない過渡的な伝搬モードが存在する。

USBメモリやノートパソコンを紛失して世間にお詫びをしなければならない事態を招くくらいなら、最初からファイルをネットワーク経由で運べば良い。筆者が7年前から運用している、職場や自宅のパソコンのハードディスクを同期させる仕組みについて紹介する。どのパソコンを開いても同じファイ...

ファイバヒューズの点火と自然停止のその場観察を、波長1480 nmの光を注入し た単一モードシリカガラス光ファイバに対して行なった。空孔が残されない区間 の生成に関して、対応する損傷区間の検討と既知の周期的空孔生成との比較に基 づいて議論した。伝搬限界ぎりぎりの強度の光を注...